OneOdio MONITOR 60レビュー:9,000円でお釣り!?ハイレゾ対応なのに格安のモニターヘッドホンはセットも豪華!
OneOdioさんから、OneOdio MONITOR 60を頂きました。実勢価格8,999円*と格安でありながら、ハイレゾ対応のモニターヘッドホンです。
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OneOdio MONITOR 60のスペック
周波数帯域 | 20-40kHz |
---|---|
インピーダンス | 38Ω |
感度 | 110dB±3dB |
最大入力 | 1600mW |
ドライバー | 50mm |
遮音フィルム | PET(ポリエチレンテレフタラート) |
ヘッドホンジャック | ステレオミニプラグ(φ3.5mm)、標準プラグ(φ6.3mm) |
メーカー型番 | Monitor 60 |
サイズ | 約200 × 105 × 205 mm |
重量 | 約320g |
カラー | ブラック |
パッケージ、内容品など
パッケージが思ったより大きくてびっくりしました。箱にはHi-Res Audioの金色のロゴがあり、割と高級感があります。
箱を開けると「The power of music!」と筆っぽいフォントで強そうに書かれています。
内容品一覧です。ヘッドホン本体、6.35mm-3.5mmカールコード(1.5m~3m)、取扱説明書、3.5mmマイク付きケーブル(1.2m)、3.5mmオーディオケーブル(3m)、キャリーポーチが入っています。付属品がかなり豪華ですね。
取扱説明書には日本語もあります。
ヘッドホン本体、装着、使用
ヘッドホン本体です。ハウジングの裏側(?)に大きくR/Lと書かれています(当然装着すれば見えません)。ヘッドバンドの頂点には、「OneOdio」と窪みで字が表現されています。
本製品はオーバーイヤー型で密閉型のヘッドホン。コネクタージャックはステレオミニプラグ(φ3.5mm)、標準プラグ(φ6.3mm)の2つあります。
3.5mmのほうは、差し込み口に凹凸があるので、他社のケーブルにリケーブルすることはできません。
…お分かりかと思いますが、それぞれ別の機器に接続して同時に音を再生すると、どちらの音も聞こえます。付属のケーブルに3mと長いものもあるので、片方では音楽(BGM)を流し、もう片方ではギターなど、自分の演奏する楽器を接続すれば、曲の練習の時などに良いかもしれませんね(素人なので見当外れのことでしたらすみません)。
ハウジングは180°回転し、90°のひねりも可能です。折り畳むような形で収納できます。
音質
試聴はNW-A30(Walkman)と、Galaxy Tab S7/Redmi K40にAppleのUSB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを接続した環境で行いました。Redmi K40はハイレゾに対応しています。曲は、ハイレゾ曲を中心に、Amazon Music Unlimited HDのULTRA HD曲なども試聴しました。
モニターヘッドホンということもあり、なるほど全体的にフラットに鳴らしてくれます。初めてモニターヘッドホンというものを使ったので他社との比較はできないのですが、こういう聴こえ方をするのだな〜と興味深かったです。
定位感も良好で、音の方向がしっかり分かりました。
Redmi K40に接続して聴いているときに、「格安とはいえハイレゾ対応なヘッドホンなのに、解像感低いな?」と思ったのですが、NW-A30に変えると改善しました。音源の質や、再生機器の機能・設計まで音に反映できるほどの能力を備えることの証だと思います。
実際の曲で評価
ORESAMAの「Trip Trip Trip」(4652kbps VBR, 96kHz, 24bit)では、高音がきらびやかで解像度の高さを遺憾なく発揮していました。低音があまり強くないので、ボーカルが埋もれがちになる楽曲ですが、ボーカルもちゃんと聴こえました。
UNISON SQUARE GARDENの「君の瞳に恋してない」(1641kbps, VBR, 44.1kHz, 24bit)では、どの帯域も同程度鳴らしてくれるので(モニターヘッドホンとしては正解)、音楽としてはあまり面白くない感じになってしまいました。この楽曲はそれが特に顕著なような気がします。
チーム”ハナヤマタ”の「花ハ踊レヤいろはにほ」(2323kbps VBR,48kHz,24bit)では、他の曲よりボーカルが主体となって聴こえてきました。もちろん楽器類も十分聴こえてきますし、やはりモニターヘッドホンなのでどこもバランスよく聴かせてくれるのですが…
ただ、2番以降の「踊レヤ いまこんなに嬉しくて〜」辺りで、シンバルのキレが悪い感じだったのはマイナスですね…
曲のほうが悪いのかもしれません。
まとめ:趣味程度ならこれで十分かも?
OneOdio MONITOR 60は、最初から3本のケーブルが付属するので余計な出費が必要なく、最初の取っ掛かりとして合うモニターヘッドホンです。また、マイク付きのケーブルもあるので、DTMなどのMIXだけでなく、ビデオ通話などでの普段遣いもできます。
9,000円ポッキリで買えるモニターヘッドホンは、趣味でやる程度なら十分なのではないでしょうか。
2021年11月26日から12月2日のAmazonブラックフライデーにてプライム限定価格6,980円、さらに350円引きクーポンがあるので6,630円で購入できます。
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