パスワード管理アプリ、一番人気はBitwarden!だけどシステムやブラウザの標準を使ってる人も多い

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OREFOLDERでは2021年3月にパスワード管理アプリに関するアンケートを実施しました。内容は単純で、現在使用しているパスァード管理アプリと、それを選んだ理由(気に入ってる機能)を聞いたものです。

アンケートの募集期間は3月11日から3月20日の10日間。合計102名の方に答えていただきました。今回はその結果を発表します。

パスワード管理アプリとして多いのはBitwarden、Keepass、1Password

使用してるパスワード管理アプリを聞いたところ、最も多かったのは特定のアプリを使わずシステムやブラウザに標準で搭載されてる機能を使っていると答えた人で102人中23人(22.5%)でした。

アプリとしてはBitwardenが20人(19.6%)、Keepassが16人(15.7%)、1Passwordが14人(13.7%)と続きます。

なお、Keepassは1つのアプリではなく、それを使ったいくつかのアプリが出ており、このアンケートではそれらを1つにまとめてます。

詳しい結果は以下の通り。

ブラウザまたはシステム標準 23人 22.5%
Bitwarden 20人 19.6%
Keepass 16人 15.7%
1Password 14人 13.7%
SafeInCloud 5人 4.9%
LastPass 4人 3.9%
SIS-パス管理 4人 3.9%
Enpass 3人 2.9%
ノートン パスワード マネージャー 2人 2.0%
Dashlane 1人 1.0%
Firefox LockWise 1人 1.0%
GoogleKeep 1人 1.0%
Microsoft Authenticater 1人 1.0%
OI safe(OI金庫) 1人 1.0%
PManager 1人 1.0%
Roboform 1人 1.0%
パスワードマネージャー(トレンドマイクロ) 1人 1.0%
ロボフォーム 1人 1.0%
TrueKey 1人 1.0%
くまぐす 1人 1.0%

そのパスワード管理アプリを使ってる理由

使ってるパスワード管理アプリを答えてもらうのと同時に、そのアプリを選んだ理由、気に入ってる機能についても答えていただきました。(自由回答)

たくさんあるパスワード管理アプリでどれを選べばいいのか、参考になるのではないでしょうか。

Bitwarden

Google playBitwarden パスワードマネージャー
Bitwarden パスワードマネージャー
制作: Bitwarden Inc.
価格: 無料

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  • オープンソースで透明性があり、日本語翻訳に参加できるので妙な翻訳になることもない
  • オンプレミス運用ができるから。
  • 無料でも家族でアイテムを共有したり、利用可能な端末数の制限がなかったこと
  • なんと言っても、
    ・ デバイス数に制限なし
    ・ 登録数上限なし
    ・ ブラウザの自動入力拡張
    ・ 乱数自動作成
    ・ 流出チェック
    ・ Chromeの拡張上のログイン情報(LINEの拡張)まで見つけてくれること
    あたりですかね!(^^♪”
  • オープンソースであること。先日デスクトップ版で生体認証に対応したのでさらに便利になったことも気に入っています。
  • 無料で複数のブラウザやデバイスと同期ができる点が選んだ理由です。
    また、オープンソースのため安心感があるのも理由の一つです。
    開発関係について詳しくないのであくまでも安心「感」です。
  • 基本無料・オープンソース・多くの環境で使える・UIが優れている
  • 個人的にはかなり使いやすいと思う。また、TOTPの管理も一元化できるので、よいと思った。
  • ブラウザやスマートフォンとの連携が良い。

Keepass

Google playKeePassDX
KeePassDX
制作: Kunzisoft
価格: 無料

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Google playKeepass2Android Password Safe
Keepass2Android Password Safe
制作: Philipp Crocoll (Croco Apps)
価格: 無料

ダウンロード

  • スマホでもPCでも閲覧編集できる点。(ファイルベースなので同期させる必要はあり)
  • OSSである。DBをローカルに持てる。またDBをクラウドに置いて複数端末で共有もできる。PC、Androidに対応している。いざ使いたい時に使えないのは困るのでクラウドオンリーのサービスは怖い。商用サービスだと体力の無いメーカーの場合、事業撤退などによりいきなりサービスが停止される恐れもあるので怖い。
  • 複数OS間にまたがって利用可能なこと、オープンソースがベースであること
  • ローカルで使える。キーファイルも使える。
  • ・パスワード管理アプリを使い始めたのが10年近く前で、その時はあまり良いと思えるクラウドサービスがなかったため。
    ・それから他サービスに移行するのが面倒なため。
    ・暗号化されたデータベースファイルをユーザーの好きな方法で同期できるので、どんな環境でも使うことができる。私物のPCやスマホではGoogleドライブで同期、会社のPCには自宅のNASからSFTPで同期、会社のスマホはブラウザでDriveからダウンロードして使える。
    ・クラウドサービスに依存しないスタンドアローンなツールでDBファイル仕様も公開されているので、有料化やサービス終了などの心配がない。
  • 対応システムの種類と汎用性、クラウドを使用して複数デバイスでの使用
  • OSSであること、ファイル保存先の自由度が高いこと、Linuxでも扱いやすいこと
  • PCだとショートカットキーで自動入力できるところ。一応スマホでも自動入力はできるのでスマホでも利用している。
  • AndroidのKeePassアプリは複数ありますが、その中からKeePassDXを使っています。インターネット権限がなく、またデザインが良いことが決め手です。完全無料なことが申し訳なくなるくらい、開発者はユーザーとの交流に熱心で、新機能の開発も精力的に行われています (寄付版はありますがそれでも他と比べて安いなと思ったり)。
  • ・無料
    ・Windows版とデータベースが同期できる
    ・パスワード生成機能が便利
  • KeePass 互換で、Windows上で使用している KeeWeb とキーファイルを共用できる。open source である。

1Password

Google play1Password – パスワード保管庫
1Password – パスワード保管庫
制作: AgileBits
価格: 無料

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  • 2要素認証をクラウドに保管してどの端末からも見られる点
  • 10年以上使っていて特に不満もないため
  • 事あるごとの無料アプリの制限追加に嫌気がさしたため、気になっていた1passwordに乗り換えました
  • 対応プラットフォームの多さ
  • 他の端末やOSと共有できる上オフラインでの保存もされているから
  • 老舗の安心感、対応プラットフォームの広さ、使いやすさ、いろいろ管理できる
  • 一番有名だから。また、使い始めた当時は無料のパスワードマネージャーは怖いという信仰を持っていたから。

SafeInCloud

Google playパスワード マネージャー SafeInCloud
パスワード マネージャー SafeInCloud
制作: SafeInCloud
価格: 無料

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  • PCとスマホ両方で使える、指紋認証対応、自動入力対応、ブラウザ(Firefox)アドオン有り、データバックアップがクラウド対応あたりでしょうか。正直、無料だか割引だかのセールのときに導入してそのまま使い続けているというのが大きいです。
  • シンプルで使いやすい
  • PC版が無料、スマホ版が買い切りだったため

LastPass

Google playLastPass Password Manager
LastPass Password Manager
制作: LogMeIn, Inc.
価格: 無料

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  • 10年近く前から使っているが、当初はあまり選択肢がなく、その中でもセキュリティ的に安心できそうかつ無料で使えたため使っていた。
    今は有料会員として利用している
    単なるパスワードだけで無く、ライセンスキーやその他の情報(添付ファイル形式も可能)など、全て一元管理ができる点が便利。
  • 無料で十分な機能が使えて、複数端末で利用可能だったからです。

SIS-パス管理

Google playパスワード管理アプリ SIS-パス管理(指紋認証やマッシュルームに対応)機種変更もカンタン安全
パスワード管理アプリ SIS-パス管理(指紋認証やマッシュルームに対応)機種変更もカンタン安全
制作: SISYOU.KUM Security JAPAN
価格: 無料

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  • わかりやすい。アイコンもあって見やすい。通知領域からすぐに出せる。
  • データの自動バックアップが可能(有料版)、カテゴリ分けや並べ替えが出来て一覧表示が見易い、マッシュルーム連携、一番助かるのは登録データをパソコンでも編集できることです。
  • まず、日本製である事が一番でした。
    そして不具合修正などの対応がとても早い事、丁寧に対応してくださるところが気に入っています。マッシュルームから呼び出せますし、ロックは指紋とコードとどちらでも開くのが便利です。また、アイコン設定が出来ますので、どこのサイトのパスワードだったかも一目瞭然なのも気に入っています。

Enpass

Google playEnpass password manager
Enpass password manager
制作: Enpass Technologies Inc
価格: 無料

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  • 買い切りタイプ(購入時)、ブラウザ拡張、クロスプラットフォーム
  • 同期用のサーバーは持たず、ローカルストレージにデータを置いたり、GoogleやDropboxなどと連携して同期させられることが特徴。
    別々のアカウントに置いた複数のvalutを一度に扱えるので、個人用・仕事用といった使い分けがしやすい。
    今はPro版がサブスクリプションモデルになってしまったが、むかし買い切りの有料版を買ったので永年無料でPro版を使っています
    が、Mac版の出来があまりよくないので、他のに変えたい。
    Enpassってぜんぜんメジャーじゃないんですね!
  • 機能が豊富

ノートン パスワード マネージャー

Google playノートン パスワード マネージャー
ノートン パスワード マネージャー
制作: NortonMobile
価格: 無料

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  • 最初からスマホに入っていた
  • 銀行のアプリがノートン指定で、それからずっと利用しています

Firefox LockWise

Google playFirefox Lockwise
Firefox Lockwise
制作: Mozilla
価格: 無料

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  • メインブラウザがFirefoxこととFirefoxのファンだから。

Microsoft Authenticater

Google playMicrosoft Authenticator
Microsoft Authenticator
制作: Microsoft Corporation
価格: 無料

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  • なんとなくMicrosoft製で信頼できるから。パスワードマネージャーとしての機能はメインではなく、Microsoftアカウントに安全にログインするためのものだそうだが、もっぱらパスワードマネージャーとして使っている。

OI safe(日本名ではOI金庫)

Google playOI Safe
OI Safe
制作: OpenIntents
価格: 無料

ダウンロード

  • 無料で広告なし。バックグラウンドでも通信せず、バックアップ、インポート・エクスポートを備えるので安心して使っています

ブラウザまたはシステムのパスワードマネージャー

  • スマホだけでなく、パソコンのChromeや、Chromebookとも同期できるから。
  • Chrome→Firefox→Chrome→Vivaldi、Android標準も併用しながら、手軽かつ簡素に実装している(入力ショートカットが一番大きい)
  • VivaldiはChrome標準でのパスワード管理と別で管理されているのでまだマシだから。
  • Googleのパスワードマネージャーは操作をしなくてもサイトにアクセスした瞬間に入力されるAndroidであればブラウザ以外のアプリでも使える
  • Chromeのパスワード管理機能を利用することにより、AndroidやiOSのChrome以外のアプリでもパスワードを自動入力できるから。
  • デバイスに関わらずChrome使いだから。拡張機能不要なのが良いです。
  • Googleアカウントにログインするだけでどの端末でもかんたんに使える
  • どれを使えばいいかわからない。また、面倒くさくてブラウザやシステムに任せっきりになってる。
  • 現状特に不便はないため、パスワード管理アプリを使うという考えが出たことがなかった
  • googleアカウントで管理してくれるので他の会社より信用できるし、Androidで自動入力してくれるなど使い勝手が良いから。
  • googleおよびchromeのものを使用。Android,パソコンでのChrome使用なので、実質インストール不要、あらゆる環境でつかえるため。
  • Chromeは特にパスワード生成など、機能強化もしている
  • サポート終了ということもないと思うので、とりあえずブラウザ標準機能を使っています。
  • お金を掛けたくないから

まとめ

今回は少し回答数が少なかったのですが、それでも参考になったのではないでしょうか。あまり興味ないとどんなアプリがあるのかもわからないですよね。

個人的には、複数のパスワード管理アプリを使い比べたわけではないので違いまではそうわからないのですが、システムやブラウザ標準のものよりは便利だと思ってます。それはシステムやブラウザに縛られずに使えるということです。

ブラウザの機能だとウェブサイト以外では使えませんし、システム標準のものも基本的にはそのシステムの中のアプリなどのためのものです。管理アプリではそれ以外にも免許証の番号だとか、家のセキュリティの番号だとかも記録できます。(以前鍵と暗証番号が必要なアパートに住んでいたことがあり、暗証番号をど忘れしたときは焦りました)また、それぞれにメモを付けることができるのも良いですね。

パスワード管理アプリを使ったことのない方も、今回の記事を参考に使ってみるのもいいと思いますよ。

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

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orefolder

OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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