SIMとSDが排他仕様になったスマホでSIM2枚とSDカードをどちらも使えるようにするアダプター

SIMフリースマートフォンを中心に、1台のスマホに2枚のSIMが挿せるデュアルSIMの端末があります。

このデュアルSIM端末は、SIMトレイの2枚目の部分がMicroSDカードと共通になっていることがよくあります。SIMを2枚か、SIM+MicroSDカードか、どちらかを選ぶというタイプです。

そういうSIMトレイのスマートフォンでも、2枚のSIMとMicroSDカードを同時に利用できるようにするアダプターがあったので購入してみました。

私が購入したものは850円でした。意外と安いんですね。

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SIMとSDが排他仕様の端末に

このSIMアダプター(SIMエクステンダー)が使えるのは、上の写真のようにSIMトレイの片方がMicroSDカードとどちらか1つだけを載せられるようになってるタイプのものです。
(また、商品ページにも書いてありますが、Android 8.0以降のGalaxyなど使えない端末も多いようです。購入するならあくまで自己責任で。)

スマホに取り付けてみる

簡易な包装で送られてきたそれの中にはSIMアダプターが2つと両面テープにSIMピンです。説明書的なものは入ってませんし、パッケージにも書かれていません。

まずはSIMスロットのSDと排他仕様になってる部分にアダプタの先を載せます。nano SIMと同じ形になってるので方向等も間違えることはないでしょう。

その上からMicroSDカードを載せます。MicroSDカードの端子は先の方(画面右の方)にあるので、SIMアダプターで覆ってしまうこともありません。

SIMアダプターのもう片方の先にもう1つのSIMカードを挿入します。

この状態のまま、普通にスマホにSIMトレイを差し込みます。

…。

飛び出てる…。けど、これでいいんです。

この状態でスマホの電源を入れて確かめてみると、ちゃんと2枚のSIMとSDカードをどちらも認識してくれました。

デュアルSIM、そしてMicroSDカードも使える、素晴らしい!

ケースを使えば飛び出ても安心

アダプターは柔らかいのでぐにゃぐにゃ曲がります。スマホケースがあれば、ぐるりと回して本体とケースの間に挟み込めば邪魔になりません。SIMカードの分、厚みは増しますけど…。両面テープはこうしてスマホの背面に回して固定するためなのかもしれません。

こう、スマホの中身がチラ見えしてるような、そんなカッコ良さがありませんか?面白いですよね。


今回はJelly 2を使って試してみました。そもそもJelly 2でこれが使えたという情報をTwitterで見かけたので買ってみたのでした。まぁJelly 2はストレージが元々128GBありますし、この小さな端末をMicroSDカードでさらにストレージ拡張する意味がどれほどあるのかはわかりませんが…。

2枚のSIMを使いたい、SDカードも使いたい、でもSIMトレイが排他仕様だ…という人であれば、試してみても面白いかもしれません。まぁ、あまり「普通の使い方」ではないので、あくまで自己責任ですけどね。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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