Palm Phone を購入:開封の儀とファーストインプレッション
クレジットカードサイズの超小型SIMフリースマートフォン「Palm Phone」を購入しました。ミニマムでスマートな見た目は最近の大型スマホに比べ、とても可愛らしく、愛おしいという印象を受けます。
詳しいレビューはまたおいおい書くとして、今回は開封の儀とファーストインプレッションをお送りします。
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開封の儀
Palm Phoneの箱は、コンパクトではあるのですが少し厚みのあるものです。パッと見はEssential Phoneの箱に似ているな、と感じました。(黒くて端末写真が天面にプリントされているというだけ。)
サイドにも端末の写真がプリントされています。
底面。Palm PhoneはFOXが正規代理店として各所で販売しています。FOXはBlackBerry KEY 2も扱っており、こうしたニッチだけどファンの多そうなものを扱ってくれますね。
一番外の包装を取ると
PA
LM
の文字が。
そして端末本体とご対面。保護シートは貼ったままです。ミニマルなスマホですが、ちゃんと余白を設けているのがカッコいいですね。
次の段はマニュアル類が入ってます。
そしてSIMピン。ちゃんと確かめたわけではないですが、通常と同じ太さだと思います。
最下段にはACアダプタとUSBケーブル。
というわけで、内容物はPalm Phone本体のほか、マニュアル類にACアダプタ、USBケーブル、SIMピンです。イヤホンやケースはありません。
こちらはACアダプタ。
セットアップガイドが、これまでにないシャレオツさを放っていました。詳しく書くよりも、感じろ、といった雰囲気。
外観をチェック
Palm Phoneは96.6 × 56.0 × 7.4mmという小型サイズ。指で挟むように持つこともできます。
背面もガラスでピカピカしてます。指紋はたしかに付きますが、普通よりも付きにくくなっているように思えます。このPALMの文字はカッコいいです。
とてもミニマムで、普通のスマホをそのまま縮小したような雰囲気です。
上側面はマイク穴のみ。イヤホンジャックはありません。
下側面にはUSBポート。スピーカーは前面上にあるだけで、ここにはありません。
左側面には何もありません。
右側面に電源ボタンとSIMスロット。通常は個々にありそうな音量ボタンがPalm Phoneにはありません。
SIMスロットはnanoSIMが1枚入るだけです。MicroSDカードには対応していません。
クレカサイズのミニマムスマホ
クレジットカードではありませんが、似た大きさの名刺と並べてみました。長辺はわずかにPalm Phoneが長く、短辺はPalm Phoneが短くなっています。
同じく超小型端末であるUnihertz Atomと並べてみました。大きさ的には似ており、長辺はAtomが、短辺はPalm Phoneが長くなっています。
外枠の大きさはそう変わりませんが、画面の大きさを見るとけっこう違います。3.3インチと2.45インチです。
この2つ、大きさ的には比べられることが多いと思いますが、厚みは全然違います。Atomはかなり分厚く(18mm)、Palm Phoneは通常のスマホと変わりません(7.4mm)。
また、デザインコンセプトもAtomはアウトドアでも使えるタフネススマホであり、Palm Phoneは外に持ち出すのが少し怖いくらいのオシャレ系なので大きく違います。
ファーストインプレッションは良好
理想と現実。いや、私の手が小さいのか…?
実際に使ってみると、意外と3.3インチの画面は使えるな、と感じます。2.45インチのAtomも一緒に触っていたのですが、キーボードなどのうちやすさはけっこう違います。Palm Phoneの画面ならQWERTYでもしっかり打てます(Atom比)。
小型端末はその持ちやすさのために多少分厚くしてあるんだ、と思っていたのですが、この厚さでも意外と持てます。手のひらで遊ばせてる感があって、ちょっと楽しいですね。
日本上陸に際して、ちゃんと日本語化はされているのですが、びみょーーーに引っかかる部分もあります。いや、いいんだけどね。
背面のカメラ部は少し出てます。なので机の上に置いて操作するとガタガタするのですが、そもそもこの端末を机の上に置いて操作することがあるのかな?と思い直しました。今はとりあえず机の上に置くときは背面を上にしてます。
あー、こういう動きのホーム画面なのね。 pic.twitter.com/WekkYlpoa1
— orefolder (@orefolder) 2019年4月22日
独自のホーム画面は小型スクリーンに最適化したものです。事前にでていた画像ではよくわからなかったのですが、縦スクロールできて中央部分でアイコンが最大化されるようになってます。壁紙は変更可能ですが、黒一色のほうが使いやすそうです。
持ち出すのが楽しそうなミニマムスマホ
予想よりも早く手に入ったのでまだ保護フィルムを購入してません。ミヤビックスのものが明日には発売されると言うのでそれを購入予定です。普段はアンチグレアのものを買うのですが、背面もガラスですし高反射なもののほうが似合うかな?とちょっと悩んでます。
軽く触ったところで、やはりネックとなるのはバッテリーだな…と感じていますが、操作自体は楽しいです。若干熱を持ちやすい気もします。ちょっとしたお出かけのときに気軽に連れていきたい、そんな気分になってます。こうやって「買って届いて手に持ってワクワクする」というスマートフォンはいいですね。
今後しばらく使用してみてまた詳しいレビューを書く予定ですので、それもお楽しみに。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。