KLWPを使ったホーム画面で、3スクリーンあったときにそれぞれ違う画像を壁紙として表示させ、スクロールに連動して切り替わるようにします。やり方は簡単なのですが、もっと簡単に設定できるようにサンプルを残しておきます。
やり方としては、以前書いた「KLWPでスクリーンごとに違う画像を表示し、フェードインアウトで切り替える」という記事で書いたとおりでいいのですが、今回はフェードインアウトではなくスクロールさせます。
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サンプルテーマ
3wallpapers-
制作:orefolder価格:無料
サイズ:67KB
ダウンロード
使えるのはKLWPのPro Key購入者のみになりますが、上のリンクからダウンロードできる「3wallpapers.klwp」を端末のKUSTOM→wallpaperフォルダ内に置けば、KLWPからプリセットの読み込みで使うことができるようになります。
まず下準備として、ホームアプリでホーム画面のスクリーン数を3つにし、KLWPの画面数もX=3にセットします。
このテーマは「グループ化(重ねる)」で作られた「左画面」「中央画面」「右画面」の3つで構成されています。「グローバル変数」のタブに移動し、壁紙1・2・3をタップして画像を選択すれば、それぞれの画面の壁紙が変更されます。
中身のちょっとした解説
今回のポイントは「壁紙画像の表示」と「スクロール」です。
壁紙画像の表示
グループ化(重ねる)の中には「図形」が入っています。これは長方形で、幅を$si(rwidth)$、高さを$si(rheight)$に設定していいます。これで画面いっぱいサイズの長方形になります。
そしてFXタブで「テクスチャ」に「ビットマップ」を指定して、表示したい画像を選びます。(サンプルではグローバル変数にして、そっちで切り替えられるようにしています。)
スクロール
次にグループ化(重ねる)の設定でスクロールさせます。これは左・中央・右でそれぞれ値が異なってきます。
左画面の場合は、「位置」タブで「Xオフセット」を-$si(rwidth)$にセット(マイナスがあるのに注意)し、「アニメ」タブで以下のように設定します。
実行 | スクロール連動 |
---|---|
アクション | スクロール |
ルール | 中央 |
中央 | 画面中央 |
速度 | 200 |
中央画面と右画面は「アニメ」タブは左画面と同じものを設定します。「位置」は、中央画面はそのままで、右画面は「Xオフセット」を$si(rwidth)$にセットします。
これでスクロールするようになります。
まとめ
画面ごとに違う画像を背景にする、というのはやり方としてはいろいろあります。とりあえず今回紹介した方法だと「グループ化(重ねる)」を使うので、それごとスクロールします。壁紙だけスクロールではなく、グループ化の中身ごとなので、中にほかのテキストなどを入れれば、それもスクロールします。
この方法が自分の作りたいものに合うかどうかもありますが、1つの方法として参考にしてください。
KLWPの使い方についてはこちらのページにてまとめています。使い方に困ったときなど、こちらのページも参考にしてください。