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GearBestより、Android 7.0で6080mAhの大容量バッテリーを搭載したスマートフォン「OUKITEL K6000 Plus」をレビュー用に提供していただきました。
OUKITELといえばK10000というバッテリー容量10,000mAhの化物スマホがありますが、OUKITEL K6000 Plusはそれよりは控えめで6080mAhです。十分大容量ですけどね。K10000はネタ成分が大きかったのですが、K6000 Plusはそれに比べればかなり使いやすくなっています。
- 6080mAhの大容量バッテリー
- 低価格ながらそこそこ動く
- 指紋認証もそこそこ
- 重い
- カメラには期待できない
- 未だにMicroUSB
外観
スマホ自体の見た目は、まぁどこかで見たことあるような、そんな域を脱していません。無難ですが、カッコ悪いわけではありません。
バッテリーが大容量だからか、厚みは9.8mmと、それなりにあります。まぁ仕方ないことですね。
USBがType-Cではなく従来のMicroUSBなのは残念。
まぁ、全体的に無難なデザインです。攻めるべきはそこではない、という判断なのかもしれません。
戻るキーなどはホームボタンの左右にタッチセンサー式で搭載されています。戻るが右にあり、これは変えることができません。
ホーム画面と通知領域
ロック画面、ホーム画面、通知領域です。
基本的にAndroid 7.0そのままで、へたに手を加えていないのは嬉しいです。
ロック画面については、壁紙を毎回ランダムで変える機能もあり、毎回違う画像を楽しめます。
プリインアプリ
プリインストールアプリも控えめです。上記画像では『ゆゆゆい』『Google Play ゲーム』『Battery Mix』『ATOK』については後から自分で入れたもので、基本的には2画面に十分収まる程度です。
指紋認証
OUKITEL K6000 Pro 指紋認証。 pic.twitter.com/QU5ameSHuZ
— orefolder@1日目せ15b (@orefolder) 2017年6月12日
OUKITEL K6000 Plusの指紋センサーはホームボタンにあります。肝心の精度とスピードですが、まぁ問題ないレベルでしょう。ちゃんと登録すれば適当な角度でも認識してくれますし、速度も、まぁ一呼吸あるかもしれませんが許容範囲です。
その他設定項目
基本的にはAndroid標準。それにMediaTek系の項目(HotKnotなど)が加わっています。
日本語化されていない部分(Android標準にはない部分)としては、各種ジェスチャーのほか、フロートメニューやワンハンドモード、画面端から飛び出す扇形ランチャーなど、主に片手で操作しやすいようにする機能があります。
ただ、大きさと重さが両方揃うと、片手で長時間使うのは現実的ではなくなってきますね。
スペックとベンチマーク
OUKITEL K6000 Proの基本的なスペックは以下の通り。
OS | Android 7.0 |
---|---|
CPU | MTK6750T 1.5GHz Octa Core |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部メモリ | microSDXC (最大256GBまで) |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920 x 1080 (フルHD) |
カメラ | 背面:1600万画素 前面:800万画素 |
バッテリー | 6080mAh |
サイズ | 約157 x 76 x 9.8 mm |
重量 | 約208g |
やはり重量208gというのがなかなか重いです。個人的に10gを超えるとズシリと重さを感じるのですが、それをけっこうオーバーしています。短時間なら良いですが、長時間ゲームなどしていると、とても片手では持っていられません。バッテリー容量と引き換えな部分もありますが、重いです。
ベンチマーク結果は…まぁ値段相応ですね。とは言っても酷いというものではなく、十分使えるレベルです。実際にしばらく使っていましたが、基本的に不便を思うことはありません。(重さはつらいですが)
重たいゲームは知りませんが、私がやるような『オルタナティブガールズ』や『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』といったゲームでは問題ありません。心配になるような重いゲームをプレイする人はこういった機種ではなく、最新ハイエンドを追い求めましょう。
カメラ
カメラについては、さすがこの価格帯、期待はできない程度です。予算で差が付く部分ですし、その部分を別に回している感じですね。
一応、いくつか撮ったものを。
まぁ、加工すればいくらかましにはなるのですが、それも面倒ですよね。できれば一発でそれなりに撮れてほしいところ。
まとめ
中華端末のレビューではよく「ハイエンドには及ばないがこの価格でこのスペックはコスパいい!」なんてよく聞くのですが、最近の日本で発売されている端末を見ると差がなくなってきた感があります。
OUKITEL K6000 Plusも、2万円を切る価格でそれなりに使えます。カメラや重いゲームは別にすれば、普通に使うことできますし、バッテリー容量も6080mAhとかなりあります。今までの中華端末と同じように「この価格でこのスペック!」と言える端末でしょう。ただ、日本でも少しスペックは下がりますが2万円程度で買える端末が増えています。それとの差をどこで見るか、一概に中華端末がお得とは言えなくなって来ている気がします。
それでも、OUKITEL K6000 Plusは6080mAhという大容量バッテリーが特徴です。これに魅力を感じるのであれば十分アリな端末でしょう。すべてを求めてはいけません。しかしそこそこ無難でバッテリーがたくさんあって安心感がある、そういう端末を求めているのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。