KLWPで画像を連続した無限ループさせるアニメーションの方法
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KLWPのアニメーションで、1つの画像が連続してぐるぐるループしているようなものはできないか?というリクエストをいただきました。実はこれは前々から考えてはいたのですが、ようやくうまくいったので解説してみたいと思います。
連続したループ画像とは
今回作成するものは、ちょっと言葉でうまく説明できないのですが、以下の様なものです。
ぐるぐるぐる。 pic.twitter.com/X3g0jmnrYa
— orefolder (@orefolder) 2017年2月23日
普通にアニメーションでスライドさせてループだけ付けると以下のようになります。
あんまりよくない例。 pic.twitter.com/hjC5lrEo7k
— orefolder (@orefolder) 2017年2月23日
これだと1つの画像が右端まで移動して、画面に何もない状態が1度出てしまいます。もっと最初の動画のように、連続したいというわけです。
もっといい方法があるかもしれませんが、とりあえず2つの方法を考えてみました。
同じ画像を3パターンでアニメーションさせる方法
まず、上のこの画像が今回ループさせる画像になります。
これをKLWPで幅720にして表示します。そしてアニメーションで「スクロール」「直線的」「時間:40」「速度:200」に設定します。時間40というのは、1ターン4秒かけるという意味で、速度200は画面2つ分移動する、ということです。
この画像レイヤーを2つコピーして合計3つにします。そしてそれぞれ「位置」を-720と-1440に設定します。これで3つ合わせてループしているように見えるはずです。
4秒で1ターンとなりますが、一番上のレイヤーの4秒後と、一番下の0秒時点が重なります。これで連続しているように見えるということです。それぞれの画像の動く範囲は上の図のとおりになります。
縦位置を上下にずらしてみると以下になります。
ぐるぐる。解説。 pic.twitter.com/t4gNNpA3mx
— orefolder (@orefolder) 2017年2月23日
アニメーションしたい画像を2倍で用意する
2倍で用意すると言われてもよくわからないと思います。今回も完成形の見た目は先ほどと同じになりますが、使用する画像は以下のものです。
最初の画像を横に2つ並べたものですね。もちろん1枚の画像として作成しています。
これをKLWPで画像として置き、幅1440にします。位置はXを-360にします。
そしてアニメーションで「ループ」「スクロール」「直線的」「時間:10」「速度:100」に設定します。
これだけでOKです。これで連続してループのようになります。また、時間は自分の好きなように調整できます。
ぐるぐる2。 pic.twitter.com/7Pa8U0DAjF
— orefolder (@orefolder) 2017年2月23日
考え方としては画像を2つ並べて、それを移動させた時にどのタイミングで0秒時点と同じになるか、ということです。
まとめ
はい、よくわからなかったと思います。私もまだうまく噛み砕けていません。考え方的なものは上に書いたつもりですので、これをヒントに作ってみてください。今回は画像で作りましたが、幅指定できてアニメーション出来ればテキストやグループ化でも同じようにできると思います。
一応、今回のテーマファイルをダウンロードできるようにしておきます。
- guruguru
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制作: orefolder価格: 無料
ダウンロード
興味ある方はぜひダウンロードしてみてください。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。