ZenWatch 2 レビューその2 : 小さくなってより自然に付けられるようになっている、が…
ASUSのZenFan企画でお借りしている「ZenWatch 2」ですが、なるべく意識して装着するようにしています。以前の初代ZenWatchに比べると、やはり小さくなっているだけあって自然に付けることができます。手が小さく腕が細い私でも不格好にならないで済んでいると思います。
この2週間近く使ってみて、初代ZenWatchとの違いとして感じた点をまとめてみたいと思います。
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小さくなって付け心地が良くなった
ZenWatch 2には本体サイズ49mmのWI501Qと45mmのWI502Qがあります。今回お借りしたのは45mmのWI502Qのほうです。初代ZenWatchは50mmくらいだったので、だいぶ小さくなっています。
厚みは少し増しているようですが、特に気になりませんでした。以前はスマートウォッチの厚さが気になってたのですが、それが無くなったのは慣れたということなのでしょうか。
ともあれ、この「小さくなった」というのはポイントとして大きいです。以前のモデルでも違和感なかった人にとってもほぼおなじサイズのWI501Qがありますが、腕の細い人にはそれではやはり不格好です。自分の腕とバランスが合ってないと、やはりかっこ悪い、無理やりつけている感じがする、となって使用機会が減ってしまいますからね。このサイズになったことで、ごく自然に付けていられるようになりました。
通知がすぐに確認できるのはやはりいい
メールやTwitterの通知がすぐに確認できるのは、やはりいいですね。ただ毎回ブルっとなって確認するので、大して重要でもないメールだったりするとガクッとします。そういうメール(メルマガなどの自動配信系など)は通知対象にならないようにGメールの設定を見直すきっかけにもなりました。
そのほかの、ちょっとした情報をすぐに確認したいというときには便利です。
いつの間にか『Swarm』も公式アプリでAndroid Wearに対応していました。スマホを出さなくても時計でチェックインできるのは便利です。
バッテリーはもう少しがんばってほしいか
バッテリーはだいたい丸2日は…無理か…といった程度でした。さすがに2日目がこれだkと困るので、実質毎日充電となりそうです。もう半日くらいもって、2日に1回の充電で余裕ある、というくらいだと嬉しかったですね。
外での視認性はなんとかしてほしい
時計なので、外で利用することが多く、そこでチラッと見て時刻などを確認したいのですが、ここで大きな問題がありました。外での視認性が悪いのです。
それなりに天気の良い日の日陰。待機状態で省エネ表示になっているとほとんど見えません。
タップするか手首をひねれば明るくなって見えます。
日向に行くと、画面を明るくしても何も見えません。結局立ち止まってもう片方の手で覆うようにして影を作って見るのですが、それでもまだ見えにくいです。
アナログ時計のウォッチフェイスにしてみました。針が細い分、こちらのほうがむしろ見にくいかもしれません。パッと見で把握しやすいのがアナログ時計の良いところな気がするのですが、それができません。
日向だともう何も見えません。
このようなことがあったので、ウォッチフェイスはなるべく数字が大きくて太いものを探してみたのですが、それとカッコよさを両立できるものはないですね。ASUS公式のものでデジタル表示だと片方が細い(外だと見えない)ものか、どうにも細かったりで…。
まとめ
ZenWatch 2は初代ZenWatchに比べたら、つけ心地などとても良くなっていると思います。ただそれ以外の点において、初代から乗り換えるべきかと言われたら、うーん…困りますね。Wi-Fiの対応など、初代に無かった機能もあるのですが、結局この辺りは使わずに終わってしまいました。やはりAndroid Wearに求めるものの多くは時計と通知だったということです。それだけなら初代でもほぼ同じですし。
次の世代のZenWatchにはディスプレイの改善をお願いしたいですね。外での視認性が良くないと、普通の時計に取って代わることはできないと思います。その辺りを期待して、やはり買い換えるのならまた半年から1年後なのかな、と思いました。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。