多彩なイヤーフックがフィット感を高める! SoundPEATSのスポーツ用Bluetoothヘッドセット QY7

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SoundPeatsさまからBluetooth接続のスポーツ用ワイヤレスイヤホン「QY7」をレビュー用に提供していただきました。前回の「QY9」と比べ価格的にも下のグレードとなりますが、今回はライターが違うので比較はできていません。初めてのスポーツタイプのBluetoothイヤホンとしてレビューさせていただきます。

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SoundPEATS(サウンドピーツ)

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開封

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SoundPEATSのイヤホンの箱は黒いこのシリーズになっているんですね。最近はどれもダンボール風のアレだったので、それと違うとちょっと安心します。

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側面にウェブサイトやTwitterのURLがQRコードで描かれています。けっこう密集して描かれているので、目的のもの以外を隠しながらじゃないと、目的のものを読み取ってくれないかもしれません。

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箱を開けると小さなケースとマニュアルが入っています。

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中にはイヤホン本体のほか、いろいろ入っています。こういうケースがあると、外に持ち出すときに便利なんですよね。本体が網部分に入っているので、付属品は外に出してイヤホン以外の何か(microSDカードとかSIMとか)をこのケースに一緒に入れてもいいかもしれません。

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内容物です。パーツがたくさん入っています。
勾玉っぽい形をしたものは「イヤーフック」です。形が違うものが最初から本体に装着されていますが、これを使って耳にフィットさせます。

そのほかには、USBケーブル、服などに付けるためのクリップ、コードをまとめるようのパーツが入っています。

本体外観

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なかなかゴツい形をしています。コードはきしめんタイプです。

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素人目にはどちらが前なのかもよくわからないのですが…。
なお、今回購入したカラーは「ブラック/グリーン」だったのですが黄色がかなり強いです。ていうか黄色です。箱にもblack/yellowって書いてあります。でもパッケージの写真は蛍光グリーンです。難しい色ですね。

何はともあれ、こういうワンポイントの明るいカラーはいいですね。気分が明るくなります。とくにこれはスポーツタイプなので、そういう用途を考えてカラーを選択しました。疲れてくると目も疲れるもので、山の中なんかは土の色ばかりですから、そういうときにこんな色が飛び込んでくると癒しになるんです。アースマラソンのときの間寛平さんも似たようなことを言っていました。たぶん。

装着

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実際に装着してみました。
イヤーフックはこんな感じで耳に引っかかるようにします。(たぶんこれでいいんだと思いますが…。)実際に付けてみると、イヤーフックが突っ張って支えてくれているのがわかります。そのつっぱり具合が強いと感じたら別のサイズに変えたらいいのです。

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ほかのイヤーフックに変えてみました。勾玉形のものです。これはさらに前方向にまで伸びています。
イヤーフックは3種類×3サイズ用意されています。密度が高いものほど固く、最初から付いているものが一番柔らかいです。一番硬いものを付けると、しっかりしている感触はあるのですが、やはり痛くなりそうだなと感じます。

外観2

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右耳用です。
このSoundPEATSのロゴ部分がボタンになっていて、そこを押してペアリング等できます。

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前面には大きなボリュームボタンとマイクが付いています。マイクの感度については、お話する人がいないので確かめていません。コードとの付け根部分にRと書かれていて右耳用だとわかります。これが発見できないと、ホント初見でどちらが前なのか判別できないんですよね。

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こちらは左耳用です。右耳用と同じようなデザインですが、こちらのロゴ部分はボタンにはなっていません。単なるデザインです。

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前面にはUSBの差込口があります。

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ただし、これもキャップを外した後の遊びが小さく、付属のUSBコードを挿そうとしてもキャップを挟み込む事になってしまいます。充電自体には問題ないのですが、ちょっと気になりますね。

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充電中はロゴが赤く光ります。赤と黄…か…。

ペアリング

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スマホで使用するためのペアリング方法は簡単です。

  1. スマホ側の設定でBluetoothをオンにし、QY7のメインボタン(右耳のロゴ部分)を数秒押し続けます。
  2. Bluetoothの「使用可能な機器」リストにQY7が出てくるのでタップ。
  3. 接続完了。

これでスマホ側で何か音楽を再生してみて、QY7から音が流れてくるか確認すればOKです。Bluetooth機器のペアリング方法はだいたい同じですが、簡単でいいですね。

音質について

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この上の、ペアリングの場面でも出ていますが、このイヤホンはapt-Xというものに対応しています。私は詳しくはないのですが、BluetoothでCDクオリティの高音質オーディオを実現するコーデックだということです。ケータイWATCHの記事が分かりやすかったので、興味ある方はどうぞ。

実際に聴いてみて、普段部屋で普通のスピーカーで聴いているものとは「違う」ことがすぐにわかります。まぁ大抵のイヤホンでそうなんですが。あぁ、こんな音も鳴っていたんだなぁ、と。少なくとも、今までレビュー品で使っていたイヤホンと比べて劣っているということはありません。2016年2月6日時点でのAmazon価格で2499円と、極端に安くはないものの決して高くはない、お手軽に手を出せるギリギリの値段としては十分なのではないでしょうか。私のようにイヤホンに興味が無い人でも、これくらいなら財布も許してくれます。

スポーツ用としての使い心地

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QY7は「スポーツ用」とされています。実際、イヤーフックを使うと耳の中で突っ張って固定された感があり、軽く歩いたり走ったりしてみましたが、そうそう外れることはなさそうです。

ただ、難点は2つあります。(けっこう個人的な問題ですが。)

1つ目は、イヤーフックで固定されるものの、そのぶん耳に負担がかかるということ。それを低減するためにも3種類×3サイズあるのですが、私のように耳が弱くて長時間使用すると痛くて装着していられないような人には厳しいかもしれません。まぁこれは体質のようなものなのでシカたないですね。今までのイヤホンで大丈夫だった人なら問題ないと思います。

2つ目は、遮音性が高くて周りの音が聞こえないこと。とくにスマホからの音を出さない状態でイヤホンを装着してみると、周りの音が消えました。部屋のスピーカーから流れていた音楽も聞こえなくなりました。逆に、コードが擦れる音、自分の身体が発する音は身体に響いて聞こえます。この状態で夜に外に出てみたのですが、怖かったです。無駄に周りをキョロキョロしてしまいました。五感の1つを奪われるというのは、こんなに不安にさせるのか、と感じました。それくらいの遮音性です。
今までもカナル型のイヤホンを使ったことが無いわけではありませんが、ここまで音がなくて不安に思ったことはありません。自分の身体の音についても、ここまで気になることは無かったと思います。

これら2点はQY7というよりもカナル型のイヤホン、とくにイヤーフックの付いているタイプには共通の問題だとは思います。なので同じような製品を使ってこれらが気にならなかった人にはまったく問題ないと思います。

まとめ

音自体はとても気に入ったのですが、上記2点の問題があるので、私個人としては使用し続けられないかな、と思っています。イヤホンよりヘッドホンな身体のようです。ヘッドホンでも遮音性高いものだとどうなるかわかりませんが。

デザインとしてはたしかに耳に入れる部分以外があるので大きく感じますけど、色など気に入っています。バリエーションはたくさんあるようなので、イヤホンの新調を考えているのであれば、選択肢の1つとして入れてもいいと思いますよ。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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