格安SIMの解約方法 サクッと解約できるものから面倒なものまでMVNO各社で様々
MVNOの格安SIMは安いこともあり、気軽に契約してしまいます。でも、解約の方法って把握してますか?どの格安SIMもウェブサイトでは契約のための情報ばかりで、どうやって解約するのかは、すぐには分かりません。まぁなるべく解約しないでほしいというのは分かりますし、しかたないですね。
今回は各社の格安SIMの解約方法を調べてみました。
申込はどこもオンラインで行うものがほとんどですが、解約方法はけっこうバラバラで、かなり面倒なところもありました。
OCN モバイル ONE
BIC SIM
DMM moobile
楽天モバイル
b-mobile
NifMo
BIGLOBE LTE
PLAY SIM
フリモバ・FREETEL SIM
ワイヤレスゲート
mineo
UQ mobile
Wonderlink
U-mobile
※2016/3/12…Wonderlinkの解約方法を追加しました。
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OCN モバイル ONEの解約のやり方
OCN モバイル ONEはアプリもあって、そのメニューに「各種お手続き・料金明細」というものがあります。が、ここでは解約はできません。
まずはOCNのマイページへログインしましょう。
https://mypage.ocn.ne.jp/
マイページはスマホ対応されていますが、解約に関するページはPC表示のみとなります。
大きなボタンで「解約の手続き」というものがあるので、そこから進みます。
その下のメニューに「OCN モバイル ONE」があります。複数SIMを契約していて、1つだけ解約する場合や、MNP転出する場合はこちらから手続きします。すべてを解約する場合は、上の解約からしかできません。
少しだけ引き止めるページをはさみますが、あとは「解約の手続き」から自分の情報を入力して進むだけです。
OCNは他にも様々なサービスがあり、その中の1つとしてSIMがあります。なので、最初にOCN全体の会員登録をする必要があります。その関係で契約も解約もちょっと面倒ですね。
BIC SIM(IIJ)の解約のやり方
BIC SIMはIIJmioのページから解約手続きをします。
まずはログインして会員専用ページへと進みます。ちゃんとスマホ対応されていていいですね。
なぜかログインしているのにログインを求めるボタンが出ていますが、気にせず下の方にある「サービスのご解約」を選びます。
引き止め的なものは一応ありますが、あくまで一応、という感じです。
最短解約日など、各種注意事項があるので、それらを読みつつ、あとは指示に従って情報を入力していけばOKです。
DMM mobileの解約のやり方
DMM mobileも、まずはマイページにログインします。→https://mvno.dmm.com/mypage/
左上の「メニュー」ボタンをタップして、「ご契約内容の変更」を選択。
変更メニューがいくつか有りますが、その一番下、ボタンではなくテキストリンクになっている「ご契約プランの解約、SIM削除はコチラ」をタップします。
現在契約しているプランが表示されるので、チェックしてあとは案内に従って進むだけです。
特に引き止めなどもなく、すんなり進めるのは好印象です。
なお、解約手続きをしても実際に解約されるのはその月の月末になります。それまでは使い続けることもできますし、前日までなら解約のキャンセルも可能です。
楽天モバイルの解約のやり方
楽天モバイルのページから右上の「メニュー」→「会員サポート」
そして「メンバーズステーション」へ進みます。このあとraから始まるIDとパスワードを求められます。これがわからない人は、「楽天モバイルお客様アカウントの確認はコチラ」から確認しましょう。SIMの番号などがあれば調べられます。
この先はスマホ対応されていません。なんでしょう、ここまでの他の会社もそうですが、都合の悪いページはスマホ対応させていない印象がありますね。
とにかく、左のメニュー一番下の「オプションの解約申請」から解約手続きできます。
…と思ったら、なんと電話対応のみです。年中無休ではありますが、9:00-18:00と時間も限られているようです…。
これは面倒…。
b-mobileの解約のやり方
b-mobileはウェブサイトが全体的にスマホ対応されていません。おそらく、あくまでPCでネット環境がある人が追加でネット回線を、ということなんでしょう。まぁスマホで見られないこともないですけど。
ともかく、マイページにログインします。
ログインしてしまえばあとは簡単です。
画面下にメニューがあり、「解約」もしっかりボタンとして存在します。メニューがシンプルなのは好印象です。
あとは画面の指示に従えばすぐに解約手続きできます。
スマホ対応されていないことを除けば、シンプルで迷うこともなく、好印象です。
NifMoの解約のやり方
NifMoも公式ウェブサイト(http://nifmo.nifty.com/)から手続きします。右上のメニューから「各種お手続き」を選びます。
ここからはスマホ対応されていません。比較的上にあるメニューの「利用解除・解約したいお客様」を選びます。
その先で「NifMoの利用解除」を選べば手続きが進んでいきます。niftyそのものの解約をしたい場合は、NifMoの解除が終わった後に行います。
比較的スムーズに進みますが、注意点が1点。NifMoの契約解除日は、申し出から約2週間かかります。手続き即解約というわけではないので、余計な月額利用料がかからないようにタイミングについては注意が必要です。
BIGLOBE LTEの解約のやり方
BIGLOBE SIMのページ(http://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/)からマイページにログインし、「会員サポート」を選びます。
「各種手続き」から「退会・インターネット接続の解約」を選びます。
ここから一部スマホ対応されていません。
小さな字になりますが「BIGLOBE LTE・3Gの解約をする」を選びます。
あとは案内に従っていけば大丈夫です。
注意点として、BIGLOBE LTEはBIGLOBEの「ベーシックコース」の月額利用料(200円)が含まれています。BIGLOBEで固定回線の契約をしている場合はこれは共通となるのでお得です。ただ、固定回線をBIGLOBEで契約していない場合、この解約は別となりますので注意が必要です。BIGLOBE LTEだけ解約しても月額200円かかってしまいます。解約手続きの中で一緒に解約できるようなので、忘れずに行いましょう。
PLAY SIMの解約のやり方
PLAY SIMの公式ページ(http://lte.so-net.ne.jp/sim/retail/)から手続きします。
まずメニューの「購入済みの方」からログインします。
そしてメニューから「解約お手続き」へ。
注意事項がいくつか出るので、同意して手続きを進めます。
シンプルスムーズに解約できます。
フリモバ・FREETEL SIMの解約のやり方
フリモバを解約するのは意外と面倒だという話。 | orefolder.net
こちらで詳しく書いていますが、フリモバ・FREETEL SIMは問い合わせフォームから解約について問い合わせ、解約申込書(pdf)をメールで送ってもらい、それをプリントアウトして郵送する必要があります。
プリンタがない人はコンビニのコピー機でプリントしましょう。
ワイヤレスゲートの解約のやり方
ワイヤレスゲートの場合は、まず専用アプリから起動します。このメニューから「各種お手続き(オンラインサイトへ)」を選びます。
あとはメニューの「解約」から進みます。このあと2ステップくらいで即時解約されます。スッパリですね。
mineoの解約のやり方
mineoの解約は「解約・他社へのMNP転出をご検討中のお客様へ(ユーザーサポート)」から行います。トップページからの行き方がよく分かりませんでしたが、よくある質問から解約で検索してたどり着きました。
引き止めるためのコンテンツがけっこうたくさんあります。
こういう引き止め方されると、二度と契約したくなくなる気もするんですが、どうでしょうか。
UQ mobileの解約のやり方
UQ mobileのマイページはスマホ対応も荒れていませんが、そのページを見ても解約方法については書かれていませんでした。
よくある質問から探してみました。
なんと、電話での連絡が必要なようです。楽天モバイルと一緒ですね。しかも楽天モバイルは無料ですが、UQ mobileは有料です。
あぁ…。
Wonderlinkの解約のやり方
Wonderlinkの場合は、まずPanasonic Storeのマイページにログインします。残念ながらスマホ対応はされていません。
ここで左メニューから「契約状況確認」をクリックします。
現在契約しているものの一覧が表示されるので、解約したいものの「契約詳細/支払情報」をクリックします。
「契約詳細/支払情報」の画面で下の方にスクロールしていくと「この契約を解約する」というボタンがあるのでこれをクリック。あとは確認が出てそれで終了です。
変な引き止めやアンケートはありません。解約場所を見つけるのはちょっと面倒ですが、分かればスムーズに事が進みます。
U-mobileの解約のやり方
U-mobileの解約はマイページより行います。
⇒U-NEXT通信サービス – ログイン
このマイページ、利用開始するにはSIMの契約とは別に初期登録が必要です。その登録にはSIMの電話番号と製造番号、そして契約時に決めたパスワードが必要になります。これを忘れていると面倒になるので、仮にU-mobileのSIMを契約した場合はマイページの初回登録だけは早めにやっておきましょう。
ちなみにマイページはスマホ対応されていません。
左のメニューから「解約」を選ぶと解約画面になりますので、注意事項をよく読んで「解約する」ボタンをタップすればOKです。
1回確認画面が入りますが、それ以外に引き止めのようなものはなく、あっさりと解約できます。この点は好印象ですね。
U-mobileは解約後にSIMの返却が必要です。解約した次の月の15日までに下記住所まで送付します。
東京都渋谷区神宮前1-3-10 田村駒東京本社ビル 5階
U-mobile SIMカード回収係
※2016年5月16日より、SIMカードの返却先が変更となりました。
SIMを返送しない場合は、1枚につき2,000円(税抜)の損害金が発生しますので注意してください。なお、解約しても月内はそのまま利用することができます。
まとめ
各社、それぞれでしたね。引き止め系のコンテンツがあるのはまだマシに思えてきました。スマホ対応されてないページだったり、オンラインで処理できないというのはかなり煩わしいです。
こういったところは契約時には見えない物が多く、その時には大して気にしないことだったりします。しかし、だからこそ、こういったところにその会社の本当の姿が見えてくるものなのかもしれません。
ちなみに、今回最も時間がかかったのは、各社のユーザーIDなどを調べることでした。けっこうバラバラになっていて、しっかり保存されてないものもあったので…。今MVNOを使っている人は、すぐに解約するつもりはなくてもこういったIDなどは確認しておくといいかもしれません。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。