OPPO Find X9 UltraはHasselbladの画作りを汲むスマホだ【レビュー後編:カメラ性能・使用感】

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OPPOのフラグシップモデル「OPPO Find X9 Ultra」をレビュー用にお借りしました。

本機はスウェーデンの老舗カメラブランド「Hasselblad」と共同開発した高性能なカメラシステムを搭載したプレミアムカメラスマートフォンです。別売の「OPPO Find X9 Ultra Hasselblad Earth Explorer Kit」を装着することでコンパクトデジカメのような撮影体験を実現し、専用設計されたテレコンバーターを用いれば300mmから1380mmまでカバーする超望遠撮影も行えます。

本レビューは先月公開した前半に続く後編で、カメラ性能を中心に、実際の使用感も紹介します。

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Hasselbladと共同開発したカメラ

OPPO Find X9 Ultraはスウェーデンの老舗カメラメーカー「Hasselblad」と共同開発したペンタ(5眼)カメラシステムを搭載します。約2億画素の広角、約2億画素の3倍ポートレート望遠、約5,000万画素の超広角、約5,000万画素の10倍超望遠、マルチスペクトルと幅広い用途に対応するレンズを備え、まさにカメラ性能に特化したスマートフォンです。

本機最大の魅力と言っても過言ではないカメラ性能をチェックしていきます。

メイン

まずはメインの広角カメラから。Hasselbladブランドを掲げるだけあり、中判カメラ譲りのナチュラルでダイナミックレンジの広い写りです。

3倍・10倍 望遠

3倍ポートレートは逆光下でも綺麗に撮影でき、立体感のある写りとなっています。

10倍望遠では道路看板が潰れず、むしろ看板の金属感を保持しています。10倍望遠でもモノの質感を損なわずに撮れるというのは驚きです。

超広角

超広角でも色域を損なわずに街の風景をしっかりと撮れています。

夜景・ブツ撮り・ご飯など

夜景も撮影してみました。肉眼だと暗く見える場所でもビックリするほど明るく写ります。発色もビビッドすぎないニュートラルです。

当サイトのレビュー記事でブツ撮りもしており、室内灯の環境でもダイナミックレンジに余裕のある写りです。

寿司の写真も細部までしっかりと写しています。

Hasselblad高解像度モード

通常の撮影モードとは別に、5,000万画素や2億画素で撮影できるHasselblad高解像度モードが搭載されています。まずは5,000万画素で撮影した作例をご覧ください。

こちら2億画素モードで撮影。ディテールを損なわず、パキッとした解像感の高い写りを実現します。

XPANモード

XPANモードと呼ばれる65:24のアスペクト比で撮影できるモードも備わっています。これは1998年に登場したパノラマ対応のフィルムカメラ「Hasselblad XPan」に由来します。いわゆる「復刻」の形で搭載された機能ですね。

シネマティック、ランドスケープといったジャンルの写真を撮りたい方にはおすすめしたい機能です。

専用テレコンバーターで300mm相当の望遠域も超キレイに撮れる

前回のレビューでお届けした通り、OPPO Find X9 Ultraには専用のカメラキットがあります。そのなかには300mm相当の専用テレコンバーターが含まれ、望遠域でも高い画質を維持して撮影できます。

郵便ポスト・バイクの金属感が生々しく伝わってくる描画力の高さは、流石に外付けの専用レンズなだけあります。カジュアルな場面ではコレで十分と思わせるような性能で、もしかすると野鳥も撮れるかもしれませんね。

テレコンバーターを装着しない状態で300mm相当のデジタルズーム(1枚目)と装着時(2枚目)を比較してみました。1枚目は解像感が落ちてぼやけているのに対して、2枚目のほうがきれいに結像しています。専用の光学系を用いることで、デジタルズームだけの場合よりも高い解像感を得られています。

使用感 – 片手フリックは難しい

OPPO Find X9 Ultraは縦163mm 横77mmと、大きなスマートフォンの部類に入ります。似たようなサイズ感のiPhone 18 Pro Maxは縦163.4mm 横78mmです。このサイズ感を片手でフリック入力するのは少々厳しく、片手入力モードやフローティングモードを駆使するか、スマホ用のリングを導入する必要があります。

本体重量も236gありズッシリときます。しかも重心はカメラ側に寄っているので、フロントヘビーに感じるかもしれません。専用テレコンバーター装着時は根本が折れるんじゃないかと心配になるレベルのフロントヘビーさになります。

ColorOS搭載

OSにはAndroidをベースとした独自UI「ColorOS」が搭載されています。PixelやAQUOSと比べると特色のある設計で、OPPOのスマホを初めて使う人だと戸惑うかもしれません。

設定画面とクイック設定パネル。iOSからの移行であればスムーズに使えるかもしれません。

バッテリー性能

OPPO Find X9 Ultraには7,050mAhの大容量バッテリーが搭載されています。体感上、ヘビーに使わない限り、2日間は充電しないでも平気です。

画面輝度を最低にし、『PCMark』のバッテリーテストを行いました。結果は100%→20%まで28時間20分でした。解像度はQHD+(3,168×1,440)、リフレッシュレートは動的に設定しています。

ただし、今回は画面輝度を最低に設定しているため、100~105ルクスに揃えて測定している当サイトの過去のテスト結果とは単純に比較できません。最低輝度でどこまで長時間動作できるかを見る参考値としてご覧ください。

ダイナミックレンジの広いカメラと専用テレコンバーターが魅力

前回の記事ではOPPO Find X9 Ultraの外観とベンチマークをお届けしました。今回の記事ではカメラ性能や実際に使ってみた所感を書き綴りましたが、Hasselbladと共同開発したカメラは流石です。筆者は同社の中判デジタル一眼を使った経験があり、そのダイナミックレンジの広さとナチュラルな画作りに驚きましたが、本機もそれに通ずるものがあります。また、専用テレコンバーターも良くできており、荷物の軽さが重視されるシーン(登山や林道走行)ではミラーレス一眼のシステムよりも本機+テレコンバーターの方が活躍するかもしれませんね。

本体価格が27万4800円と、手が届きにくい価格ではありますが、スマホとカメラを別々に買うと考えれば、そう高くは感じないかもしれません。最近はカメラも高騰しているので、むしろスマホ1台に集約するチャンスです。

参考情報

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

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CloNis

2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!

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