CIOより、半固体系電池を採用したモバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5K」をレビュー用に提供していただきました。
最近はリチウムイオン電池の発火事件が報道されることも増えてきました。そんな中で、発火しにくく安全性の高い電池を使ったモバイルバッテリーが各社から発売され始めており、CIOからも今回の「SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5K」が2025年11月末より販売されています。
こういった製品は従来に比べ安全性は高いものの大きさや重量がそれなりにあるものが多かったのですが、本製品はSLIMの名の通り非常に薄く軽く使い勝手の良いモバイルバッテリーになっています。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
半固体系バッテリー
最近は安全性の高い、固体電池や半固体電池を使ったモバイルバッテリーが注目されつつあります。ですが、CIOによれば2025年11月時点では「半固体電池」という言葉は、公的規格や業界として統一された定義が存在していないとのこと。そこでCIOでは独自の構造・制御要件を満たしたものを「半固体系バッテリー」と総称しています。詳しくは以下のCIOのページをご覧ください。
SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5K
SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5Kはバッテリー容量が5000mAhということもあり、小型軽量です。横幅70mmなので、だいたいのスマホより少し小さいくらいですね。重量は約121gで軽量です。
さらに厚みは8.7mmとかなりの薄さ。さすがにスマホの背面カメラの出っ張りよりは厚いのですが、スマホとモバイルバッテリーを一緒に持ったときにちょうど握りやすい厚みになります。
本製品のUSBポートは入出力どちらにも対応したType-Cが1つだけです。ただしQi2ワイヤレス充電にも対応するので2台同時の充電も可能です。
本体の外側はアルミニウム合金ですが、背面部分はシリコン製となっておりマグネットで吸着してワイヤレス充電できるようになっています。
3つの使い方とパススルー充電
SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5Kはワイヤレス充電に対応しているので、有線、無線、同時の3つの使い方ができます。また完全パススルー充電にも対応するので、本製品とデバイスを一緒に充電できます。
有線充電は最大20W
普通にケーブルを接続して充電する場合は最大20Wになります。
なお、本製品は発熱を抑えながら安定した充電を行う安全重視の「Safety Model」です。内部温度が55℃よりも下回る温度に制御されます。筐体のアルミニウム合金は内部の熱を外に逃がすヒートシンクの役割も担っており、そのため放熱により熱く感じることもあるかもしれません。
とはいっても最大20Wですし、実際に使っていてもほんのり温かいくらいで「熱い」と感じるまではありませんでした。
ワイヤレス充電は最大15W
ワイヤレス充電(Qi2)に対応しており、この場合は最大15Wで充電されます。またマグネット対応のスマホ(やケース)であれば、スマホにピタッとくっつけてそのまま充電できます。
Qi2に対応してないスマホでもQi対応であればワイヤレス充電できますが、その場合は最大7.5Wです。実際にPixel 9aで使ってみたのですが、かなりゆっくりな充電だったので「背面に貼り付けてスマホを使いながら充電」ではバッテリー残量数字がほとんど増えませんでした。そういう場合は普通に有線接続したほうがいいな、と。
有線+無線で2台同時充電可能
ケーブルを接続して、さらにワイヤレス充電で2台同時の充電も可能です。ただしその場合は有線も無線も最大5Wで合計10W出力になります。モバイルバッテリーの容量自体が5000mAhとあまり大きくないのもありますし、2台同時充電するデバイスは選びそうです。イヤホンやスマートウォッチの充電なら同時でも良さそうですね。
パススルー充電
本製品自体への充電も20Wで可能です。また、完全パススルー充電にも対応しており、本製品に充電しながらデバイスにも充電できます。その場合は本製品が満充電になるとバッテリーへの充電が停止され、スマートフォン等のデバイスに直接電力が送られます。これにより、本製品のバッテリーセルの劣化を防ぎます。
なお、パススルー充電の時はワイヤレス充電が5Wでになります。寝るときや長時間放置する時など、ゆっくりでもいいのでスマホとモバイルバッテリーをどちらも充電したい、という場合に使うものですね。
SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5Kの良かったところ・イマイチなところ
実際にしばらく使ってみて感じた良かったところ、イマイチなところをまとめます。
- 半固体電池で安全性が高い
- Qi2対応、マグネットでくっつく
- 薄く軽く、アルミ合金がクール
- 完全パススルー対応
- 容量が小さい
- 価格はそれなりに
安全性が高い…というのを実感することはないのですが、安心感があります。私も今後は個人的に使うモバイルバッテリーはすべて半個体系のものにしようと思っています。(古いものを処分するのが面倒で、むしろそちらのほうが重要だったりするのですが。)
本製品は半個体系バッテリーで、それでいて薄型軽量なのが良いですね。言われなければ普通の薄型軽量モバイルバッテリーと変わりません。アルミ合金の筐体も触った感触が良く、気に入ってます。
もっとも、容量が5000mAhと小さく、なのに価格は6,980円(2026年1月13日時点)とそれなりのお値段なのは辛いところです。まぁそれだけの価値はあるので仕方ないのですが。価格はともかく、今後容量のバリエーションは増えてほしいところです。
まとめ
CIOの半個体系モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM II Wireless 2.0 SS5K」をしばらく使ってみました。
基本的には普段の持ち歩き用、外でちょこっとだけ充電したいかもしれない場合に活躍するものですね。個人的には充電環境のない場に長時間赴くことはほぼ無いのでこれで十分だと考えています。遠出する時など用に10000mAhの物が出たら、それもまた欲しいですね。
最近のリチウムイオン電池の発火事件等で不安がある人、ちょうどモバイルバッテリーを買い替えようと思っていてできれば安全性の高いものがいいと思ってる人は、本製品を検討してみてはどうでしょうか。
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。



















