
Galaxy S25がAndroid 16で「おサイフケータイ対応サービスのデータを消去」できるように
Galaxy S25をAndroid 16へとアップデートしてみると、端末設定のリセットの項目に「おサイフケータイ対応サービスのデータを消去」が追加されていました。
これにより、キャリアショップに持ち込んだりメーカーに送付して初期化することなく、おサイフケータイ対応サービスの消去(交通系ICカードは預け入れ)を行うことができます。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
おサイフケータイ対応サービスのデータを消去
おサイフケータイの機能を利用すると、そのデータはスマートフォンの初期化では一緒に削除されません。端末に情報が残ったままだと情報漏洩の心配もありますし、中古端末として売却する際に買取不可となる場合もあります。
これまではこれを初期化するにはキャリアショップへの持ち込み(ドコモであればDOCOPY)か端末発売元に送付して初期化の手続きを行う必要がありましたが、2025年夏以降に発売された一部Android機種から「おサイフケータイ対応サービスのデータを消去」という機能で、手元の端末のみで初期化できるようになりました。
対象機種については以下のページにまとめられています。
Galaxy S25のAndroid 16アップデートで追加
2025年10月14日から、Galaxy S25の各キャリア版およびSIMフリーモデル版にAndroid 16へのOSアップデートが配信されました。このアップデートでGalaxy S25にも「おサイフケータイ対応サービスのデータを消去」が追加されています。
実際に消去してみる
設定から一般管理→リセットと進むと、下の方におサイフケータイ対応サービスのデータを消去という項目があります。これをタップし、利用規約に同意します。
端末内に利用中のおサイフケータイ対応サービスがある場合は、そのリストが表示されます。データを消去する前に預け入れします。その後、端末内のデータが消去されます。
おサイフケータイアプリのメモリ使用状況を見てみると、ちゃんと「未利用」になっていました。また、初期化した状態で再び「おサイフケータイ対応サービスのデータを消去」をやろうとすると「おサイフケータイは初期状態になっています」と表示されます。
今回試したのはソフトバンク版のGalaxy S25です。おそらく他のキャリア版のGalaxy S25もこの項目が追加されていると思われます。(なぜか対応端末にはau版しか載っていませんが。)
2025年夏以降に発売された端末が対象ということでまだまだ対応機種は少ないですが、今後はスマホを手放す際に「初期化する前に」この機能でおサイフケータイ対応サービスのデータを消去するのを忘れないようにしたいですね。
参考情報
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。