メイン利用のMVNOシェア1位はIIJmio、総合満足度は日本通信SIMがトップ!MVNOのシェア・満足度調査【MMD研究所調査】

MMD研究所は10月16日、「2025年9月MVNOのシェア・満足度調査」の調査結果を公開しました。この調査は18歳~69歳の男女40,000人を対象に予備調査を行い、その中でMVNOを利用している1,050人を対象に2025年9月12日~9月21日の期間で実施されたものです。

調査対象サービス:
IIJmio、OCN モバイル ONE、mineo、日本通信SIM、イオンモバイル、楽天モバイル(MVNO)、J:COM MOBILE(それぞれn=150)

  • OCN モバイル ONEと楽天モバイル(MVNO)は新規受付を停止していますが、利用者シェアが上位に位置するため調査対象としています。

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メインで利用しているMVNOトップはOCN モバイル ONE

前回のMNOの総合満足度調査の記事の通り、メインで利用している通信サービスでMVNOを答えた人は9.2%、サブで利用している通信サービスでMVNOを答えた人は14.8%でした。

これまでの推移で見ると2019年9月の13.2%が最も高く、2022年9月以降に続いた微減がようやく止まったか?といったところです。

メイン利用のMVNO

メインでMVNOを利用している方に契約サービスを聞くと、IIJmioが15.6%でトップとなり、OCN モバイル ONEが14.8%、mineoが14.0%と続きます。このトップ3は前々回から変わりません。OCN モバイル ONEはすでに新規受付を停止していますが、そのまま残っている人もまだ多いようです。

2024年2月からの利用率の推移を見ると、IIJmioが前回よりも+1.7ポイントと最も多く、日本通信SIMも+1.4ポイントと大きく伸ばしています。逆に最も落ちたのは(新規契約を停止しているOCN モバイル ONEと楽天モバイル(MVNO)を除けば)mineoで0.4ポイント落ちてしまいました。

どのMVNOも40-60代が最多

メインでMVNOを利用している方の、年代別利用率を見ると、基本的にどのMVNOも40-60代が多くなっています。契約チャネルがオンラインかオフラインかという問はイオンモバイルのみオフラインが77.4%と他社の逆になっています。これは狙い通りといった印象ですね。

MVNOの総合満足度は日本通信SIMがトップ、次いでOCN モバイル ONE

各サービスの総合満足度を聞くと、「日本通信SIM」が最も高く793pt、次いで「mineo」が769pt、「イオンモバイル」が760ptと続きます。

家族や友人にお薦めしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出すと、推奨者から批判者を引いたNPSは日本通信SIMが6.0でトップ、次いで2位はイオンモバイルで-8.7となりました。

日本通信SIMは今回も唯一推奨者が批判者を上回っており、頭一つ2つ抜けています。逆に批判者が多いのはJ:COM MOBILEと楽天モバイル(MVNO)です。OCNモバイルONEも45.3%と急に上がっています。


MMD研究所の調査ではより詳しい結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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