
SWITCHBOTより、スマートリモコンの最新機種「SwitchBot ハブ3」をレビュー用に提供していただきました。
スマートホームのハブ機能だけでなく、スマート温湿度計やスマートボタンの機能も引き続き搭載し、スマートリモコンの機能としては新たにダイヤル&物理ボタンが追加され、より直感的に細かい操作が可能となりました。
実際にしばらく使ってみたので、便利な機能や使ってみて気づいた点をレビューしていきます。
2025年5月16日時点での価格は16,980円ですが、6月2日までは発売記念キャンペーンで約20%オフの13,480円で購入できます。また、Amazonと公式サイトにてさらに100円オフになる割引コードをいただきました。どうぞご利用ください。
割引コード:HUB30507
対象製品:SwitchBot ハブ3
有効期限:6月2日(金)まで
目次(見たいところからチェック!)
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SwitchBot ハブ3の概要

- 赤外線家電や、Fire TV、Matterデバイスを一台で操作
- ダイヤル操作で照度や温度を調整
- 温湿度やロックの解錠/施錠状態を表示
- 温度・湿度・照度・人の動きに基づいて家電を自動操作
SwitchBot ハブ3はSwitchBot製品をつなぐハブ機能を持ったスマートリモコンの最新モデルです。スマートリモコンとして赤外線リモコンの家電を操作し、他のSwitchBot製品だけでなくAlexa等と連携して声での家電操作も可能、スマートホームの中心となる製品です。
■SwitchBot ハブ3でできること
- 温湿度や天気を表示
- スマートロックの開閉状態を表示
- 赤外線家電や、Fire TV、Matterデバイスをアプリから操作
- 本体のボタンやダイヤルでもある程度操作可能
- 位置情報や温湿度、照度、人感センサーをトリガーにした操作
- Alexa等と連携して声で照明や家電を操作
本体寸法 (mm) | 126×94×38mm |
---|---|
本体重量 (g) | 190g |
材料 | PC+ABS+金属 |
電源 | 5V/2Aアダプター |
入力 | Type-Cポート(INPUT):5V/2A、デバイスに給電する |
動作温度 | -20℃~65℃ |
相対動作湿度 | 0%~90% |
製品寿命 | 5年 |
接続方式 | Bluetooth Low Energy |
通信方式 | 802.11b/g/n、2.4GHz Wi-Fi、Bluetooth Low Energy |
赤外線送信範囲 | 最大30m |
温湿度センサー | 温湿度センサー 最小表示:0.1℃、1%RH 温度測定範囲:-20℃~80℃ 湿度測定範囲:0~99%RH 温度精度: -20.0℃~0.0℃(±0.4℃) 0.0℃~65.0℃(±0.2℃) 65.0℃~80.0℃(±0.3℃) 湿度精度: 0~10%RH (±3%RH) 10%~90%RH (±2%RH) 90%~99%RH (±3%RH) |
外観をチェック

ハブ3の箱です。あれ?なんか…大きい…?という第一印象でした。

内容物は本体の他に台座とスタンド、温湿度センサー搭載ケーブル、ネジパック、5V/2Aアダプター、取り付けステッカー、両面テープです。スタンドに乗せて使う以外にも、台座を壁にネジ止めして設置できるので、そのためのパーツがあります。

ハブ3は、大きなダイヤルと物理ボタンがいくつか搭載されているのが特徴です。ダイヤル、なかなか目立ちますね。

ちなみに、上半分が全部ディスプレイというわけではなく、意外と表示される範囲は小さいです。普通に使っている分には境目が見えることはほとんどないので気にならないと思いますが。

背面側には各種認証マークなど。台座をつけるとここは見えなくなってしまいます。出力(OUTPUT)のポートもあるのですが、何に使うのでしょう?…と思って聞いてみたところ、将来的に他のデバイスとの連携等のためにあるものの現時点で具体的には確定していないとのこと。将来これが活かされる日が来るのか、楽しみですね。

付属ケーブルの途中には温湿度センサーがあります。

ハブ2と比べると、かなり大きくなりました。126×94×38mmということで、「思ったよりも結構でかい」というサイズです。
アプリから操作できるスマートリモコン
SwitchBot ハブ3の主な機能は「スマートリモコン」です。アプリから赤外線操作のリモコンを登録すると、リモコンの代わりにスマホ(アプリ)で操作できるようになります。
SwitchBotでは約101,000以上のリモコンが登録されたデータベースがあり、アプリからリモコンの型番を検索するだけで設定が完了します。該当するリモコンがなくても、ボタンを1つずつ登録できるので心配ありません。
ダイヤル含め多数のボタンを搭載

SwitchBot ハブ3はダイヤルを含め多数のボタンがあります。(ダイヤル部分も押せるボタンになってます。)これらを使って、アプリではなくハブ3本体で登録した家電等デバイスやシーンを操作できます。
Kataボタンから登録したデバイスを操作

Kataボタンを押すと、事前に登録したデバイスやシーンのリストが表示されます。このメニューをダイヤルボタンで移動・選択します。

デバイスを選択すると、そのデバイス用のリモコンモードになり、オンオフボタンやカスタムボタンで操作できます。つまりはSwitchBot学習リモコンが統合されたということです。
また、この操作モードのときに照明の場合はダイヤルで照度をコントロールできます。エアコンなら設定温度が変化します。ダイヤルを回すとそれで明るさが変化するというのは感覚的にわかりやすくて良いです。ただ、回しても即座に反映されるわけではなく、若干ラグがあるのと、現在の照度がディスプレイに表示されるわけではないので、そのあたりの使い勝手はまだまだだな、といったところです。
Kataボタンのリストに登録するデバイスはSwitchBotアプリに登録したデバイスやシーンから好きに選べます。
カスタムボタン

ホームのカスタムボタンに4つまでデバイスを登録できます。ここに登録しておけばKataボタンを押さずとも即座にそのデバイスのリモコンモードに切り替わります。このカスタムボタンは押し込むボタンではなくタッチボタンです。反応は悪くないのですが、上に表示されたアイコンと位置がズレているのが気になります。
また、ホームでダイヤルの右ボタンまたは左ボタンを押して、設定したデバイスに切り替えることもできます。カスタムボタンと合わせれば6個までデバイスをワンタッチで切り替えできます。
もちろん声での操作も可能
もちろん、これまでのハブシリーズと同様に、アプリからデバイスを操作したり、Alexaと連携してEchoシリーズ等に話しかけて照明のオンオフといった操作も可能です。
別のデバイスをソースとした温度を表示できる
デフォルトのホームではハブ3の温度センサーによる温度と小さく湿度が表示されていますが、アプリから「天気データ」をオンにすると地域の天気と温度が最上段に表示され、その下に温度と湿度が同じ大きさで表示されます。
また、SwitchBotのほかの温湿度計のデータをハブ3に表示することもできます。
4つのセンサーをトリガーに家電を操作

SwitchBot ハブ3は温湿度・光・人感の4つのセンサーを内蔵します。これに位置情報も加えて、これらをトリガーにした家電の操作も可能です。(ハブ2にも温湿度センサーや照度センサーがありましたが、ハブ3では人感センサーが追加されました。)
例えば人感センサーで、人がいない(5分間動体検知無し)場合に照明をオフにしたり、温度センサーで、暑くなった(26.5℃以上)らエアコンをオンにする、といったことが可能です。
SwitchBot ハブ3 レビューの良かったところ・イマイチなところ
実際にしばらくSwitchBot ハブ3を使ってみて感じた良かったところとイマイチなところをまとめます。
- 画面表示が見やすい
- ハブ3本体で家電等の操作ができる
- ダイヤル操作は直感的で良い
- 人感センサーも付いた
- それなりに大きい
- けっこう指紋がつく
- ダイヤルを回しても画面に変化なし
- 高額
ハブ2は白い本体に数字が白く光っていたので昼間などちょっと見にくい場面もありました。ハブ3は普通に黒い画面に白い表示なので昼も夜も見やすいです。(画面の明るさは自動でも手動でも変更可能)ただ、今回はボタンも増えて本体を触ることが増えたので、黒いと指紋が付きやすいというのはマイナスポイントです。
機能としては、ハブ2のものにさらにSwitchBot学習リモコンと同じような「本体ボタンによる操作」が可能になりました。アプリを使うのは面倒、でも声で操作するにはちょっともどかしい、という場合には便利です。新しく搭載されたダイヤルは直感的に操作できてよいのですが、画面表示に変化がなくラグもあるので機能しているのかわかりにくいという欠点もあります。
また、機能が増えたことによって本体価格も上がっています。さすがに1.5万円を超えると気軽に2台3台と購入できませんね。

ダイヤルやボタンなど、本体を触って操作することが増えるので、今までのハブシリーズとは置く場所や考えを変えたほうがいいのかもしれません。書斎やPC机の、すぐに手が届くところに置くのがいいのでは?と考えています。リビング等に置くものというよりは、デスク周りのガジェットとして検討してみてはどうでしょうか。
2025年5月16日時点での価格は16,980円ですが、6月2日までは発売記念キャンペーンで約20%オフの13,480円で購入できます。また、Amazonと公式サイトにてさらに100円オフになる割引コードをいただきました。どうぞご利用ください。
割引コード:HUB30507
対象製品:SwitchBot ハブ3
有効期限:6月2日(金)まで
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。