
3月4日に開催された「メルカリモバイル」の発表会にて、実際にメルカリモバイルの登録からギガの売買などを試してきました。今回はそのレポートをお届けします。
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メルカリモバイル

メルカリモバイルは3月4日からサービスが開始したMVNOです。2種類のプランがあり、月額990円/2GB、月額2,390円/20GBから選べます。

最大の特徴として余ったギガをメルカリ内で売買できます。1GBあたり200〜500円の販売価格を自由に設定可能です。

実際にメルカリアプリ上からギガの売買を試してみると、かなりスムーズに行えました。商品画像や説明は自動で挿入されるため、任意の金額を設定して出品するだけで完了します。

購入する側は出品されているギガをタップし、商品ページが表示されたら「購入」をタップするだけでギガが追加されます。

通常の出品物は、商品購入後に取引ページからメッセージのやり取りを行いますが、ギガは購入後すぐ反映されるため、そもそも取引ページが存在しません。同様の理由で受取評価機能の対象からも外れています。

メルカリモバイルの登録は3ステップで行えます。
1.契約するプランを選択
2.マイナンバーカードで本人確認
3.支払い方法の選択
これだけで登録が完了します。また、SIMカードもeSIMを採用するため、物理SIMの到着を待つ必要はなく、契約後はすぐにメルカリモバイルを利用可能です。
まさかメルカリが通信事業に参入するとは考えもしませんでした。それはそれはとして、利用者同士がギガを売買できる制度はメルカリならではというか、非常にユニークだと思います。
個人的にはMNP転入で出品されている中古端末の割引をしてほしいところです。ただ、個人で出品している端末を割引の対象にするのは技適などの問題もあって難しいのではないかと思います。
あと、出品されるギガの相場も固定されそうな気もします。前例のない未知数なサービスだけに、今後の展開が楽しみですね。
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。