
電動の昇降デスクなどを展開する「FlexiSpot」が販売しているオフィスチェア「C5」をレビュー用に提供いただきました。
近年はテレワークなども普及し、自宅で仕事をするという人も多いのではないでしょうか。仕事の効率化には快適な環境も重要な要素となり、その中でも大事なのが椅子。座り心地が良くて疲れにくさを感じにくい椅子を選びたいですよね。
私も引っ越しを機に「取りあえず」で購入した椅子を使っていましたが、そろそろちゃんとしたものをと思っていたタイミングでした。
- 3万円前半で購入可能なコストパフォーマンスモデル
- ランバーサポートやヘッドレスト、リクライニングなど豊富な機能
- 箱のサイズが大きくて結構重め
通常価格は33,980円ですが、2025年3月22日時点で公式サイトとAmazonともに25%オフの25,485円になっています。また、カラーは今回提供していただいたブラックのほかグレーもあります。
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FlexiSpot オフィスチェア C5 概要
椅子を選ぶときに確認しておきたいのが横幅で、あまり狭すぎるとゆったり座れない場合があります。今回紹介する「C5」ではひじ掛け間の横幅は72.5センチ、座面は53.5センチとなっており、平均的な日本人であればゆったり座れそうな幅が確保されています。
カラー | ブラック・グレー |
---|---|
ヘッドレスト | 2D(上下・角度) |
アームレスト | 3D(上下・前後・角度) |
オットマン | なし |
座面奥行調節 | なし |
座面前傾角度調節 | なし |
ランバーサポート | 上下・前後 |
リクライニング角度 | 90°~116° |
座面素材 | ウレタンフォーム |
座面高さ | 45.5~53cm |
重量 | 16.1kg |
耐荷重 | 125kg |
「C5」はFlexiSpotのオフィスチェアの中でも「ハイコストパフォーマンス」と称されるモデル。上位モデルである「C2」や「C7」に比べてアームレストの動かせる方向やリクライニングの角度などに制限があったり、座面のウレタン素材が「モールドウレタンではない」などの差があります。
一方で腰の負担を軽減するランバーサポートや、頭を支えるヘッドレストなどの装備は搭載しています。
開封・組み立て

今回届く前に「大きい箱の椅子を持っていくけど大丈夫か」と運送会社から事前連絡がありました。高機能なオフィスチェアということもあり、ある程度のサイズを覚悟していましたが、想定通りかなりの大きさ。そして重さも結構あるので、普段から置き配にしているという人は注意が必要です。
箱の中には座面と背もたれの大きなパーツのほか、ひじ掛けやヘッドレストなどの細かいパーツが入っていした。組み立てにはネジが必要となっていますが、回すための六角レンチが付属しているので工具の用意は不要です。
今回は付属の説明書を見ながら1人で組み立てて、20分ほどの所要時間で完成。しかし1人だと片手で押さえながらもう片方の手でネジを回すなどの器用なことをしないとならないため、可能ならば2人以上で組み立てたほうが良さそうです。
組み立て自体に悩むようなことはなく、説明書通りに組み上げていけば簡単に完成できると思います。ちょっと気になったのはキャスターが少し汚れていたこと。ウエットティッシュで拭いたらきれいになりましたが……。
自分に合わせて座れる快適なチェア

「FlexiSpot C5」は、しっかりと体の重心を支えることで長時間座っていても体に負担が掛かりにくい座り心地。背もたれ部分はメッシュ素材となっているため、背中が蒸れるようなこともありません。

背面はギミックが付いていてかっこいいイメージ。一応オフィスチェアというくくりですが、ゲーミングチェアのような雰囲気を兼ね備えています。

座面は8センチのウレタン素材で、手を押し当てると適度な反発が感じられます。固すぎず柔らかすぎず、長時間座っていても痛くならないような作りになっています。

側面から見ると、人間の体に合わせてカーブを描くような背もたれになっており、自然と正しい姿勢で座ることができるようになっています。

下にあるレバーは、座面の上下やリクライニング機構のロックをするために使用します。上位モデルでは座面の角度調整などもできるようですが、C5は未搭載。逆に分かりやすくて良いかもしれません。
リクライニングの角度は「90°-116°」と上位モデルに比べて範囲は狭いですが、実際に一番深い部分までリクライニングしてみると動画などをゆっくり見るのにちょうどいい角度でした。これくらいがちょうど良さそうです。

低価格なオフィスチェアでは固定されていることもあるひじ掛けも、前後と高さ、角度(左右)が調整できます。しかし個人的には高さは調整できたほうがうれしいけど、角度はあんまり調整できる利点を感じられませんでした。
またひじ掛け部分はクッション性のある素材となっており、長時間肘を乗せていても痛くありません。

ヘッドレストは高さや角度が調整可能。もともと付いていない椅子を使用していましたが、実際に座ってみると体を背もたれに委ねた時の首の負担がかなり軽減されました。

このメカのような部分は「ランバーサポート」と呼ばれ、腰を支えるための器具です。腰の負担を低くして疲れにくくするだけではなく、正しい姿勢を維持することで肩こりや腰痛などを防ぐ効果があります。高さや押し具合の調整が可能なので、人それぞれに合わせた位置に設置することも可能。
自宅での作業やテレワークが快適にできるオフィスチェア

今まで数千円の椅子を使っていて満足していたつもりでしたが、いったんこの「FlexiSpot C5」に座ってからは以前の椅子がしっくりこないと感じるようになってしまいました。ゆったり座れる幅広サイズをはじめ、ランバーサポートやヘッドレスト、リクライニング機構など機能も豊富なことも魅力的です。
上位モデルに比べると機能が削減されている部分も多いですが、その分お値段も33,980円と抑えめで、製品の宣伝文句にも掲げられている「ハイコストパフォーマンス」なC5。長時間のパソコン作業やテレワークをする人にはおすすめしたいオフィスチェアです。
通常価格は33,980円ですが、2025年3月22日時点で公式サイトとAmazonともに25%オフの25,485円になっています。また、カラーは今回提供していただいたブラックのほかグレーもあります。
参考情報
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