
楽天モバイルが単月黒字化を達成!2024年度 通期及び第4四半期決算
楽天は2025年2月14日、「2024年度 通期及び第4四半期決算説明会」を開催しました。その中で楽天モバイルについてもいくつか触れているので、気になる箇所を紹介します。
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2024年度の売上収益は4,407億円、Q4はEBITDAで黒字化

モバイルセグメントの2024年度の売上収益は4,407億円で、前年同期比+20.9%増と大きく伸ばしています。営業利益は-2,089億円で前期比で+1,056億円と改善しています。Non-GAAP営業利益に減価償却費等を加算したEBITDAは-366億円で、2024年度Q4に限って言えば+42億円の黒字を達成しています。
1年前の2023年度決算の時に「2024年12月までに月次EBITDA黒字化を目指す」としていたのが、そのとおりになったということです。

2025年度は通期での黒字化を目指すとしています。
全契約回線数は830万に

MVNO等を含んだ全契約回線数は2024年12月31日時点で830万回線です。

MNOについては2024年の1年間で155万回線の増加。

中でも20代から40代前半の伸び率が良いようです。

ただし解約率については、2024年Q3までは下がっていたのですがQ4で微増しています。
楽天モバイルが利益成長の加速要因に
楽天全体での売上収益は創業以来28期連続で増収しており、2024年は前年同期比+10.0%の2.3兆円になります。
この売上成長の家34.4%が楽天モバイルを起因としたものであり、楽天モバイルの契約者と非契約者との、楽天の各サービスにおける流通増額も明らかな差が出ています。

楽天モバイル単体でも黒字化を達成し、他の楽天サービスにも影響を与えており、いよいよお荷物ではなくなり引っ張っていく存在になっていくのかもしれませんね。
その他、資料などについては楽天の「2024年度決算短信・説明会資料」のページをご覧ください。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。