電動昇降デスクなどを手掛けるFlexispot様より電動ソファーのXRC5 Proをレビュー用に提供してもらいました。
XRC5 Proは最大130度の無段階リクライニングに対応し、充電用のUSBポートが搭載されている電動ソファーです。詳しく見ていきましょう。
公式サイトでの価格は69,800円、電動式ではなく手動式のXRC5は59,800円です。
目次（見たいところからチェック！）
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Flexispot XRC5 Pro
XRC5 Proの本体寸法は、背もたれを起こした状態で幅100cm×奥行き96cm×高さ105cm、倒した状態では幅100cm×奥行き160cm×高さ65cmと、非常に大幅です。ワンルームの部屋に設置するとかなり空間が圧迫されます。シングルベットに迫るレベルで大型です。なお、本体重量も43.5kgあります。
外箱に入った状態だと、もしかすると搬入できないかもしれません。ヤマト家財便の設置サービスを無料で利用できるのですが、筆者の場合はマンションの廊下で外箱から出してもらい、なんとか搬入できました。本体は座面、背もたれが分かれた状態で外箱に入っているため、出してしまえば問題なく搬入できました。
本体カラーはグレーもしくはブラウンから選べます。(非Proモデルはライトグレーとブラウン)筆者が今回いただいたのはブラウンで、どちらかといえば明るめの印象。ソファーにありがちな暗めのブラウンではありません。
ソファーの素材にはオリジナルのファブリック生地を採用。硬すぎず、柔らかすぎず、といった無難な印象です。
本体の右横にはリクライニング角度を調整するボタンがあります。一見すると、ボタンの前後で角度を調整するようにも見えますが、画像右側のボタンがリクライニングを上げ、左側のボタンがリクライニングを下げる仕様です。すこし慣れが必要だと思いました。ボタンの横には、Type-CとUSB-Aの充電用端子が1つずつあります。
左横には引き出しもついており、ここに雑誌やリモコンなどを収納できます。収納スペースとしてはあまり広くないので、あくまで小物入れです。
なお、XRC5 Proは電動ソファーですから、コンセントから電力を供給する必要があります。電源ケーブルの長さは1.5mほど。設置位置には注意が必要ですね。
座り心地
座り心地はというと、上掲した通り、硬さと柔らかさのバランスが取れていて、長時間座っていても疲れません。また、ファブリック素材のおかげで蒸れることもなく、快適です。
本体が前後に揺れる「ゆりかご」のような仕様で、かなりリラックスできます。
しかし、ゆりかご仕様はソファーに着座するとき、やや怖くも感じます。機構上、避けられない点ではありますが、このあたりは好みが分かれるかもしれません。
足を伸ばしても快適です。フットレストが支えるため、足が圧迫されてしんどい……といったこともありません
リクライニング
リクライニング範囲は最大130度です。最小角度と最大角度を比べると、かなり差があります。リクライニング範囲が広いため、近くにモノがあると接触するかもしれません。注意が必要です。
背もたれやフットレストの角度調整は無段階です。自分が心地良いと思える範囲に調節して、リラックスした時間を保てます。NetflixやYouTubeを鑑賞したり、雑誌やマンガを読んだりと、一度座ると抜け出せません。
リクライニングを最大にした状態だとうたた寝できそう。というか、ガチで寝られるんじゃないか？と思い、一晩を過ごしてみることに……。
いつの間にか朝。7時間くらいソファーの上で過ごしてました。朝起きたら少し脚がダルい感じもありましたが、グッスリと眠れていい感じです。
怖いもの見たさで検証しましたが、普通に眠れてしまいます。
まとめ – ガチで寝られる、それくらいいい
XRC5 Proを約2週間ほど使用してみました。電動リクライニングで身体を動かさずともリラックスした体勢を取れるだけでなく、フットレストもついているため脚への負担も抑えられ、極めつけには寝られてしまいます。残り数枚この記事に画像を追加しないといけないのに、このソファーに座っているだけでやる気が奪われる……。まさに魔力です。
他にも、電動式な点がストレスフリーです。ボタンひとつで自分が求める角度に調節できるのは、この上ないくらい快適。
側面に充電用のUSBポートがついているため、充電ケーブルを引っ張ってくる必要もありません。ソファーの上で快適に過ごせます。
1人用のゆったりできるソファーが欲しい人におすすめです。非電動式でもいいから、値段抑えられないの？という人にはXRC5（Proなし）の選択肢もあります。今の時期だと、年末年始をゆっくり過ごすのに良さそうですね。
……ヤバい、ソファーから抜け出せない。
参考情報
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます！
行動（選択）基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。
