MMD研究所は10月15日、「2024年9月MVNOのシェア・満足度調査」の調査結果を公開しました。この調査は18歳~69歳の男女40,000人を対象に予備調査を行い、その中でMVNOを利用している18歳~69歳の男女1,050人人を対象に2024年9月13日~9月24日の期間で実施されたものです。
調査対象サービス:
楽天モバイル(MVNO)、OCN モバイル ONE、mineo、IIJmio、イオンモバイル、J:COM MOBILE、日本通信SIM(それぞれn=150)
- OCN モバイル ONEと楽天モバイル(MVNO)は新規受付を停止していますが、利用者シェアが上位に位置するため調査対象としています。
- 今回より日本通信SIMが新しく調査対象となっています。
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メインで利用しているMVNOトップはOCN モバイル ONE
前回のMNOの総合満足度調査の記事の通り、メインで利用している通信サービスでMVNOを答えた人は9.3%、サブで利用している通信サービスでMVNOを答えた人は14.2%でした。
これまでの推移で見ると2019年9月の13.2%が最も高く、2022年9月以降は微減が続いています。
メイン利用のMVNO
メインでMVNOを利用している方に契約サービスを聞くと、OCN モバイル ONEが17.0%でトップとなり、mineoが14.5%、IIJmioが13.6%と続きます。前回2位だった楽天モバイル(MVNO)は新規受付が終了してることもあり15.2%→9.7%で4位に落ちています。
この楽天モバイルはドコモ回線とau回線を使ったMVNOとしての楽天モバイルです。
前回との比較という面で見ると、J:COM MOBILEが1.8ポイントの上昇、次いでIIJmio、mineo、日本通信SIMのポイントが上昇しています。
MVNOの総合満足度は日本通信SIMがトップ、次いでmineo
各サービスの総合満足度を聞くと、「日本通信SIM」が最も高く926pt、次いで「mineo」が891pt、「IIJmio」と「OCN モバイル ONE」が885ptと続きます。
家族や友人にお薦めしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を出すと、推奨者から批判者を引いたNPSは日本通信SIMが5.3でトップ、次いで2位はmineoで-8.0となりました。
日本通信SIMは唯一、推奨者(9~10点)が批判者(0~6点)を上回っています。mineoは2位ですが前回(-6.0)よりもポイントを落としています。
MMD研究所の調査ではより詳しい結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。