電動昇降デスクなどを取り扱うFlexiSpotより、多用途でフレキシブルな調整が可能なオフィスチェア「FlexiSpot C2」をレビュー用に提供していただきました。
ちょうど最近、リビングにもPC環境をセットアップしていたところでした。最初は家にあった古い椅子を使っていたのですが、長時間座っていると疲れからかどうにも落ち着かなくなってしまったので、新しい椅子を考えていたところでした。
FlexiSpot C2は通気性に優れたメッシュの背面に、座面は型崩れしにくいモールドウレタンを採用、ヘッドレストやアームレストがフレシキブルに調整可能という特徴を持ちます。この「細かく調整できる」というのが気に入っています。
価格は64,800円で、それなりに値段の高いものです。ただAmazonでは商品ページに25%オフクーポン(2024年8月28日まで)があるので48,600円で購入できます。
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FlexiSpot オフィスチェア C2
本体サイズ | 60×64×112.5-126cm |
---|---|
リクライニング角度 | 最大130° |
背もたれ | メッシュ |
座面 | モールドウレタン 高さ:42cm~50.5cm 座面の奥行き調整:5cm |
アームレスト | PU 上下・前後・左右・角度調整可能 |
脚部 | アルミニウム |
重量 | 17.5Kg |
耐荷重 | 136Kg |
梱包サイズ | 88cm×40cm×68cm(約22Kg) |
組み立ては15-20分ほど
いくつかの部品に分かれて梱包されているのですが、想像するより大きいです。一人で階段の上り下りはやりたくない大きさと重さです。今、参考に過去の椅子のレビューを読んだらその場で開封してパーツごとに分けて移動させるというのがおすすめ
と書いてありました。全く、そのとおりですね。
背もたれや座面、脚部などに分かれており、必要なものも全部入ってるので特別な工具は必要ありません。ネジの見た目が似てて組み立ての説明書でどちらを言ってるのかわかりにくいですが、大きさがかなり違うのでそれで判断しましょう。
組み立て自体は難しいことはなく、説明書通りにすれば問題ありません。ゆっくりやっても15-20分程度で完成します。
モールドウレタンの快適な座り心地
座面には型崩れしにくいモールドウレタンが採用されています。ウレタンフォーム比べ密度が高いので体圧分散性が高く、そこから快適な座り心地に繋がります。しっかりと包んでくれるような安心感がありますね。
また、この座面は高さだけでなく、前後の奥行きも調整可能です。残念ながら座面の角度は変えられません。
ヘッドレストやランバーサポートも調整可能
背もたれ部分はメッシュでしっかりとした弾力が感じられます。まだ4段階、最大130°までのリクライニングが可能で、その際の反発力も調整できます。私はポモドーロテクニックで5分休憩するときなどにリクライニングを倒して思いっきり休む事があるのですが、そういったときの反発力も調整できるのは良きです。
長時間利用に必須のランバーサポートは前後に位置調整でき、ヘッドレストも高さと角度を調整可能です。
上下・前後・左右・角度調整可能な4Dアームレスト
私が最も気に入ってる点でもあるのが、アームレストを4つの方向に調整できることです。高さや角度だけでなく、肘掛けの部分を前後に移動できますし、アームレスト全体の左右幅も調整できます。
この手の椅子はわりと体格の大きな方向けに作られてることがあり、小柄な方だとアームレストに肘を置いた際に肘が離れすぎてしまうことがあります。その点、FlexiSpot C2は左右幅も調整できるので、他の調整も含めて(ある程度は)小柄な方でも自分に合わせられると思います。個人的にはあとほんの少し狭くしたいところですが…。
調整方法は慣れが必要か
ここまで書いてきたように、FlexiSpot C2は様々な部分の角度等を調整できます。
座面 | 高さ(42cm~50.5cm)・奥行き(5cm) |
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ヘッドレスト | 高さ(5cm)・角度(42°) |
アームレスト | 上下(75mm)・前後(40mm)・左右(60mm)・角度(40°) |
背もたれ | リクライニング(130°)・反発力 |
ランバーサポート | 前後 |
調整できる箇所が多いだけあって、それに使うレバーや、その操作方法もたくさんあります。感覚的にできるものもあればそうでもないものもあるので、その辺りは慣れが必要ですね。座面の高さ調整に使うレバーはちょっと遠いと感じました。
あまり使わないでいると操作方法を忘れてしまいそうなので、説明書を入れられるポケットのようなものがあると良かったかもしれません。(メイン机で使ってるコンテッサにはそういうクリップがあったので…。)
まとめ:細かく調整できるのが嬉しい
FlexiSpot オフィスチェア C2を使ってみて感じた、良かった点・イマイチな点をまとめます。
- シンプルで落ち着いたデザイン
- モールドウレタンの座り心地
- 座面やアームレストなど多くの部分で調整できる
- 座面の角度(前傾)は調整できない
- 一部わかりにくい操作がある
- アームレストの触り心地が好きじゃない
だいたいここまで書いてきたことですが、長時間座ってても疲れずしっかり包みこんでくれる座面と背もたれ、そして座り心地を左右する様々な調整が可能なことが嬉しいポイントです。
ただ、その反面操作する部分も多くなり、一部わかりにくい(覚えにくい)とも感じました。また、今が夏で湿度が高いからというのもあると思いますが、アームレストが若干ペトペトするような感触でした。今のところカバーを付けてみて様子見しています。まぁこれは気候の問題や好みの問題だと思います。
FlexiSpotは電動昇降デスクを多く取り扱っており、私もメイン机はFlexiSpotです。昇降デスクは高さを変えてスタンディングデスクにできる、というのが取り上げられがちですが、実は「その日の体調や気分によって1cm高くしたり低くしたり」という微調整し易いのが良いと思ってます。
このオフィスチェア C2も様々なポイントを調整できるので、様々な体格の人にフィットすると思います。もちろん、その日の体調によって調整することも可能です。こういった、自分で調整できるというのが良いですね。
セールやクーポンで5-6万円程度で購入できるので、10万円以上する椅子は高くて手が出ないけど、しっかりした椅子が欲しい(でも中古は嫌だ)という人にはちょうどいい椅子でしょう。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。