Xiaomiは2月19日、Leica Camera AGと共同で「Xiaomi×Leica光学研究所」(Xiaomi×Leica Optical Institute)の設立を発表しました。
この研究所では、光学技術を中心にデジタルイメージングやAI技術などのさまざまな学際科学を統合し、モバイルデバイスにおける光学性能の画期的な業界基準を共同で開発します。
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Xiaomi×Leica光学研究所
Xiaomi×Leica光学研究所はモバイルデバイスの光学性能や先進的なモバイルイメージング光学システムの創造、つまり、より高い水準のカメラ性能の実現を目標としています。
この実用的な進化における最初のマイルストーンとなる「Xiaomi 14 Ultra」が今月(海外で)リリースされる予定です。
日本では?
Xiaomi×Leica光学研究所は海外での話で、では日本でもXiaomiとLeicaが共同で開発したカメラ搭載のスマホが出るかというと、また難しい問題となってきます。
シャオミ・ジャパンとしては若干歯がゆい報告なのですが、
Leica様と共同で「Xiaomi×Leica光学研究所」を設立いたしました。今後もより高い水準のカメラ性能を皆様にお届けできるように尽力してまいります。https://t.co/UQutuMYm0c
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) February 19, 2024
Leicaは日本では(現時点では)シャープと協業しており、AQUOS R8シリーズがライカ監修のカメラを搭載しています。そのため、日本のXiaomiからはライカ監修のカメラを搭載できないようです。
例えば、Xiaomi 13T Proの海外モデルでは背面カメラにライカのロゴがあり、カメラアプリ内にもライカモードのようなものがあります。ですが日本で販売されているモデルにはそれらがありません。
そういった事情から、Xiaomi×Leica光学研究所が設立されても、日本でライカロゴの入ったXiaomi端末が発売されるのは、現時点では、おそらく「無い」話です。ただ、今後ライセンスがどうなるかで変わってくるので、注目しておきたいところです。