MMD研究所は10月24日、「2023年9月MVNOのシェア・満足度調査」の調査結果を公開しました。この調査は18歳～69歳の男女40,000人を対象に予備調査を行い、その中でMVNOを利用している18歳～69歳の男女900人を対象に2023年9月22日～9月27日の期間で実施されたものです。
調査対象サービス：
楽天モバイル、OCN モバイル ONE、mineo、IIJmio、イオンモバイル、BIGLOBEモバイル（それぞれn=150）
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メインで利用しているMVNOトップは
前回のMNOの総合満足度調査の記事の通り、メインで利用している通信サービスでMVNOを答えた人は9.8%、サブで利用している通信サービスでMVNOを答えた人は15.6%でした。
これまでの推移で見ると2019年9月の13.2%が最も高く、ここ数回はギリギリ10%に届かないところで安定してます。総務省の調査でもMVNOは減ってこそいないものの微増程度で安定してしまっています。
メイン利用のMVNO
メインでMVNOを利用している方に契約サービスを聞くと、OCN モバイル ONEが19.8%でトップとなり、楽天モバイルが14.8%、mineoが12.9%と続きます。前回とトップ3の順位は変わりません。
- この楽天モバイルはRakuten UN-LIMITではなくドコモ回線とau回線を使ったMVNOとしての楽天モバイルです。
前回との比較で増えているのはOCN モバイル ONEのみになります。とはいえ、そのOCN モバイル ONEも新規受付を終了しているので、今後はほかに流れていくと思われます。
MVNOの総合満足度はイオンモバイルがトップ、次いでIIJmio
各サービスの総合満足度を聞くと、「イオンモバイル」が最も高く767pt、次いで「IIJmio」が764pt、「OCN モバイル ONE」が759ptでした。
家族や友人にお薦めしたいかどうか10点満点の点数をつけてもらい、NPS（ネット・プロモーター・スコア／顧客推奨度）を出すと、推奨者から批判者を引いたNPSはIIJmioが-2.7でトップ、次いでイオンモバイルが-5.3となりました。
MMD研究所の調査ではより詳しい結果も掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。