週間スマホ業界ピックアップ – 約12万円の折りたたみスマホ、HONOR V Purseが発表！SD 778G搭載！Googleの対話型AI、Bardがより便利に

CloNis

2023年09月24日 17:42

日々進歩する携帯電話業界、今週も色々なニュースがありました。この記事では、今週のニュースを追えなかった人、そうでない人にも向けてピックアップしてザックリとまとめ、私見を記載していきます。あくまでもザックリですので、気になるニュースがあれば、ぜひ自分でも検索してみてください。

今週は2023年第38週(7月18日〜7月24日)のニュースをピックアップします

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Honor V Purse発表！Snapdagon 778Gを搭載した折りたたみスマホ

HONORは9月19日、折りたたみスマホの「Honor V Pulse」を中国市場向けに発表しました。SoCにSnapdrawgon 778Gを採用し、価格は5999元（約12万円）からとタブレットのようになる折りたたみスマホの中では非常に安価です。

HONOR V Pulseは外折り式の折りたたみスマートフォンです。最近だとあまりメジャーではない機構で、最初期のHuawei Mate Xや（折りたたみというよりは2画面式の）M Z-01Kと同じです。

本体の薄さは折りたたみ時が8.6mm、開いた時が4.3mmです。薄さを売りにしている競合機種のXiaomi MIX Fold3が10.96mm/5.26mmで、それよりも薄く驚きです。重量も214gと、ミニタブレットになるタイプの折りたたみスマホにしては軽量。

デザインにも注力しており、折りたたみ時にAOD（Always On Display,画面の常時点灯）でアートのように魅せています。専用ケースの装着でミニバッグ風のアクセサリーに魅せられたりも。ちなみに、HONOR V Purseの"Purse"はカバンの意味、ニュアンス的には女性が持つ小さいバッグの意味です。

町中でよく見かける「スマホショルダーから着想を得たのではないか？」と筆者は考えています。ガラケー風の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」も外側に画面を常時点灯できるものの、いかんせん面積が違いますし、なによりも情報表示がメインです。

ただのコストカット端末ではなく、デジタルアートのようなコンセプトを持たせて「ブラウジングやSNSがメインのユーザーでも買いやすくする」といった商法には感心してしまいます。｀

2023年9月26日（現地時間）に発売予定です。jd.comやhihonor.comなどで予約受付中。

より詳しいスペックなどは公式サイトからご確認ください。

荣耀V Purse-手机介绍-价格-多少钱 | 荣耀官方网站

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Googleの対話型AI「Bard」がアップデート

Googleの対話型AI「Bard」が9月19日にアップデートされました。変更点は以下の通りです。

英語のみ対応していた機能を40以上の言語で使えるように（日本語含む）
Googleアプリ/サービスと連携可能に
回答の根拠が表示されるように
Bardの質問を共有→引き続いで質問可能に

対応言語の増加

Bardは一部の機能が英語のみ対応でしたが、今回の更新では日本語を含む40以上の言語・地域に拡大します。Googleレンズで画像をアップロードしてBardで検索できる機能や、質問時に文章+画像で回答する機能、回答の長さや口調を調整など、様々な機能が英語以外の言語で実装されます。

Google系のサービスと連携

Bard Extensionsも公開されます。これは、通常の検索に加えてYouTube動画やGoogle Mapsを回答に含めるようになるもの。もちろん、YouTube動画など以外にもGoogleDocumentsやSpreadsheetなど、幅広いサービスと接続できます。それこそ、去年の4月に書いた原稿を要約して、リライトする、といったこともできますし、活用方法は色々とありますよ。