メイン利用の通信会社を契約した場所、Webがキャリアの路面店舗を上回る【MMD研究所調査】

MMD研究所は8月21日、「2023年7月通信契約のチャネル別調査」の結果を公開しました。メイン利用の通信会社で行った契約や手続きの内容や、契約や手続きをした場所が店舗かウェブかなどが調査されています。

メイン利用の通信会社で行った契約や手続きは「料金プランの変更」「MNP」「新規契約」

まず18歳～79歳の男女10,000人を対象に、モバイル端末の所有について聞いたところ、所有率は96.0%で、メインで利用しているモバイル端末の内訳は、「スマートフォン」が91.6%、「フィーチャーフォン（ガラケー）」が3.5%、「ガラホ」が0.9%でした。

このうち、現在通信会社を契約し、モバイル端末を利用している9,501人を対象に、メインで利用している通信会社で直近に行った契約や手続きについて聞いたところ、「料金プランの変更」が30.1%と最も多く、次いで「MNP」が24.1%、「新規契約」が21.3%でした。

メイン利用の通信会社を契約した場所はWebが路面店舗を上回る

メイン利用の通信会社を契約した場所を聞いたところ、「通信会社の公式WEBサイト」が29.2%と最も多く、次いで「路面店舗の携帯ショップ」が21.8%、「街の携帯ショップ」が10.6%でした。

2022年7月の調査と比較すると、「通信会社の公式WEBサイト」は4.2ポイント増、「路面店の携帯ショップ」が6.9ポイント減で、順位が逆転しています。

なお、路面店舗の携帯ショップはドコモショップなどのキャリアショップのことで、街の携帯ショップは通信会社以外が運営している併売店などのことです。

リアルのショップをすべて合わせればウェブを上回るのは変わらないものの、徐々にウェブでの比率が高まっているのがわかります。

契約する際に加入したオプションのトップは「補償オプション」

メイン利用の通信会社と契約する際に、加入したオプションやサービスについて聞いたところ（複数回答可）、最も多かったのは「補償オプション」が14.6%、次いで「音声通話や留守電などのオプション」が11.1%、「セキュリティオプション」が9.2%でした。

メイン利用の通信会社と契約した場所を選んだ理由

メインの利用通信会社を契約した場所を選んだ理由をそれぞれ聞いたところ（複数回答可）、携帯ショップでは「店舗で契約した方が安心できたから」が37.8%と最も多く、通信会社の公式WEBサイトでは「手続きが簡単だったから」が最も多く34.6%、家電量販店では「店舗で契約した方が安心できたから」が最も多く27.0%でした。

逆に選ばなかった理由としては、携帯ショップでは「店舗で相談しながら検討したかったから」が32.6%と最も多く、通信会社の公式WEBサイトでは「来店するのが面倒だったから」が最も多く29.4%、家電量販店では「店舗で相談しながら検討したかったから」が最も多く27.4%でした。

MMD研究所の調査ではもう少し詳しく結果が掲載されています。興味ある方はそちらもチェックしてください。

参考情報

• 2023年7月通信契約のチャネル別調査

本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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