SOUNDPEATS Engine 4 レビュー :小型で重低音、宝石のように美しいTWS
SOUNDPEATSさんから完全ワイヤレスの「SOUNDPEATS Engine 4」をレビュー用に提供していただきました。
「SOUNDPEATS Engine 4」は小型で高級感のあふれるデザインと重低音、LDAC対応が特徴です。1万円を大きく下回る価格でLDACにも対応する、コストパフォーマンスにも優れたイヤホンです。
通常価格が8,480円のところ、商品ページのクーポンと下記クーポンを利用すると6,360円で購入できます。どうぞご利用ください。
クーポン:SPZDPDPRM
有効期限:2023年7月13日00:01~7月16日23:59
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SOUNDPEATS Engine 4
パッケージは小型で、収納してもかさばらなさそうです。
本体は光沢感が強く、高級感があふれています。宝石みたいですね。
イヤホン本体は小型で、一部がマットのような素材です。というか、こっちも宝石のようで高級感を意識したデザインなのでしょう。
実際に2週間ほど常用してみたところ、やはり指紋が気になります。メタルアクセサリーや革製品も定期的に手入れする必要があるように、高級感のあるデザインですし、拭くのも楽しみの1つかもしれません。(取ってつけたような理屈ですが)
今のところ塗装ハゲはありません。光沢素材だと考えると今後つく可能性はあります。キズやハゲを気にする方は考えてから買った方がいいでしょう。
付属品はType-Cケーブルと説明書にイヤーピースです。
Lサイズのイヤーピースでも緩い
筆者は普段からMサイズのイヤーピースを使っています。どういうわけか付属するMサイズのイヤーピースだと緩く、本体が耳から落ちてしまいます。
付属するLサイズのイヤーピースに交換してみましたが、それでも緩く感じます。普段からLサイズのイヤーピースを装着している方は「コンプライ」や「AZLA SednaEarfit Crystal for TWS」などを別途用意するといいかもしれません。
通話時の雑音を軽減
人の声と環境音をAIが分別し、声だけが通話相手に聴こえるようにしてくれます。
そういえば、友人と通話していた時に騒音の多い場所でも「なんて言ってるか聞こえない」と言われませんでした。
スマホ内蔵マイクや他のワイヤレスイヤホンでは騒音をうるさがってるような反応をされましたが、SOUNDPEATS Engine 4だとそういった反応をされていない気がします。
マルチポイント接続に対応
専用アプリの『SoundPeats』からマルチポイント接続を有効にすると、2台同時にデバイスを接続できます。
タブレットから音楽を制御して、スマホでは電話を受けるといった使い方もできておもしろいです。これ、創意工夫してみると意外な使い方があるかもしれません。
バッテリー持ちと再生時間
ケース込みのバッテリー持ちは43時間で、イヤホン本体の連続再生時間は12.5時間とかなり持ちます。
流石に連続12.5時間も聴かないので実際は不明ですが、1日に3時間ほど聴く使い方だと1週間弱は充電しないでも大丈夫でした。
小型でバッテリーが長く持つのはいいですね。
音質:タイトな低音、明瞭感のある中高音
SOUNDPEATS Engine 4はオーディオコーデックのLDACに対応し、ハイレゾ認証も取得しています。
LDACを有効にすると無効時よりも解像度や音の密度が増えて「いい音」で音楽を聴けます。そんなLDACを有効にして聴いてみました。
聴いてみて、真っ先にパンチのある音だと感じました。低音は強く、中高音にもキレがあってポップスやロックと相性がよさそうです。
中高音にキレがあるといっても、「キーンとする音」ではなく輪郭がハッキリしている音に感じます。落ち着きがありつつ、パンチのある音を鳴らすといったところでしょうか。
また、女性ボーカルは伸びやかで、透明感があります。モニターサウンドを主軸にバランスよくチューニングしている印象です。
以下は、異なる3つの楽曲を聴いた上を感想を書いたより具体的なレビューです。Galaxy Z Fold3 5G,Amazon Music HDの最高音質で試聴しています。
Pratanallis - Midday Moon
女性ボーカルとシンフォニックロック。全体的に激しめでベース、ドラムの主張が強い楽曲です。先述の通りEngine 4は落ち着きとパンチが混在している音でロックとは相性がいい。タイトに鳴らします。
水樹奈々 – 真愛
有名声優の水樹奈々さん(通の方には奈々様とも)の曲です。ロックとは対象的でスローテンポな曲調ではあるものの、1音をきれいに鳴らします。
低音の強さが足枷になるかな?と懸念していましたが、そんなことはなく、全体的にバランスがまとまっていて聴きやすいです。
resonance[Clean] – Aiobahn
電脳かつ神秘的な曲。3曲の中で最もテンポが遅めで、中高音の主張が強めです。低音に着目していましたが、resonanceを聴いて中高音域の明瞭感に気がつかされました。
最近の筆者はロックばかり聴いているので、女性ボーカル特化な曲(アニソンなど)とは縁がないのですよね。聴くジャンルの偏りをなくさないと…。
少々脱線しますが、1つのジャンルに縛られるよりも幅広いジャンルを聴いたほうがよくないですか?筆者はハマるとそればかりになってしまう一面があって、偏屈だなぁ…と自分に思ってしまうわけです。
実際のところ、色々なジャンルの曲を聴いたほうが「新しい曲」に出会えると思うのですよね。おすすめにも色々な曲が紹介されやすくなるはずですし…。
SOUNDPEATSのフラグシップモデル「Opera 05」と比較
SOUNDPEATSのフラグシップモデルOpera 05と今回レビューしたEngine 4を聴き比べてみました。比較に使用した楽曲は『Midday Moon – Pratanallis』『Dreaming Doll – Pratanallis』です。なお、音の感じ方は極めて主観的であるため、参考程度におねがいします。
まず、聴き始めから解像度が明らかに違います。Opera 05は中高音がギラギラとしていて、分解性能が高いです。情報量も多く、音場も広くスケールが違います。一方、Engine 4はギラギラ感も控えめでバランスの取れた音といったところでしょうか。
解像度は流石のフラグシップモデル。下位モデルの追随を許しません。しかし、音の自然さはEngine 4が圧勝。正直いって、Opera 05は「人工的な音」の印象が拭いきれないと思います。金属感が強く、常に弦楽器で聴いているような感覚です。
更にいえば、Engine 4は女性ボーカルの明瞭感と伸びやかさがOpera 05よりもあります。Opera 05だと女性ボーカルに鋭さを感じるので、Engine 4の方が聴きやすいとも言えるでしょう。
筆者はどちらかといえばOpera 05の方が好みです。なぜなら愛用する有線イヤホンの「Noble Audio Kaiser Brass Limited Edition」と音の傾向が近いから。どちらも「金属感が強く艷やかな音」で筆者がよく聴くシンフォニックロックやジャズ、クラシックなどによく合います。
まとめ:小型で高級感がある、タイトな低音と明瞭感のある中高音域
SOUNDPEATS Engine 4の特徴について振り返ってみましょう。
- 小型で高級感のある本体
- タイトな低音、透明なボーカル
- LDAC対応&ハイレゾ認証取得&マルチポイント接続対応
- イヤーピースは選んだほうがいい
- 通話時の雑音を軽減
音質やデザインは好みの分かれどころではあるものの、個人的には宝石の硬質さをデザインと音質で表しているところがいいと思いました。光沢素材が気になる方はSOUNDPEATSから他のイヤホンがいくつか出ているため、そちらを検討してみるといいかもしれません。
総じて、ロックやポップなどを聴く人におすすめです。逆にクラシックやジャズを聴く方にはSOUND PEATS Opera 05の方がいいかもしれません。
LDACやマルチポイント接続にも対応しており、よく外で通話をする方、小型なイヤホンを探している方におすすめです。
また、コスパにも優れているため、安価にそれなりのワイヤレスイヤホンが欲しい方にもおすすめですよ。
通常価格が8,480円のところ、商品ページのクーポンと下記クーポンを利用すると6,360円で購入できます。どうぞご利用ください。
クーポン:SPZDPDPRM
有効期限:2023年7月13日00:01~7月16日23:59
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。