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AndroidのブラウザをFirefoxからVivaldiにした「1つ」の理由

Android端末のブラウザといえば、シェア率No1*の『Chrome』を使用している方が多いでしょう。筆者は『Firefox』を使用していましたが、つい最近『Vivaldi』に変更しました。

変更した主な理由や、しばらく使ってみて便利なところ、イマイチなところを『Firefox』とも比較します。

*OREFOLDER調べ(2023年6月) スマホのメインブラウザは?アンケート結果発表!1位は有名なあのブラウザ

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FirefoxからVivaldiに移行した「1つ」の理由

筆者は「Galaxy Z Fold3 5G」と呼ばれる、開けばタブレット、閉じれば普通のスマホになる端末をメインで使っています。勘のいい方なら既にお気づきかもしれませんが、開いた状態の大画面で使うのに適したブラウザを探求した結果、FirefoxからVivaldiに乗り換えたわけです。

画像:Vivaldi

「開いた状態の大画面で使うのに適したブラウザ」が何を示しているのか、ピンとこない方もいると思います。具体的には2つのタブを同時に表示できる点です。これこそがFirefoxからVivaldiに乗り換えた「1つ」の理由です。

Androidの機能としてある画面分割。通常は分割したそれぞれに別のアプリを表示しますが、Vivaldiは両方に別々のVivaldiを表示できます。これを使えば片方の画面で参考ページを表示しながらもう片方のページで記事の執筆だってできます。これが折りたたみスマホと相性がバッチリで、これのためにFirefoxから移行しました。

正直、画面分割はChromeやBraveでもできますが、後述する機能を重視してVivaldiに決めました。

Vivaldiの便利なところ、イマイチなところ

実際にVivaldiをメインのブラウザとして利用してみて、便利だったりイマイチと感じたものを挙げてみます。

Vivaldiはタブバーを画面下部に配置できる

左:Vivaldiのタブバー 右:Firefoxのタブ一覧

Vivaldiではタブの切り替えがタブバーからサクッとできます。そしてこのタブバー(およびアドレスバー)を画面下部に配置できて便利です。

アドレスバーには戻る/進むボタンもあり、画面下部に操作系が集約していて使いやすです。

Firefoxにはタブバーが存在せず、Chromeはタブレットや折りたたみスマホでタブバーが表示されますが、画面下部に配置できません。(flagsから表示できますが、Googleは推奨していません)

検索エンジンをワンタップで変更可能

画像:Vivaldi

Vivaldiは検索する際に、どの検索エンジンで検索するかをその場で選べる「検索エンジン切り替えバー」があります。使いたい検索エンジンのアイコンをタップするだけのワンタップで済むのが便利です。

画像:Vivaldi

ただし、Android版のVivaldiからは検索エンジンの追加ができず、PCが必要です。PC版Vivaldiで検索エンジンを追加→アカウントの同期を有効にするとAndroid版のVivaldiにも同期されます。

画像:Firefox

Firefoxはスマホ単体で検索エンジンの追加ができ、検索エンジン名まで表示されます。ただ、検索エンジンのアイコンをタップ使いたい検索エンジンのアイコンをタップ検索実行と数回のタップが必要です。Vivaldiならキーワード入力後に使いたい検索エンジンのアイコンをタップするだけなので、余計な一手間を省略できて便利です。

すべてのウェブページに完全なダークテーマを適応可能

画像:Vivaldi

筆者にとって絶対に譲れない機能。それが「すべてのウェブページに完全なダークテーマを適応する」です。これができないブラウザをメインにするのは絶対に無理です。

Vivaldiでは全てのウェブページにダークテーマを標準で適応できます。

画像:Vivaldi

Firefoxは「端末のテーマと同期」ができる一方、Vivaldiは手動でテーマを切り替える必要があります。地味に面倒で手間なのですよね…。

Firefoxはすべてのウェブページにダークテーマを適応させるアドオンが簡単に導入でき、黒背景の強さを調整したり、端末のテーマと同期できます。Vivaldiはこれらができませんが、全ウェブページに完全なダークテーマが適応できないよりはマシです。

タブをリスト表示できないのは不満

画像:Vivaldi

Vivaldiにも不満はあります。Firefoxはタブのリスト表示に対応していましたが、Vivaldiではグリット表示のみでリスト表示に非対応なのが不満です。

画像:Firefox

グリット表示よりもリスト表示のほうがスッキリとしていて見やすいです。

Googleの検索結果に余計な情報が出てくる

VivaldiはGoogleの検索結果にショッピングや関連語の候補などの余計な情報が表示されます。Firefoxでは余計な候補が表示されませんでした。

左:Vivaldi 右:Firefox

たとえば、Firefoxだと「SIGMA DP2 Merrill」で検索しても、ショッピングの候補は表示されませんし関連した語のボタンもありません。Vivaldiだとショッピングの候補や口コミ、レビューなど「余計な物」が検索結果に出てきます。

筆者にとっては「不要な情報」を強制表示するのは不満。なんらかの方法で非表示にできるようになってほしいですね。

一応、回避策として検索エンジンを「DuckDuckGo」に変更しています。

ページの読み込みが速くなった

あくまで体感ですが、Vivaldiに変えてからページの読み込み速度が上がり、パッと表示されるようになりました。久々にFirefoxを使うと読み込み速度が遅く感じます。

ブックマークや履歴をワンタップで呼び出し!

Vivaldiは画面左下部に「パネル」があります。

  • ブックマーク
  • 履歴
  • メモ
  • 翻訳
  • ダウンロード

パネルではこれらの機能にアクセスできます。そのなかでも、履歴とブックマークを簡単に呼び出せるのは便利です。

広告ブロックソースを追加できる

画像:Vivaldi

Vivaldiには標準で広告ブロック機能があります。広告ブロックソースを追加でき、ポップアップ広告だけをブロックしたり、スパム報告に基づくブロッカーなど…自分の用途に応じてカスタムできる優れものです。

自分でソース元を指定して広告をブロックできるのは高評価。広告ブロッカーとユーザー間の思想が合わない場合もあるからです。

スピードダイヤルは便利、でも癖で活用できていない

画像:Vivaldi

Vivaldiの売り機能「スピードダイヤル」では、任意のページをスタートページに配置して、クイックなアクセスができます。

もちろんこれは便利です。でも、「癖でアドレスバーにURLを直接入力」してしまいます。タップしたほうがスピーディなのは理解しているのですが…。

これも結局は「慣れ」ですし、そのうち順応するとは思います。

環境は変われば道具も変わる、自分にあったブラウザを使おう

長年Firefoxを使い続けてきました。フォルダブル端末をメインにしなければ「Vivaldi」に変えることもなかったでしょう。

結局は「自分にあったブラウザ」を選ぶ。これに尽きます。フォルダブルがメインの間はVivaldiで普通のスマホにしたらFirefoxに戻る…と言いたいところですが、実際に使い続けるといい感じです。普通のスマートフォンに戻ったとしてもFirefoxに戻ろうとは思いません。

Vivaldiに変えてよかった点は

  • ページの読み込みが速い
  • 画面を2分割して表示できる
  • タブバーが画面下部にある
  • パネル機能で情報収集効率UP↑
  • 検索エンジンを楽に切り替えられる
  • 広告ブロックのリストを追加できる

逆にイマイチな点は

  • Googleの検索結果に余計な物が表示される
  • タブのリスト表示に非対応

本文中にも述べたように、ダークテーマや広告ブロックの問題は軽微なポイントです。逆にイマイチなポイントは実装すらされていません。Googleの検索結果に余計な情報が表示される、タブのリスト化に非対応、これらが追加されることを望みます。

筆者の場合は「フォルダブル端末で2分割の表示をしたい」ことが起因してVivaldiに移行しました。でも、現時点では「フォルダブル端末から普通のスマホに戻してもFirefoxに戻る」つもりはありません。

なぜなら、操作系が画面下部にあって、検索エンジンの切り替えが早い、ブックマークや履歴を瞬時に呼び出せる、戻る/進むボタンが常時画面に表示されているからです。フォルダブルユーザにはVivaldi、おすすめですよ。

ちなみに、筆者がFirefoxを使っていた理由も過去に執筆済みです。併せてどうぞ。

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