BlackviewよりミニPC「MP200」をレビュー用に提供していただきました。片手で持ち運べる2.07LサイズのコンパクトなPCで、第11世代のIntel Core i5-11400Hを搭載、それでいて5万円を切る、普段使いにちょうどいいミニPCです。
私が現在使っている(この記事も書いてる)PCも似たようなミニPCです。性能的には似たようなものなのですが、RAMが交換・増設できず、また全面にUSBがないという欠点がありました。今回のMP200はそういった欠点がないのが嬉しいポイントです。
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コンパクト&スタンド付き
MP200はブラックとブルーの2色あり、今回はブラックを提供していただきました。日本向けに技適マークもあります。
本体のほか、スタンドに電源アダプタとケーブル、HDMIケーブル、取付金具とビス、マニュアルです。金具はどう使うのかちょっとわからないのですが、モニター裏にでも取り付けられるのでしょうか?
今回はレビュー用のサンプルなため、EUプラグでした。AliExpressのページには日本用のJPプラグがあるので、ちゃんとそちらを選びましょう。
こちらは電源アダプタ。けっこう大きいです。本体はミニサイズだけど、このアダプタの置き場所に悩みそうですね。また、PSEマークが見当たりませんが、これはレビュー用なので実際の販売用ではPSEのマークが付いたものになるとのことです。
本体は四角の四隅が更に欠けた形をしています。橋のような形のスタンドが付属しており、これに乗せて設置します。スタンドは本体が入る場所と接地面に滑り止めが付いており、斜めに傾けたデスクでも滑り落ちてこないようになっています。
前面側には電源ボタンの他に3.5mmオーディオジャック、USB 3.2 Gen 2 ×2、USB Type-C(15W)があります。前面側にUSBポートがあるのはいいですね。
背面側はUSB 3.2 Gen 2 ×2、Display Port、HDMI 2.0、LANジャック、DC電源ポートです。背面側のUSBポートが2つしかなくて少ないかな?と思ったのですが、全面と合わせればUSB-Aが4つUSB-Cが1つなので数は十分にありますね。
底面側に排気口があります。スタンドを使うとこの部分が浮くことになります。ファンがけっこう勢いよく回るのでしっかり冷却されて意外と本体は(そう)熱くなりません。
スペックとパフォーマンス
Blackview MP200の主なスペックは以下の通り。
Model: | MP200 |
---|---|
Dimension: | 183.2*150*75.5mm |
CPU: | Intel® Core™ i5-11400H,6 Cores |
GPU: | Intel® Ultra-HD Graphics |
Display: | 4K Ultra-HD |
Cache: | 12M |
RAM: | 16GB DDR4, 3200Mhz; Up to 128GB Expansion |
SSD: | 512GB M.2, Max 2TB 2.5″ HDD Storage Expansion |
Wi-Fi: | Wi-Fi 6, Dual Band: 2.4G + 5G |
Bluetooth: | Bluetooth 5.2 |
LAN: | Support 100/1000Mbps |
Front I/O: | 2x USB 3.2 Gen2 1x 15W Type-C 1x 3.5mm HP/MIC TRRS 1x Power Button |
Back I/O: |
2x USB 3.2 Gen2 1x HDMI 2.0 1x Display Port 1x RJ45 LAN 1x Clear CMOS Button 1x 5.5mm DC connector |
Windows 11 Pro搭載
MP200はWindows 11 Proを搭載してます。テレワークでリモートデスクトップを使う場合などには良さそうです。
ベンチマーク
いくつかベントマークアプリを使ってみました。
Geekbench 6ではシングル2,804ポイント、マルチ6,374ポイントでした。
CINEBENCHはシングル1,471ポイント、マルチ8,158ポイント。
3DMarkでは411ポイント。
PCMarkは4,401ポイント。
実際にMP200を使っていつものようにPC作業してみましたが、特に問題なく操作できました。ウェブサイトやTwitterの閲覧、Office系ソフトの操作、といった一般的な使い方なら十分ですね。
Blackview MP200の良かったところ、イマイチなところ
Blackview MP200を使ってみて感じた良いところとイマイチなところをまとめてみます。
- 小さくて軽い
- 一般的な作業には十分なパフォーマンス
- ストレージ、メモリが交換・増設可能
- ファンの音がけっこう大きい
小さくて軽い
やっぱり本体が小さいのが良いですね。183.2 × 150 × 75.5mmというサイズなので、デスクの上にも置けます。一般的な作業で使うだけならそこまで拡張性も必要ないですし、だったら小さい方が良いですよね。
私自身、もう何年もミニPCを使っていますが、大きなPCにはもう戻らないと思います。
ストレージ、メモリが交換・増設可能
MP200はストレージやメモリが交換・増設できます。
底面部にあるネジを2つ、普通のドライバーで外すだけで蓋が外れます。
NVMeのM.2 512GB SSDと16GBのRAMが搭載されており、どちらも交換可能です。RAMのスロットは2つで片方が空いてます。また、SATA接続のコネクタがあり、2.5インチのHDDを接続できます。
最近はメモリやSSDが安くなってるようですし、一緒に増設用を購入しても良いかもしれませんね。
ファンの音が気になる
一番気になったのはファンの音です。何も操作してない時はかなり静かなのですが、少し作業を始めるとファーッと回りはじめ、なかなか煩いです。
ディスプレイの横にMP200本体を設置し、キーボードのあたりにスマホを置いて『騒音測定器』アプリで測定するとだいたい35~50dBでした。アプリの説明には「40dB:静かな図書館」と書かれていますが、図書館でこのファンの音は目立ちます。
静かな夜に集中して作業…というのはなかなか難しいと感じる音でした。
まとめ
コンパクトなサイズで一般的な作業には十分なパフォーマンス、それでいて5万円を切る価格というのはなかなか魅力ではないでしょうか。ストレージやRAMの交換・増設もできるのでもう少しカスタマイズしたい、という要望にも応えられます。
さすがにゲームやる人には勧めませんが、普通の作業をするくらいでコンパクトなPCを求めてる人には十分オススメできるPCです。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。