Twitterは2月18日、ログインに使う2要素認証のうち「テキストメッセージ(SMS)」を利用するものをTwitter Blueサブスクライバーに限定すると発表しました。
現在は新たにSMS認証を登録することはできず、すでに利用してる場合は3月19日までに削除するように案内が出ています。なお、認証アプリ、セキュリティーキーを利用した2要素認証については引き続きTwitter Blueサブスクライバー以外も利用できます。
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3月20日以降、SMS認証はTwitter Blueのみに
新しくアカウントにSMS認証を設定しようとすると、「Twitter Blueサブスクライバーのみ利用できます」と表示され、別の認証方法を選ぶように表示されます。次の選択画面でSMS認証も出てきますが、選ぶと同じ画面の繰り返しとなります。
また、現在SMS認証を利用している方がTwitterアプリを起動すると、上図のような案内が出てきて、3月19日までにSMS認証を削除するように促されます。SMS認証を利用していてもこの画面が(まだ)出てこない人もいます。
Effective March 20, 2023, only Twitter Blue subscribers will be able to use text messages as their two-factor authentication method. Other accounts can use an authentication app or security key for 2FA. Learn more here:https://t.co/wnT9Vuwh5n
— Twitter Support (@TwitterSupport) February 18, 2023
今後はセキュリティーキーもしくは認証アプリで
Twitter Blueに課金していない人は、今後は2要素認証を使わないか、セキュリティーキーもしくは認証アプリを利用することになります。
セキュリティーキーは、そういった物理的デバイスで、Googleの「Titan Security Key」やYubicoのセキュリティーキーなどがあります。これらを端末に挿入して使います。
認証アプリは専用のアプリでワンタイムパスワードを発行し、それを使ってログインします。Google Authenticator、Authy、Duo Mobile、1Passwordなどのワンタイムパスワード(TOTP)認証アプリが利用できます。
現在SMS認証を利用していて、Twitter Blueサブスクライバー出ない場合は、どちらか(または両方)を設定しておくようにしましょう。