XIDU様からPhilbeam S1プロジェクターをレビュー用に提供していただきました。
最大300インチまで投影可能でフルHD解像度、550ANSIルーメンの明るさを持ち、HDMI/USBケーブルでの有線接続だけでなく同じWi-Fi上に接続したスマホやPCの画面もミラーリングできるプロジェクターです。
- 1080p/HDR10対応
- 最大300インチまで投影可能
- 沈み込むような低音が映画感っぽさを出す
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本体デザインに動作音、付属品
提供していただいたカラーは落ち着いたブラウンです。グレーカラーも存在します。
本体上部のボタンで操作もできます。リモコンも付属しており、そちらでも操作可能です。
底面にはゴムがあり、ズレを防止します。また、三脚などを取り付けられるネジ穴用もあり、三脚やスタンドを取り付け可能です。
筆者は三脚に取り付けて投影していますが、強い衝撃を与えない限りはズレません。ワンルームだと設置場所に悩みますが、三脚設置であれば片付けも楽で助かります。
動作中の音の大きさをアプリで測定してみました。動作音はだいたい44.4dB程度ですが、体感ではファンの音がそこそこします。近いところでは、ノートPCのファンが全開で回っている音です。
付属品はHDMIケーブル、AVケーブル、電源ケーブル、リモコンに冊子類です。
電源ケーブルは3ピンタイプのものなので、2ピンタイプのコンセントしかない場合は変換アダプタなどが必要になります。
日本語表示にも対応
この手の製品は一部が英語表示だったり、そもそも日本語表示に対応していない場合もありますが、しっかりと日本語表示に対応しています。
HDMIなどの入力だけでなくミラーリングにも対応
XIDU Philbeam S1はHDMIやUSBでの有線接続のほか、Wi-Fi接続に対応しているため、ミラーリングやAirPlayも使えます。スマホに表示している映像コンテンツをプロジェクターに転送して投影も可能です。
ミラーリング機能があっても、Galaxy Z Fold3(SC-55B)とLEITZ PHONE1はミラーリングできず、Huawei P50 Pro(JAD-LX9)はできました。P50 ProにはGoogleサービスが入っておらず、そこが関係しているのかもしれません。
ミラーリングしてU-NEXTを再生しようとしたら、画面が真っ暗になり音声だけが流れました。これは著作権保護が原因で、ミラーリング状態で映像を再生すると画面が真っ暗になるそうです。有料配信サービスを観るためにはスマホとプロジェクターをHDMIケーブルで接続する必要があります。Fire TV StickやChromecast with Google TVを用意して直接HDMIにさすのが良さそうです。
実際に投影してみたら大迫力だった
雰囲気作りも兼ねて部屋を暗くして投影しました。1080p/HDR10に対応するだけあり、かなりキレイです。ただ、壁に投影しているからか、一般的なスマートフォンやディスプレイよりは粗が目立ちます。それでも文字は視認できるため、大きな問題点ではないでしょう。筆者は部屋の都合上試せませんでしたが、最大300インチまでの投影が可能です。
550ANSIルーメンに対応しているため明るい部屋でも投影できます。
音量MAXにしてみましたが、大迫力な低音でいい感じです。映画館には及びませんが、ホームシアターと考えれば十分に雰囲気は出ています。高音にはどこか不自然さを感じました。
家に帰るのが楽しくなった
プロジェクターが来たことによって「映像作品がみたいな」といった気持ちが以前よりも湧き出るようになりました。もちろん、外やPCでも見れるのですが、やっぱりプロジェクターだと「迫力」が違います。
そんなこともあり、前よりも家に帰るのが楽しくなりました。おつまみを片手にしながら映像作品をダラダラと見るの、よいですよ。チューナーレステレビの購入を検討していましたが、物理的なスペースを取らない、そして大画面で見れるプロジェクターが代用になってくれそうです。
チューナーレステレビの購入を検討している方は、こういった選択肢があることを念頭に置いておくといいかもしれませんね。執筆時点で2万5999円と買いやすくもあるため、試しに購入してみるとおもしろいと思いますよ。
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2002年生まれ、自分の好奇心を満たすために行動してます!
行動(選択)基準はよくもわるくも「おもしろいか、おもしろくないか」になりがち。スマホはGalaxy Z Fold 5、最近はAngenieuxのレンズにハマってます。