ASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone 6」について、先日レビューを掲載しましたが、それに続いて専用アクセサリのAeroActive Cooler 6とKunai 3 Gamepadについてもお借りしたので紹介します。
AeroActive Cooler 6は冷却ファン内蔵外付けクーラーユニット、Kunai 3 Gamepadは本体に装着して携帯ゲーム機のようにプレイできる専用コントローラーです。
12,480円
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冷却ユニットAeroActive Cooler 6
AeroActive Cooler 6はROG Phone 6に装着できる冷却ファン内蔵外付けクーラーユニットです。ROG Phone 6はCPUが端末中央に配置されており、その場所に合わせて冷却できます。
また、冷却できるだけでなく左右の白い部分はそれぞれトリガーボタンとなっています。
もちろん光ります。
端末に触れる部分は装着してない状態でもひんやりしてます。
冷却ファンだけでなくペルチェ素子など吸熱・冷却の仕組みが詰め込まれています。
ユニットの一部は展開してスタンドになります。これを出さないでも立てられますが、安定性が出ますね。
設定から冷却モードを選択できます。最も強力な「フローズン」モードはケーブルを接続してユニットに直接給電する必要があります。
このほかに、背面ライトの光る条件などを細かく指定できます。
冷却モードを「スマート」の状態でAnTuTuベンチマークを試してみました。なしの場合に比べスコアはそこまで変わりませんが、温度上昇は28.7℃→36.3℃、最高38.9℃と、かなり抑えられています。(AeroActive Cooler 6なしのときは29.8℃→43.7℃、最高45℃)
実際に使ってみるとファンの音はそれほど気になりません。重さは約117gあり、本体と合わせて356gなので長時間の使用は少し辛くなってきます。
背面の4つのボタンについては手の大きさ次第で評価は分かれそうです。あまり手の大きくない私にはちょっと遠くて難しかったです。とは言え物理ボタンが増えることで操作しやすくなるゲームもあるでしょうから、そういった環境の方には良さそうです。
入力 | ボタン:クーラーボタン×4、アンロックボタン |
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インターフェース | USB Type-C オス(接続用)、USB Type-C メス(充電用) |
サイズ | 高さ89.83mm×幅94.57mm×奥行き41.25mm |
質量 | 約117g |
主な付属品 | ユーザーマニュアル、製品保証書、バンパー |
12,480円
専用コントローラー Kunai 3 Gamepad
Kunai 3 GamepadはROG Phone 6本体に装着して、携帯ゲーム機のようにプレイできる専用コントローラーです。装着用のバンパーに本体をセットし、その左右にコントローラーが来ます。
AeroActive Cooler 6と同時装着も可能です。また、コントローラーの裏側にもボタンがあり、これはなかなか押しやすいです。
この状態だと492gになるので長時間のプレイは辛くなってきます…。
バンパーとコントローラー部分は分離できます。
コントローラー部分をまた別のパーツ(チャージャー)と合体させてゲーム機のコントローラーのようにもできます。この状態のときはBluetoothでROG Phone 6と接続します。
さらにグリップパーツと組み合わせて、より持ちやすいコントローラーにできます。
背面から。
AeroActive Cooler 6を装着してスタンドのようにROG Phone 6を立てて、Kunai 3 Gamepadはグリップを装着した状態で使うと長時間のゲームプレイでも疲れにくくなります。
ROG Phone 6に直接接続するハンドヘルドモード、Bluetooth接続にしたゲームパッドモード(モビリティ)、グリップまで付けたゲームパッドモード(オールインワン)と、3つの形態で使えるのが便利です。シビアな反応が必要なときはハンドヘルド、長時間まったりならゲームパッドモードと切り替えての使用が良さそう。
ゲームパッドでゲームをプレイする
ゲームパッドを使ってスマホゲームと言っても、対応するものとしないものがあります。Armoury Crateeアプリではゲームパッドに対応したおすすめゲームがリストアップされているので、ここから探すのも手です。
ゲームパッドに正式対応してないものでも、AirTriggerと同じく自分で割り振れば利用できます。また原神など一部のゲームでは予め割り振られたパターンが用意されているので、それを適用すればすぐにプレイできます。
割り振ったキーを画面上に薄く表示できるので、どのボタンがどれなのか、わかりやすくなっています。慣れないうちはありがたい機能です。
実際にいくつかのゲームをKunai 3 Gamepadを使って試してみました。やはり専用のパッドがあったほうが遥かに操作しやすいですね。正直、原神は序盤も序盤でリタイアしていたのですが、これのおかげで少しだけ進められました。
また、ずいぶん前に放置してたFinal Fantasy V(ピクセルリマスターではない以前のもの)も、操作性がかなりアップしました。
スマホでゲームやるならゲームパッドあったほうがいいですね。プレイするにあたってのストレスがかなりなくなります。
入力 | ボタン/スティック: 十字キー サムスティック(L、R) フェイスボタン(A、B、X、Y) バンパー(L、R) トリガーボタン(L、R) ファンクションボタン(M1、M2) ショートカットカットキー×4(電源/ホーム、選択、スタート、ROG) |
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インターフェース | USB Type-C×2 |
バッテリー駆動時間 | 約6時間 |
サイズ | ハンドヘルドモード:高さ106.3mm×幅260.7mm×奥行き40.9mm ゲームパッドモード(オールインワン):高さ110.2mm×幅154.7mm×奥行き66.8mm ゲームパッドモード(モビリティ):高さ106.3mm×幅117.2mm×奥行き40.9mm |
質量 | ハンドヘルドモード:約136g ゲームパッドモード(オールインワン):約198.8g ゲームパッドモード(モビリティ):約135g |
主な付属品 | ROG Kunai 3 コントローラー×2、ROG Kunai 3 チャージャー、バンパー ※4、ROG Kunai 3 グリップ、ユーザーマニュアル、製品保証書、Type-A to C ケーブル、プロテクションバッグ |
まとめ
AeroActive Cooler 6とKunai 3 Gamepadはどちらも1.2万円ほどするので手が出しやすいとはいえない価格です。それでもROG Phone 6を買うくらいにゲームに向き合ってるのなら、一緒に揃えたいところです。
発熱を抑えるAeroActive Cooler 6とプレイ環境を向上するKunai 3 Gamepad、自分に必要なものを揃えたいですね。どちらも満足度は確実に上がります。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。