Googleストアの下取りプログラムを利用してみました-利用方法と流れ、かかった日数など
Googleストアには、新しいスマートフォンを購入する際に、古いスマートフォンを下取りに出すと下取り額分の払い戻しを受けられる「Googleストアの下取りプログラム」があります。
Pixel 6aを購入する際にこの下取りプログラムを実際に利用してみました。
目次(見たいところからチェック!)
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Googleストアの下取りプログラム
Googleストアの下取りプログラムは、Googleストアでスマートフォン(Pixel)を購入する際に古い端末を下取りに出すと後日その分が払い戻しされるという仕組みです。なお、Googleそのものでやっているわけではなく、下取りパートナーの「PCS Wireless」が対応します。
新しいスマートフォンが届いた後で下取り用の端末を発送するので、データやアプリの移行を自分でゆっくりできます。
プログラムの流れ
下取りプログラムを利用する場合、以下のような流れになります。
- Googleストアでスマホを購入時に下取りプログラムを選択
- 購入した新しいスマートフォンが届く
- 古いスマホから新しいスマホへデータ移行
- スマホとは別で「下取りキット」が届く
- 下取りキットを使って古いスマホを返送
- 古いスマホの査定
- 下取り額分の払い戻し
下取りプログラム使ってみた
実際に私が利用してみた様子を紹介します。
Googleストアでスマホを購入時に下取りプログラムを選択
GoogleストアでPixelを購入しようとすると、手続きの途中で「スマートフォンの下取り」の選択が出てきます。
下取りに出せる端末は何でもいいわけではなく、ある程度限られています。
2022年8月時点ではGoogle(Pixel)、Apple(iPhone)、Samsung(Galaxy)、Sony(Xperia)、Sharp(AQUOS)、LG、Huaweiの7つのメーカーのみが対象です。機種についても、例えばSonyではXperia 1やXperia 10は対象ですがXperia 1 II以降やXperia 10 II以降は選択肢にありません。
メーカーと機種を選択した後、ストレージ容量、電源が入るか否か、画面割れがあるかどうかで見積額が変わります。
見積額を確認し、年齢と職業、名前を入力。10日以内に配送すること、スマホを初期化することにチェックします。
これで新しい端末とともに「下取りキット」を購入することになります。正式な下取り額は査定後に決まり、後に返金という形になるので、新しいスマートフォンは普通に元の価格で購入となります。
ちなみに下取り見積額は、下取りに出す端末だけでなく、新しく購入する端末によっても変わります。Pixel 6aを購入してPixel 3を下取りに出すと2,627~7,000円と表示されますが、Pixel 6 Proを購入してPixel 3を下取りに出すと3,627~8,000円と表示されます。(2022年8月13日時点)
「下取りキット」を受け取る
新しいスマホと「下降りキット」は別々の配送になります。おそらく新しいスマホのほうが先に届くでしょう。そして後日、下取りキット…の前に郵便局から封筒が届きます。
これは「本人限定受取郵便物到着のお知らせ」です。下取りキットが「本人限定受取郵便」で届いてるので、郵便局にこれを持っていって受け取るか、受け取り日時を指定します。受け取りには免許証などの身分証明書が必要となります。(自宅での受け取りでも。)
下取りキットを使って古いスマホを返送
というわけで、下取りキットの小さな箱が届きました。
中身は返送用の宛名シールと封印シールと下取り手順書だけ。この送られてきた箱に返送用のシールを貼って、そのまま送り返します。資源の無駄を抑えた形ですね。
下取り手順書には、スマホの設定のリセット方法など。
下取り用端末の初期が終わって電源を切ったら、返送用の箱に入れます。送るのは本体だけで、ケーブルなどは必要ありません。SIMカードやmicroSDカードが残ってないか、よく確認しましょう。
封をして返送用シールを貼って
そのまま郵便ポストに投函して完了です。
これで自分がやることは完了です。あとは待つのみ。
古いスマホの査定
下取り査定の状況についてはGoogleストアの注文履歴から確認できます。また、それぞれのステータスでメール案内も送られてきます。(下取り端末の送付が遅いと催促のメールも来ます…来ました。)
下取り額分の払い戻し
週末を挟んで約6日で査定結果が来て、すぐに返金も行われました。私はPayPalで支払ったのでPayPalで返金されました。購入したときの支払い方法に返金されるので、クレジットカードの場合はそちらのほうで処理されます。
購入した支払い方法に払い戻しできない場合は、6ヶ月間有効なストアクレジットが送られます。新しいスマートフォンを分割払いしている場合は、下取り額分が最終の支払い額から差し引かれます。
ちなみに、メールには「査定額が見積もり額以上の金額となりました」と書かれていましたが、当初の見積額と同じでした。まぁ「以上」は同じ値も含みますからね。なお、査定額が見積額の75%を下回った場合は、スマートフォンが自動的に返却されます。
Googleストアの下取りプログラムまとめ
下取りプログラム利用の時系列は以下のようになりました。
7月28日 | 本人限定受取郵便物到着のお知らせ |
7月31日 | 下取りキット受け取り |
8月4日 | 下取り端末の発送 |
8月5日 | PCSワイヤレスジャパンに到着 |
8月9日 | 下取りの審査開始 |
8月10日 | 査定完了・返金 |
途中、相手方に届いてるはずなのになかなかステータスが査定中にならずヤキモキしましたが、そのあとは早かったですね。こちらから送ってから1週間~10日程度で査定完了、返金されると思えば良さそうです。
そのほか、Googleストアの下取りプログラムでのポイントをまとめます。
- 下取りに出せるメーカー、端末は限られる
- 下取り額はキャンペーン等でわりと変化する。また、下取り端末が同じでも購入する端末によって下取り額が変わる
- 送る旧端末は本体のみ。ケーブルなど付属品は不要
- 旧端末を送ってから1週間~10日程度で返金
- 新端末の支払い方法と同じ方法に返金される
- 新端末を分割払いしている場合は、下取り額分が最終の支払い額から差し引かれる
今回はiPhone Xを下取りに出して23,100円の下取り額になりました。購入時の箱なども揃っててキレイな状態だったので、中古買取りのお店ならもっと高く買い取ってもらえたかもしれません。Googleストアの下取りプログラムの場合は「新端末の購入のついでに」「オンライン上と家の中でほぼ完結」で下取りに出せたのが良かったです。この機会がなければ使わないまま死蔵され続けていたでしょうし。
機会があれば、今後とも利用していきたいと思います。
参考情報
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。