【先行】Amazfit GTS 4 Miniレビュー:薄型軽量!明るい色で軽やかなデザインのスマートウォッチ

Zepp Healthさんから、新発売のAmazfit GTS 4 Miniをレビュー用に先行で提供していただきました。明るく軽やかなデザインが特徴の、Zepp OS搭載スマートウォッチです。

10%割引になるクーポンをいただきました。
クーポンコード:GTS4minier
割引期間:2022年8月19日~9月30日
どうぞご利用ください。

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Amazfit GTS 4 Miniのスペック

製品名 Amazfit GTS 4 Mini
カラー ミッドナイトブラック、フラミンゴピンク、ミントブルー、ムーンライトホワイト
サイズ 約41.8 × 36.66 × 9.1mm
重量 約31.2g
素材 ボディ:アルミ+プラスチック
バンド:シリコン
ディスプレイ:ガラス
バンド 長さ:約135mm-190mm
幅:約20mm
ディスプレイ 1.65インチHD AMOLED(336×384、309ppi)
防水 5ATM(約50m)
センサー BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリックセンサー (血中酸素サポート、2PD + 1LED、赤外線方式検知)、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、気圧センサー、環境光センサー
位置測位システム(GNSS) GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS(みちびき)
Bluetooth Bluetooth 5.2 BLE
バッテリー 270 mAh (通常使用で最大15日間)
充電時間:最大2時間

より詳細なスペックは公式サイトをご覧ください。

パッケージ、内容品など


パッケージです。先日レビューしたAmazfit T-Rex 2のように黒をベースとした色づかいで、ただし中の箱はT-Rex 2とは違って黒いです。

内容品一覧です。Amazfit GTS 4 Mini本体、説明マニュアル、磁気式充電器が入っています。

左がGTS 4 Miniのもの、右がGTR 3のもの。ピン幅が異なる

ちなみに、磁気式充電器は微妙にAmazfit T-Rex 2やGTR 3のものとは異なるため、使い回しはできません。

本体、外観など

本体です。Amazfit GTS 4 Miniは薄型軽量・スタイリッシュなのが大きな特徴で、色は4色構成。ベーシックなムーンライトホワイト、ミッドナイトブラックに加えて、ミントブルー、フラミンゴピンクという明るいパステルカラーも用意されています。今回提供していただいたのはミントブルーで、涼しげな色をしています。

本体右側に1つボタンがあります。ボタンの面にはAmazfitのカメレオンの模様があり、ちょっとおしゃれなデザインになっています。

背面のセンサーはBioTracker™ 3.0 PPG生体工学センサーです。Amazfit GTR 3やT-Rex 2のものと名前が同じですが、全く同じ仕様というわけではありません。GTR 3などでは6PD+2LEDでしたが、GTS 4 Miniは2PD+1LEDで、フォトダイオード数は1/3、LED数は半分に減らされています。

遊革(留め具)は無く、代わりにバンドに穴が開いています。軽量化のためでしょうか?

ディスプレイ

ディスプレイは、1.65インチ(336×384)のAMOLEDディスプレイを採用していて、室内では明るく見やすいです。輝度の無段階調節や自動調節に対応しています。インチ数が大きいのは、インチは対角線の長さで表されるためです。

晴れの日の昼12時半ごろの直射日光下で見るとこのように見えます。全く見えないことはないですが、手などで影を作らないと見えづらいです。

ディスプレイの画面占有率は公称値で約70.2%で、占有率だけで見ればGTR 3よりも高いです。ダークモードのような黒をベースとしたUIなので、あまりベゼルの太さが気になることはありません。上記画像は懐中電灯機能を使っているので1番ベゼルが目立つようにしています。

画面配置、操作

操作はタッチで行います。

画面レイアウト

画面配置は、Amazfit GTR 3などと同一です。ウォッチフェイスが表示されている状態でボタンを押すと、アプリ一覧画面になります。

ウォッチフェイスを左右にスワイプするとクイックアクセスアプリが表示され、

ウォッチフェイスで下にスワイプすると、コントロールセンターの画面になります。配置などはAmazfit GTR 3そのままという感じなので、詳しく知りたい方はGTR 3の記事も合わせてご覧下さい。

通知

文字盤を下から上にスワイプすると、通知を確認できます。一部アプリ(GmailやTwitterは確認)で、どのアプリからの通知かがアイコンで分かるようになっています。通知は横に全角12文字程度表示でき、一部絵文字にも対応しています。フォントは割と自然です。

スマホ側で通知を確認して消去すると、GTS 4 Mini側の通知も自動的に削除されます。

Amazfit GTS 4 Miniでできること(前モデルでできたことも含む)

  • 時刻の表示(常時表示画面(AOD)対応)
  • 歩数計
  • 24時間心拍数計測
  • 睡眠モニタリング
  • 血中酸素飽和度(SpO2)測定
  • 睡眠時の呼吸の質測定(Beta)
  • 120種類を超えるスポーツモード
  • 座りすぎ通知
  • 着信やアプリの通知
  • 低血中酸素アラート
  • ストレス緩和促進アラート
  • アラーム/タイマー/ストップウォッチ
  • 天気予報
  • 音楽再生コントロール
  • ストレスレベル測定
  • 心拍数、血中酸素濃度、ストレスレベル、呼吸数をワンタップで測定
  • スマホを探す(音を鳴らす)

BioTracker™ 3.0 PPG生体工学センサーは、実際の仕様としてはAmazfit GTR 3T-Rex 2のものと部品構成が異なりますが機能としては同じようで、ワンタップ・45秒で心拍数、血中酸素濃度、ストレスレベル、呼吸数が計測できる機能も用意されています。

管理アプリ「Zepp」


他のZepp製品と同様、スマートフォン側のアプリにはZeppアプリを使います。Amazfit GTR 3の記事でもご紹介していますし、かぶる部分も多いので、GTR 3の記事も合わせてご覧ください。

Google playZepp(formerly Amazfit)
Zepp
制作: Huami inc.
価格: 無料

ダウンロード

ワークアウト記録



自転車で18kmほど走って、それを記録してみました。


GNSS(位置情報測位)は正確で、他の数値も細かく計測できています。ちょっと道からは外れていますが…

バッテリー持ち

中途半端に充電しすぎてしまった後の画像なので、2日でここまで減ったわけではありません

バッテリーは、標準的な使用だと公称値で約15日間持続します。

標準的な使用のシナリオ:心拍数モニタリングは常時オンで 10分間隔で測定、睡眠モニタリングは有効。静止画の文字盤を選択。1日に150件のメッセージ通知。1日に3件の通話通知を受信。100回手首を持ち上げて時計の時刻を確認。血中酸素を1日に5回テスト。明るい画面での操作を1日5分間。1週間で9分間のGPSランニング。
Amazfit GTS 4 Mini – Amazfit|日本公式オンラインストア

実際にアシスタントによる睡眠モニタリング/睡眠時呼吸の質モニタリング(Beta)をON、10分に1度脈拍測定、アクティブ心拍数モニタリングON、自動ストレスモニタリング、血中酸素自動モニタリングON、腕上げで画面点灯(10秒)、画面輝度自動調整に設定し、入浴時以外着用常時着用、約20km(1時間半)のサイクリングのアクティビティ計測を2度行って、少なくとも7日間以上は持続しました。

使い始めてからまだ1週間程度しか経っておらず、バッテリーが無くなるまでに至っていないので推測になりますが、家にいてアクティビティを計測しなければ、ギリギリ2週間は持続するかしないか、レベルだと思います。ただ、薄型軽量を実現するためにバッテリー容量が少なめになっているので、GTR 3などほどは長持ちすると思わないほうがいいです。

使ってみた感想

Zepp OSを採用しているので、ミニアプリもインストールできますが、使用可能なストレージの領域がちょっと少なすぎる気がしました。上記画像はストレージ残量が分かるミニアプリのみをインストールした状態ですが、88MBしか残っていないのは少ない印象です。T-Rex 2も少なかったですが、ここまで少ないと不安なレベルです。


ミニアプリ自体は、サードパーティ製のものも含め数が増えてきています。Zepp OSの発表当初に予告されていた、GoProカメラとの連携アプリもあります。

Zepp OSの初期では不安定な印象がありましたが、現在は突然再起動するようなこともなく快適です。ただ、チップセットの性能の問題なのか、60fps対応のZepp OSを搭載しているものの、スクロールなどの滑らかさが低い気がします。

ウォッチフェイスは、円形のモデルに比べて個人的にいいなと感じるものが少なく感じました。数自体はそこまで少ないとは思わなかったのですが…

Amazon Alexaにも対応しています。

薄型軽量が大きなアピールポイントで、実測値で31.9gとバンド込みのGTR 3よりも約10g軽くなっています。成人男性の私からすると、GTR 3などとの違いを実感することは少なかったです。しかし、もっと筋肉量が少ない方などであれば、睡眠時などより軽さが重要なシチュエーションで違いを感じられるかもしれません。

まとめ

前モデルのGTS 2 Miniから正当進化を遂げたAmazfit GTS 4 Mini。薄型軽量というコンセプトはそのままに、センサーのアップデートで計測の効率化などが実現されています。

急激な円安が進む昨今でも、価格の上昇幅は大きくなく手の届きやすい価格で、スマートウォッチ入門にもおすすめできるモデルです。

10%割引になるクーポンをいただきました。
クーポンコード:GTS4minier
割引期間:2022年8月19日~9月30日
どうぞご利用ください。

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でじぃ
病気療養中のガジェットオタク。基本はTwitterにいます。私の執筆した記事は私個人の意見です。ご依頼などあれば、ご連絡はTwitterのDM(これが一番早いと思います)か、digitalkcct@gmailどっとこむ(どっとこむ→.com)まで宜しくお願いします。
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