BOOX Poke4 Lite 購入:Google Playも使える文庫本サイズの電子ペーパータブレット

6インチの小型軽量な電子ペーパー(E Ink)タブレット「BOOX Poke4 Lite」を購入しました。手頃な価格とサイズが魅力で、私にとって初めてのE Inkタブレットになります。

レビューと言うほどではありませんが、数日間使ってみてのインプレッションをお送りします。

価格は22,800円です。サイズやスペックが控えめということもあり、BOOXシリーズの中ではなかなか安いエントリーモデルになります。

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軽量小型、シンプルデザインなBOOX Poke4 Lite

BOOX Poke4 Liteは小型軽量なE Inkタブレットです。ディスプレイの解像度は758×1024 (212dpi)でサイズは6インチ(約9.10cm×12.29cm)です。

背面はBOOXのロゴのみで、かなりシンプル、そしてフラット。背面にも前面にもカメラはありません。

上側に電源ボタン。

下側にUSBポート。

文庫本とほぼ同じくらいのサイズです。具体的な本体のサイズは153×107×7.1mmで、重さは150gです。

片手で掴めてしまいますし、少し大きめのポケットなら入ってしまいます。推奨はしませんが。

Playストアでアプリをインストールできる

BOOX Poke4 LiteはGoogle Playに対応しており、自分で好きなアプリをインストールできます。(実際に使えるようにするにはちょっとした手順が必要ですが、それを説明した紙が同封されているので心配ありません。)

基本的には電子書籍系のアプリを入れるのが良いと思います。私は「戻る」などの動作をやりやすくするために『エッジジェスチャー』を入れてみました。(正解かどうかは未だ判断つかない程度ですが…。)ちなみに、Nova Launcherのようなホームアプリを入れて、デフォルトホームに設定も可能です。必要ないとは思いますが。

表示はきれいだが悩ましい

ディスプレイのサイズは6インチで、解像度は758×1024 (212dpi) です。マンガの1ページずつ表示なら問題なくキレイに表示されます。縦横比もコミックの表示にちょうどいいくらいなので無駄がありません。

ただ、最初にKindleやChromeなどいくつかのアプリで表示したときに、どうも表示が粗くて、他のサイトのレビュー記事で見るようなきれいな表示になりませんでした。最初は画像だからかな?と思ったのですが、Chromeでのテキスト表示も同じ、Kindleでテキストだけの本を表示しても同じでした。

これは一体どういうことだ?といろいろいじっていると、どうやらアプリごとの「最適化スイッチ」をオフにする(最適化を無効にする)ときれいな表示になるようです。

左:最適化オン 右:最適化オフ

左:最適化オン 右:最適化オフ

最適化をオンのままにしても読めないことはないですが、細かい文字は読み取りにくいです。だったらキレイな「最適化オフ」にしておけばいいじゃないか、かというと、そうでもありません。

最適化がオンの場合、画像はパッパと切り替わります。

最適化がオフの場合、ページ切り替えの際に前後のページが混ざって(?)ぐちゃっとした表示が挟まります。

うーん…さすがに毎ページこれではストレスが溜まります。多少画像が粗く見えても最適化オンのほうが良さげです。ただ、BOOXの紹介してるレビュー記事などではキレイな画面で見せているので、もしかしたらなにかうまい設定があるのかもしれません。私はこれが初めてのE Inkタブレットなので、まだまだわかってません。もう少しいろいろ調べたいですね。

あくまでエントリーモデルな動き

E Inkというのは素早い動きやスクロールには弱い(向いてない)と言います。このBOOX Poke4 Lite自体もスペックは低めということもあって、動きはかなりノロノロしたものです。まぁ電子書籍を読むことが主な目的なのでそこまで問題になるようなものでもありません。

ただ、電子書籍でもページ送りにアニメーションがあったり、タップで次のページに行くのではなくフリックでスクロールしてページ切り替えになるようなものは、この反応の鈍さが気になってきます。

実はKindleやPlayブックスでマンガを読むほかに、マンガ系アプリやブラウザでWeb小説を読もうと思っていたのですが、これらには不向きでした。E Inkなので、その画面を見ているときの目の疲れは少ないかもしれませんが、スクロール時の鈍さが気になってしまいます。こういうのには普通の7-8インチタブレットを使ったほうが良さそうです。

サイズや軽さ、デザインはかなり好き

初めてのE Inkタブレットだったので、まだどんな設定が良いのか、どんなコンテンツに向いているのか、手探り状態です。いろいろ調べながら自分に合った快適設定を見つけていく。こういうのもやっぱり楽しいですね。

ガジェットとして、このコンパクトさと軽さ、そしてシンプルなデザインはかなり私好みです。BOOX Poke4 Liteが机にあるだけでなんだかおしゃれな気分です。

しばらくはマンガ専用機になりそうですが、少しずつ調べながら使っていきたいと思います。

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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