アプリ削除の際に一部を残して再アクティブしやすくする「アーカイブ」機能をGoogleが開発中

Googleはデベロッパー向けブログにて、アプリの「アーカイブ」を可能にする新機能を開発していると伝えました。この機能を使うと、アプリをアンインストールする際に全てを削除するのではなく一部を残すため、再インストールする時までユーザーデータを保持することもできるようになります。

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アプリ容量の60%を解放

アーカイブ機能を実装すると、アンインストールの際にアプリを完全に削除するのではなく、一部を削除します。これによりアプリの容量の60%を解放できるといいます。

アーカイブされたアプリはデバイスに残り、ユーザーデータを保持しながら、必要なときには簡単に復元できます。

ユーザーがアプリをアンインストールする目的の主な理由の1つは空きストレージの確保です。アーカイブ機能を使えば、ストレージの確保と、再インストール時に必要なユーザーデータの保持が両立できるというわけです。

「このアプリしばらく使わないからアンインストールしよう。(そのうちまた使うだろうけど)」というときに便利そうです。

なお、すべてのアプリでアーカイブ可能になるわけではなく、アプリ開発者がこの機能を組み込む必要があります。またこのために新しいタイプのAPKにする必要があるようです。なので急には広まらないでしょうが、将来的にこの機能に対応したアプリも増えていくことでしょう。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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