OREFOLDER

背面カメラ部分の厚みをSIMカード◯枚分って言うけど、具体的には何mmなの?

最近のスマホ、背面カメラの部分が出っ張ってて、机の上に置くとガタガタしますよね。あの出っ張りが酷すぎてからなのか、その厚みをSIMカードの厚さ◯枚分と表現する人たちが出てきました。

まぁなんとなくイメージはしやすいのかもしれませんが(?)、そういえば、いったい何mmなんでしょうね。と思って調べてみました。

  • 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

SIMのサイズによって厚さも変わる

SIMカードにはサイズがいくつかあります。一番最初のものはクレジットカードサイズだったようで、現在はそれと同じサイズの台紙から切り取って使う形になっています。今の主流はnanoSIMで、2012年のiPhone 5で採用されてからなので、もう10年も経つのですね。若い人はmicroSIMでさえ見たことないのかも…?

このSIMのサイズはちゃんと規格があり、厚さも決められています。

高さ 厚み
フルサイズ 85.6mm 53.98mm 0.76mm
ミニSIM(標準SIM) 25mm 15mm 0.76mm
マイクロSIM 15mm 12mm 0.76mm
ナノSIM 12.3mm 8.8mm 0.67mm

そうです、実は現在主流のnanoSIMだけ僅かに薄いのです。わずか0.09mmなので、普通に触ってるだけでは気づきませんよね。

マルチカットSIMも、よくよく見るとnano部分だけ段差があるように見える…?

SIMカードを10枚重ねて確かめてみた

miniSIMやmicroSIMとnanoSIMを並べてみても、わずか0.09mmでは違いがわかりにくいです。そこで10枚重ねてみました。10枚あれば厚さの差も10倍です。理論上は0.9mmの差となり、それはmicroSIM 1枚分よりも大きいはずです。

おぉ…確かにmicroSIM 10枚のほうがnanoSIM 10枚よりも1枚分以上厚いですね!

上から押さえてなるべく隙間をなくしました

細かいゴミの付着などもあるでしょうし、厳密ではありませんが、10枚も重ねればだいぶ差がはっきりしますね。

SIM 1枚分は0.67mm、2枚分は1.34mm、3枚分は2.01mm

さすがに最近でSIMといえばnanoSIMのことでしょうから、「SIM◯枚分」もnanoSIMで数えていいでしょう。つまり、SIM 1枚分は0.67mm、2枚分は1.34mm、3枚分は2.01mmとなります。

「このスマホ、背面カメラ飛び出しすぎ!SIM 3枚分もあるぞ!」
「このスマホ、背面カメラ飛び出しすぎ!2mmもあるぞ!」

ふむ、どちらがわかりやすいですかね?イメージしやすいですかね?悩ましい…。

参考情報

モバイルバージョンを終了