先日より国内のGalaxy端末にもAndroid 12(One UI 4.0)が配信され始めています。手元の端末でもGalaxy S20とGalaxy Z Fold3をAndroid 12にアップデートしたので、どこが変わったのか、またどこが変わらなかったのか、簡単ですがチェックしてみました。
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Android 12の新機能
Android 12での新機能などは上記記事でまとめています。ただGalaxyはOne UIというそれなりにカスタマイズしたものを使っていますので、全てが同じというわけではありません。このあたりの違いを確認していこうと思ったわけです。
Android 12(One UI 4.0)のGalaxy
OSアップデート前(Android 11)とアップデート後(Android 12)で比べていきます。
ホーム画面
いきなりAndroid 11状態の画像をスクショし忘れてます。申し訳ない。上の画像はAndroid 12にした「One UIホーム」の画面です。
中央の白い固まりは『KWGT』で作った全面白いだけのウィジェットです。Android 12ではウィジェットの四隅が丸くなっています。Android 11の頃はこの四隅は尖ったものだったのが丸みがつくようになりました。Nova Launcherなどではこの丸みを自分で調整できます。
通知と通知パネル
通知や音量部分のデザインが変わってます。「デバイス」「メディア」部分も丸みが大きくなってますね。
通知パネルは基本的には変わりません。Pixelのような大きいピル型ではなくサークル型のままです。Android 12で増えた「カメラへのアクセス」「マイクへのアクセス」「明るさをさらに下げる」といったボタンはちゃんと追加されています。
設定画面
設定画面は微妙な見た目の変化くらいです。
変わったと言えば「壁紙:が「壁紙とスタイル」になり、「カラーパレット」が増えました。
これはAndroid 12のMaterial Youのように、壁紙の色に合わせたパレットを選択でき、それが通知パネルのボタンなどに反映されます。
一部のシステムアプリのアイコンをその色に変えることも可能。ただし、Google系アプリのボタンの色は個々の設定が反映されません。Pixelだと反映されたのですが。(Galaxyアプリなら反映されます)
ただGoogleは今後しばらくすればPixel以外のAndroid 12デバイスにもMaterial Youが開放されると言ってるので、そのうち変わるでしょう。
その他で気づいた点
このほか、Android 12ではアプリを起動する際にそのアプリのアイコンが大きく表示される「スプラッシュ画面」がありますが、これはGalaxyでは確認できませんでした。(元々アプリで独自に設定されてるものはそのまま)
また、カメラ使ってるときなどの画面右上に表示される緑のドットはGalaxyでも表示されます。
Pixelでは電源ボタン長押しがGoogleアシスタント起動に変わり、電源ボタン+上ボタンで電源メニューになりました。(以前と同じように変更可能ですが。)Galaxyではそういった項目は見当たらず、今まで通り電源ボタン長押しで電源メニューが表示されます。
設定やアプリ内の端に到達してさらにスクロールすると、うにょんと伸びる「ストレッチオーバースクロール」はGalaxyのAndroid 12でもあります。ただこれがAndroid 11のときにどうだったか覚えてません…。
アンインストールしたプリインアプリが復活
左はAndroid 11でいくつかのプリインストールアプリをアンインストールした状態です。これをAndroid 12にアップデートしたら消したはずのプリインストールアプリが復活してしまいました。(無効化したアプリは無効化されたままでした。)まぁアンインストールできなくなったわけではないので、また全部アンインストールすればいいのですが…。
まとめ
PixelだとAndrid 12にアップデートするとMaterial Youや通知パネルで大きくデザインが変わって驚きました。Galaxyではこのあたりの変化がかなり小さく抑えられてる印象です。パッと見でどこが変わったのかよくわからないくらいです。
セキュリティ関連などで重要な部分は抑えつつ、見た目などで不評が出そうな部分はなるべく押さえられたように感じます。Material Youが適用されるとまた少し変わってくるかもしれませんが、今はこれくらいの変化がいいですね。