UGREENさんから65W急速充電器「CD244」をレビュー用に提供していただきました。つまめるほど小さなサイズでType-Cを2つ、Standard-Aを1つ搭載し、最大65Wの急速充電に対応した充電器です。
Amazonでの価格は2022年1月25日現在で3,899円ですが、商品ページに15%オフクーポン(2月28日まで)があります。また、カートにてクーポンコード「UGREEN65W11」を入力すると10%オフになります(1月28日まで)。併用で25%オフ2,924円で購入できます。
クーポンコードUGREEN65W11 (※数量限定)
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UGREEN 65W GaN Fast Charger Black 2C1A NEW(CD244)のスペック
メーカー | UGREEN | |
---|---|---|
型番 | CD244 | |
サイズ | 約66 × 40 × 31 mm | |
重さ | 約209g | |
色 | ブラック | |
入力 | 100-240V,50/60Hz,1.8A Max. | |
出力(製品全体) | 65W Max. | |
出力(USBポート) | USB-C1/USB-C2(単体使用時): | 5V/9V/12V/15V×3A 20V×3.25A 65W Max PPS:3.3-21V×3A |
USB-A(単体使用時): | 4.5V×5A 5V×4.5A 5V×3A 9V×2A 12V×1.5A 22.5W Max |
|
USB-C1+USB-C2: | PD20W+PD45W(PD45W+PD20W) | |
USB-C1+USB-A: | PD45W+QC/FCP18W | |
USB-C2+USB-A: | 5V 1.7A+5V 1.7A | |
USB-C1+USB-C2+USB-A: | PD45W+5V 1.7A+5V 1.7A |
パッケージ、内容物
パッケージには「GaN X」の文字がキラキラと輝いていて、白でまとめられています。
中には充電器本体とユーザーマニュアルのみ。非常にシンプルです。
レビュー用に提供していただいたものは海外版のためか、マニュアルには中国語と英語の解説が載っているのみです。日本版はおそらく日本語での記述もあると思いますが、不具合がなければ見る必要はないでしょう。
充電器本体、他社製品と比較
製品本体です。色はBlackですが、グレーに近いような色をしています。コンセントプラグは折りたたみ式で、使わないときは省スペースになります。
PSEマークもあり、株式会社オーエープラザと表記されています。UGREENロゴの裏側の面には65Wと、コンセントプラグの面には何やら2次元コードがあります。
Baseusの65W充電器と比較
手持ちのBaseusの65W充電器(BS-S915)と比較してみました。どちらも最大出力は同じ65Wです。UGREENはUSB-Aポートが紫になっているのがアクセント。
双方かなり小型ですが、UGREENのほうが後発製品なこともあり、ほぼ同じか少し小さめのサイズになっています。Baseusのほうが長く、UGREENのほうが少しだけ高いですが、総合的に見るとUGREENのほうが小さくなっています。余裕でつまめるサイズですね。
トリガーして使える規格を確認
今回は、POWER-Z KT001(a.K.a AVHzY CT-2,Kotomi Premium by YK-Lab)を使って、使える急速充電規格と、USB Type-CポートではUSB PDのPDOも調べます。KT001のファームウェアは最新版にアップデート済みです。なお、実際に機器に接続した場合には動作が異なる可能性があります。
USB-C1ポート
一番上に配置されているUSB Type-Cポート(USB-C1)で使用可能な規格は、Apple 2.4A, USB BC 1.2(DCP), Samsung 5V2A, Quick Charge 2.0(9V,12V), Quick Charge 3.0(3.6V-12.0V), Samsung AFC(9V,12V), Huawei FCP(9V,12V), Huawei SCP(3.3V-5.5V)です。
販売ページによると、Quick Charge 4+にも対応していますが、KT001はQC4+に非対応のため、確認はできませんでした。
使用可能なUSB PDのPDOは、5V/9V/12V/15V×3A, 20V×3.25A, PPS 3.3-21V×3Aです。出力に書かれているものと合致しています。
USB-C2ポート
真ん中に配置されているUSB Type-Cポート(USB-C2)で使用可能な規格は、Apple 2.4A, USB BC 1.2(DCP), Samsung 5V2A, Quick Charge 2.0(9V,12V), Quick Charge 3.0(3.6V-12.0V), Samsung AFC(9V,12V), Huawei FCP(9V,12V), Huawei SCP(3.3V-5.5V)です。上のUSB-C1ポートと全く同じように規格に対応しています。
販売ページによると、Quick Charge 4+にも対応していますが、KT001はQC4+に非対応のため、確認はできませんでした。
使用可能なUSB PDのPDOは、5V/9V/12V/15V×3A, 20V×3.25A, PPS 3.3-21V×3Aです。出力に書かれているものと合致していて、上のUSB-C1ポートと全く同じPDOになっています。
USB-Aポート
一番下に配置されているUSB Standard-Aポート(USB-A)で使用可能な規格は、Apple 2.4A, USB BC 1.2(DCP), Samsung 5V2A, Quick Charge 2.0(9V,12V), Quick Charge 3.0(3.6V-12.0V), Samsung AFC(9V,12V), Huawei FCP(9V,12V), Huawei SCP(3.3V-5.5V)です。USB PD以外は、上のUSB-C1/C2ポートと同じように規格に対応しています。
複数機器を同時に充電する場合、上記画像のように出力が変動します。
実際に機器を充電!
Xiaomi MIX 4
Xiaomi MIX 4をUSB-C1ポートで充電すると、急速充電と表示され最大40W程度が供給されていました。
Xiaomi MIX 4をUSB-C2ポートで充電すると、USB-C1と同じく急速充電と表示され最大40W程度が供給されていました。
Xiaomi MIX 4をUSB-Aポートで充電すると、急速充電と表示され最大15W程度が供給されていました。
Galaxy Tab S7
Galaxy Tab S7をUSB-C1/USB-C2ポートで充電すると、超急速充電2.0(=Samsung Super Fast Charging(SFC) 2.0)と表示され、最大35Wほどが供給されていました。本製品を使えば、最大45WでGalaxy Tab S7を充電することができます。
Galaxy Tab S7をUSB-Aポートで充電すると、充電中と表示され最大6W程度が供給されていました。
Xperia XZ1
Xperia XZ1をUSB-C1/USB-C2ポートで充電すると、充電中と表示され、最大12Wほどが供給されていました。
Xperia XZ1をUSB-Aポートで充電すると、最大8W程度が供給されていました。
iPhone SE(第2世代)
iPhone SE(第2世代)をType-C1/C2ポートで充電すると、最大13W程度が供給されていました。
iPhoneはApple USB-C – Lightning ケーブルでなければ急速充電できません。念のためUSB-Aポートで充電してみましたが、やはり最大5W程度に留まりました。
まとめ:65Wで最小クラスの急速充電器!
競合がひしめくGaN搭載充電器で、UGREENが満を持して投入した本製品。特に65W級は強豪が多く、差別化が難しいクラスです。本製品はつまめるサイズで無名メーカーとの力の差が感じられるコンパクトさで、Baseusなどと比べても遜色ありません。Type-Cが2つ、Standard-Aが1つと使いやすいポート構成で、多くの人におすすめできる製品です。
Amazonでの価格は2022年1月25日現在で3,899円ですが、商品ページに15%オフクーポン(2月28日まで)があります。また、カートにてクーポンコード「UGREEN65W11」を入力すると10%オフになります(1月28日まで)。併用で25%オフ2,924円で購入できます。
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