Googleは12月8日、タブレットや折りたたみ式デバイスでAndroid 12の機能をさらに高める新機能「Android 12L」のベータ1を提供開始しました。Androidベータプログラムに参加中のPixel端末のほか、Lenovo P12 Proでも利用できます。
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大画面向けにUIを改善されたAndroid 12L
Android 12Lでは大画面向けに通知、クイック設定、ロック画面、概要、ホーム画面などのUIが改善されます。
たとえば600dpを超える画面では、通知シェードやロック画面などで広い画面を活用して2列表示となります。
また、画面下部にはアプリをすぐに切り替えられるタスクバーを配置。このタスクバーからアプリをドラッグ・アンド・ドロップするだけで、分割画面モードでアプリを開けます。
大画面に対応していないアプリについてはレターボックスで表示されるようになります。このレータボックスはデバイスメーカー側でカスタムレターボックスの色や処理を設定したり、はめ込みウィンドウの位置を調整したり、カスタムの丸い角を適用したりできます。
これ以外に、Playストアも最適化や変更が加えられるようです。
PixelとLenovo P12 Proにて利用可能
今回のベータ1はAndroidベータプログラムに登録したPixel端末(Pixel 4以降)とLenovo P12 Proにて利用可能です。Pixel端末はタブレットではないので、そのままではうまくテストできないかもしれませんが…。
Android 12のベータプログラムに登録して解除しないままになっていたPixel端末では、設定からシステムアップデートに行けば、Android 12Lのアップデートが降ってきます。更新サイズはPixel 4の場合237MBでした。もしAndroid 12Lのベータ版を受け取りたくない場合は、Androidベータプログラムのサイトから登録を解除しましょう。
12Lは2022年のQ1にリリース予定です。開発者の方は今のうちにベータ版で試して、どのような挙動になるのか確認しておくといいでしょう。