SwitchBotさんから、SwitchBotプラグなどSwitchBotのスマートホーム製品一式(ハブミニ、カーテン×2、ボット×2、温湿度計、プラグ)をレビュー用に提供していただきました。
SwitchBot製品は当サイトでも何回か紹介していますが、今回の連載では今まで紹介していなかったものをご紹介しています。
前回は「SwitchBotボット」をご紹介しましたが、今回は「SwitchBotプラグ」を紹介します。あとづけでもスマートホーム化を実現できる、スマートプラグです。
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SwitchBotとは?プラグ?
SwitchBotは、家のあらゆるシーンをシンプルなデバイスでスマート化するブランドです。あとづけでもスマートホーム化できることが特徴の1つで、工事不要でスマートホーム化を実現できます。
今回取り上げる「SwitchBotプラグ」は、Wi-Fiに繋がり、宅外からでも電源のON/OFFが可能になる、スマートプラグです。
SwitchBotプラグのスペック
サイズ | 約76.0 × 38.0 × 46.6 mm |
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入力電源 | AC 100-220V 50/60Hz |
出力電源 | 最大15A,1500W |
無線機能 | Wi-Fi(2.4GHzのみ) |
対応OS | Android 4.3以上、iOS 10.0以上、watchOS 1.0以上 |
SwitchBotプラグのパッケージと内容物
SwitchBotプラグも、各種音声アシスタントやIFTTTなどにバッチリ対応しています。
底面にはスペックと簡単な使い方が。
内容物一覧です。SwitchBotプラグ本体、レビュー募集の紙、取扱説明書が入っています。
SwitchBotプラグの使い方
初期設定
SwitchBot Plugは、Bluetoothではなく2.4GHz帯のWi-Fiを使って接続するので、接続方法がSwitchBotボットなどとは異なります。
まずはプラグをコンセントに挿し、前回紹介したように、アプリトップの右上にある+をタップ。
接続する機器一覧が出てくるので、その中のプラグをタップします。
1枚目のような画面になるので、注意書きを読んで次へをタップ。
2枚目のように、プラグのペアリング方法が指示されるので、それに従って赤く点滅するまでプラグのボタンを長押しします。
すると、Wi-Fiの接続先として「SwitchBot-XXXX」のような名前のアクセスポイントが出てきます。
端末の設定アプリに行き、このネットワーク(SwitchBot-XXXX)に接続しましょう。当然インターネットには繋がらないので、端末が親切心で「このネットワークはインターネットに接続されていません」などといったダイアログを出してくることがありますが、敢えて接続しているのでこのまま(他のネットワークに接続させない)で構いません。
再びSwitchBotアプリに戻って設定を続行します。
初期設定として、プラグのデバイス名、プラグが接続するアクセスポイント、アクセスポイントのパスワードなどを入力します。プラグのデバイス名がそのまま音声アシスタントなどで使われる名前になるので、記号などではなく分かりやすい名前にしておくと楽です。
設定ができたら確認をタップし、先に進みます。パスワードとアクセスポイントが合っていれば基本的には設定できます。
設定後はワンタップ!
設定後はアプリからワンタップでON/OFFが可能。またAmazon Alexa、Googleアシスタントなどの各種音声アシスタントからも操作できます。スマホがなくても、プラグ本体のボタンを押せば、ON/OFFが切り替えできるようになっています。
ONになっていると、プラグのボタン周辺が丸く紫に光ります。OFFでは青くなります。
差込口がかなり硬いのですが、これは誤って抜けることを防止するためだと思われます。故障ではありませんよ。
- ストーブなどの暖房機器のON、生命維持管理装置、大消費電力の機器の長期使用などは禁止されています。暖房機器などは発火・火災の危険性がありますし、生命維持管理装置は人命に関わる重大事故に繋がる危険性があります。
- SwitchBotプラグの動作は、いわばコンセントの抜き挿しと同じです。物理的な接点が可動し、スイッチとして作用する機器では電源のON/OFFができますが、ボタンで内部的にON/OFFするような機器では、OFFはできてもONはできません。
- 水回りや水がかかる可能性がある場所(花瓶付近など)では感電の恐れがあるので使用できません。
スマートプラグの使い道は?
先にも書いたように、スマートプラグでは暖房機器などが使えないため、選択肢が狭まるのは否めません。
じゃあ何に使えるか?というと、例えば換気扇を遠隔で操作(出先からOFF)できるようにしたり、夏場であればSwitchBotデジタル湿温度計やハブミニと組み合わせて、エアコンと扇風機・サーキュレーターを同時に制御したりできます(工業用扇風機は使用禁止)。スタンドライトなどは、引くことでON/OFFを行うものがありますよね。そういったものの場合、先日紹介したようなSwitchBotボットでは操作ができないので、プラグが有効です。
また、少しニッチなところでは、スマホなどの過充電防止があります。iPhoneやXperia、Pixelなどでは既にいたわり充電の機能がありますが、まだ無いメーカーもあります。そういった場合に、決まった時間までは充電せず、起きる頃に満充電にできるくらいの時間から充電を開始するよう設定できます。
ただし、バッテリー残量が異なると満充電までの時間も変わってくるため、起きる頃にピッタリ100%を実現するのはどうしても難しいですが…
単にON/OFFをするだけでなく、SwitchBotプラグは消費電力のカウントも可能です。消費電力が気になる機器に接続し、ワットチェッカーのようにも使えますね。上記画像は消費電力を表示したところです。
まとめ
スマートプラグ、と言われても使い道がパッと思い浮かばないかもしれませんが、考えてみると色々と使い方は見つかるものです。これまで紹介したものの他にも、例えば毎日使う機器(テレビなど)に取り付ければ、毎日使われているかを消費電力のところで確認できるため、遠いところにいる祖父母の安否確認なんかにも使えますね。
SwitchBotプラグは幅37mmと狭いため干渉の心配が少なく、SwitchBotプラグなら消費電力を記録できるので、電気代削減にも役立ちますよ!