Mi 11 Lite 5G レビュー:薄く軽く、スペックも良くてけっこう安い!2021年ミドルレンジの正解がこれ

XiaomiのMi 11 Lite 5Gを購入して2ヶ月ほど使ってきました。だいぶ時間が経ってしまいましたが、改めてレビューをお届けします。

発売当時は「スペックはいいのにゲームがガタガタになる」などと言われていましたが、2021年9月のアップデートでそれもだいぶ解消されたようです。欠点がないわけではありませんが、これでかなり勧められるスマートフォンになりました。

  • 薄くて軽い
  • スペックも必要十分以上にあって快適
  • 場所や機会を選べばかなり安く手に入る
  • おサイフケータイとNFCのタッチ決済が同時に使えない
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薄くて軽い!透明感のある背面もGood!

Mi 11 Lite 5Gは2021年7月に発売されたXiaomi製の5G対応スマートフォンです。ミドルレンジに位置しますが、その中でも高スペックなハイミドル帯になります。それでいて価格は43,800円、一部MVNOでは2万円程度で販売され、2021年のコスパモンスター筆頭格となりました。

また、厚みが6.81mmで重量が159gと、「薄くて軽い」というのも大きな特徴の1つとなっています。

本体のほかに急速充電器、USBケーブル、TPUケース、SIMピン、Type-C to 3.5mm イヤホンアダプタ、ガイド類が付属されています。保護フィルムは最初から貼られていますが、できればミヤビックスなどの信頼あるメーカー製のフィルムに張り替えたほうが幸せになれます。

本体の背面はサラサラとしており磨りガラスのような独特の雰囲気を持っています。見る角度や環境によって微妙に色が違って見えます。(上の写真よりもう少し濃く見えます。)

なんとなくXperia ZL2の背面やXperia Z3 Compactの側面を思い出します。

電源ボタンは指紋センサーを兼用しています。

カメラ部分は2段階で盛り上がってます。まぁそれなりにガタガタしますね。背面全体がつや消しなのにカメラ部分だけ透明なパーツがはめ込まれているようになっていて存在感を出してます。

下の方にはXiaomiのロゴ。

Mi 11 Lite 5GはFeliCa(おサイフケータイ)にも対応。端末上部の方にマークがあります。

SIMトレイは表裏にそれぞれSIMをセットするタイプです。SIM2はMicroSDカードと排他仕様です。

ミドル上位のスペックとパフォーマンス

Mi 11 Lite 5GはSnapdragon 780Gを搭載し、RAMは6GB、ストレージは128GBを搭載したミドルレンジの5G対応スマートフォンです。

ディスプレイは6.55インチでリフレッシュレート90Hzに対応した有機EL、バッテリーは4250mAhあります。おサイフケータイにも対応し、防水はIP53です。

主なスペックは以下の通りです。

OS Android 11
CPU Snapdragon 780G
RAM 6GB
ストレージ 128GB
外部メモリ MicroSDカード
ディスプレイ 6.55インチ FHD+
メインカメラ 6400万画素 メインカメラ f/1.79、6P レンズ
800万画素 超広角カメラ 119 ° FoV、f/2.2
500万画素 テレマクロカメラ f/2.4、コントラスト AF(3cm~7cm)
フロントカメラ 2000万画素
バッテリー 4250mAh
サイズ 約75.72×160.53×6.81mm
重量 約159g
防水・防塵 IP53

ベンチマーク結果

各種ベンチマークの結果は、AnTuTu Benchmark(v9.0.12-OB)が523,616点、Geekbench 5がシングルで806点、マルチで2,438点、3DmarkはWild Lifeで3,148点、PCMarkのWork 3.0 performanceは10,712点でした。

似た点数のほかのスマホと比べると以下の通り。

SoC Antutu Geekbench 3DMark PCMark
RAM Single Multi PERF BATT
POCO F3 SD870
8GB
671206 924 2960 1117
Mi 11 Lite 5G SD780G
6GB
523616 806 2438 3126 10712 11h 36m
Pixel 4 SD855
6GB
476404 619 2424 3040 10842
Pixel 5a SD765G
6GB
376252 587 1341 1672 8450
OPPO Reno5 A SD765G
6GB
375310 618 1757 1684 8995 11h 08m
Xperia 10 III SD690
6GB
347097 591 1742 828 8075 15h 39m

そのほか、当サイトでレビューしてきた端末のベンチマーク結果は以下のページにまとめています。こちらも参考にどうぞ。

実際のパフォーマンスも上々

ベンチマークのスコアではミドルレンジとは思えないほどの高得点を出しています。実際、スマホとして使う動作はキビキビしており不便を感じません。

ゲームについては、発売当初からいくつかのアプリにおいて動作がガクガクになる事象がありました。これについては2021年9月にあったMIUI 12.5.4へのアップデートでかなり改善されたようです。とりあえず、『原神』と『ツムツム』で確認しましたが、どちらも普通にプレイできます。

90Hz対応有機ELディスプレイ

Mi 11 Lite 5Gのディスプレイは6.55インチでリフレッシュレート90Hzに対応したAMOLED(有機EL)です。実際の画面の大きさはアプリで測ったところ縦145.2mm、横68.3mmでした。大きくて見やすいです。

リフレッシュレートは90Hzが標準でいい

リフレッシュレートは設定から60Hzと90Hzを選択できます。実際に変更してスクロールしてみるとたしかに変わるのがわかります。

90Hzにするとわずかにバッテリーの持ちが悪くなるようですが、90Hzに慣れると60Hzにはとても戻れない、という人も多いですし、なめらかな方が目にもやさしく感じるので推奨としては90Hzです。

おサイフケータイに対応もNFCタッチ決済とは同時利用できず

Mi 11 Lite 5GはFeliCa搭載でおサイフケータイに対応します。また、NFCによるタッチ決済も利用できます。ただし、この2つを同時に利用することはできません。

設定の接続と共有からセキュアエレメントの位置埋め込みセキュアエレメントを選ぶとおサイフケータイ、HCEウォレットを選ぶとNFCのタッチ決済を利用できます。片方しか使わないのであれば、一度設定してしまえばOKです。(デフォルトは埋め込みセキュアエレメントなので、おサイフケータイしか使わなければ特に考える必要はありません。)

両方を頻繁に切り替える人はそう多くないと思いますが、そういった方はこの端末とは別に決済用の端末を用意しておいたほうがいいでしょうね。

バッテリーもちは必要十分

PCMARKでのバッテリーテストでは11時間36分でした。実際に使ってみての感覚でも「悪くないけどそこまで良いわけでもない」という印象です。ただ、OCNモバイルONEのSIMをさして放置した場合、IIJmioのSIMに比べて倍くらいの速さで減っていったので、そこは注意が必要です。

付属の充電器を使うと33Wで充電できます。これがまたけっこう速くて9%の状態から65分で100%になりました。複数のガジェットで複数ポートの充電器を使ってる人にはあまり意味ないかもしれませんが、スマホ1台で充電器1つなら、こうして急速充電できるものを付属してくれるのはとてもありがたいですね。

カメラ

Mi 11 Lite 5Gの背面カメラは、64MPのメインカメラ、8MPの119°超広角カメラ、5MPテレマイクロカメラ(3cm-7cm)です。AI補正もありますが、onにすると派手で絵のようになってしまうこともあるのであまりオススメしません。

実際に撮ったものをいくつか載せていきます。

メインカメラ

超広角

超広角で撮るときは雲が入ってるとなかなかいい感じに撮れますね。室内なんかを撮るときにも便利ですよ。

オンにすると、実際にその場で見たものよりもより鮮やかになってしまうことが多いです。特に緑が違和感あります。

テレマクロ

こういう、保護フィルムのレビュー記事を書くときにはマクロカメラがあると大きく写せて良きです。


気軽に鮮やかな写真を撮れるカメラです。鮮やかになりすぎる場合もありますが、カメラにそれほどこだわらないのならこれでも十分でしょう。カメラにこだわる人は、もっとほかに選択肢があるはずです。

今回撮った写真をまとめてGoogleフォトにアップしてあるので、興味ある方はどうぞ。

Mi 11 Lite 5Gの良かったところイマイチなところ

Mi 11 Lite 5Gを使ってみて感じた良いところとイマイチなところをまとめてみます。

良いところ
  • ミドルレンジとは思えないほどサックサク
  • 薄くて軽い、背面の色がおしゃれ
  • 33W充電器が付属、速い
  • 安い
イマイチなところ
  • NFCタッチ決済とFeliCaが同時に利用できない
  • デフォルトのホームアプリをNova Launcherにするとジェスチャーが使えなくなる
  • セールの安さを知ると定価が高く感じる

このサクサクはいいですね。かなり気持ちいいです。ミドルレンジの中でも上位のミドルハイなので当然ですが、一般的なミドルレンジのスマホよりも体験として良いです。

発売当初は一部のゲームでまともに動かないという問題がありましたが、それもほぼ解消されたので隙がなくなってきました。ただ、これが発売当初MVNOのセットだと2万円程度で買えたので、これを定価で買おうとするとちょっと高く感じてしまいますね。(9月13日現在もOCNモバイルONEで音声SIMセット15,400円と、更に下がってます…。)

まとめ:これが2021年ミドルレンジの正解

2021年も3分の2が過ぎましたが、おそらくMi 1 Lite 5Gが2021年最もコストパフォーマンスが良い端末になるでしょう。深く考えずに使ってそれなりに満足できるいいスマホです。私も含め、ハイエンドは持て余すという人にはMi 11 Lite 5Gが正解です。

参考情報

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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。

様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。

スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。

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