nuroモバイルは7月15日、記者向けの説明会を開始し、2021年4月より開始した「バリュープラス」の状況や今後の予定などを発表しました。
新たな取り組みとして、AIによる帯域の自動割当を開始しており、今後もオートプレフィックスによる専用アプリ無しでの通話料半額や5G通信への対応などの予定を発表しました。
目次(見たいところからチェック!)
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
新規契約者数は前年同期の4.7倍に
nuroモバイルは2021年4月より新プラン「バリュープラス」を開始しました。格安SIM業界のなかでも最安値帯にあり、注目を集めています。この新プランの効果もあり、nuroモバイルの新規契約者数は2020年第1四半期と比べて2021年は4.7倍に増加しているとのこと。
また、MMD研究所によるnuroモバイル バリュープラスに関するユーザー調査(2021年5月19日~5月24日)を実施しており、そこではプランに満足しているユーザーは93%という極めて高い数値になっています。バリュープラスを勧めたいか、という質問に対しても推奨者が前回(2020年11月~12月実施)の18%から44%へと大幅アップしました。
今後に期待することとしては、安定的に通信速度が出ることが49%と最も多く、専用アプリ不要で安く通話できること、専用アプリなどが続きます。
AIによる帯域の自動割当を開始
nuroモバイルではソニーグループのAI技術を応用し、必要な帯域の自動割当をすでに開始しています。これはプラン全体の通信量の実績から未来の通信量を予測し、全体に対する帯域の割当を自動で実施するというものです。(ユーザー個別の通信を制御するものではありません。)これにより帯域利用を効率化しています。
これの効果もあるのか、当サイトの速度測定でもnuroモバイルは最近なかなか良いところにあります。
2024年10月11日追記:
ソニーグループのAI技術を使った帯域割り当てについては、2024年10月時点では行わなくなったそうです。
専用アプリ不要で国内通話料を半額に
現在はnuroモバイルでんわとして『0037ダイヤラー』というアプリを使うか、自分で電話番号の前に「0037-692」という番号をつけて電話すると国内通話料が22円/30秒から11円/30秒へと割引されます。
このプレフィックス番号を専用アプリ無しで自動的に付与する00XY自動付与機能(オートプレフィックス機能)が、今後提供予定です。まずはドコモ回線から、年内開始予定となっています。
今秋にも5G対応開始
格安SIMでも徐々に始まりつつある5Gへの対応は、nuroモバイルでも2021年秋までに開始予定となっています。5G対応での月額基本料金は0円の予定。
初期費用0円キャンペーン実施中
nuroモバイルでは現在公式サイトから音声通話付きSIMを申し込むと登録事務手数料3,300円が0円になるキャンペーンが実施されています。
適用条件:
音声通話付きSIMのVS(3GB)・VM(5GB)・VL(8GB)プランのいずれかに、新規または他社からの乗り換え(MNP)で申し込みすること。
VSプラン | VMプラン | VLプラン | ||
---|---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 5GB | 8GB | |
月額料金 | 音声通話 | 792円 | 990円 | 1,485円 |
データ通信 + SMS | ||||
データ通信専用 | 627円 | 825円 | 1,320円 | |
Gigaプラス (3か月ごとに付与) |
– | 3GB | 6GB |