寒い季節になると温かい飲み物が美味しいですよね。仕事のお供のコーヒーも、この季節はホットが良いです。
そんなコーヒーを温め、保温してくれるのがマグウォーマー。最近ではUSBで電源を取るタイプもたくさん出ていますが、更に一歩進めてQiワイヤレス充電器にもなるマグウォーマーがCIOから発売されました。
CIOよりレビュー用に提供していただき、1週間ほど使ってみましたので紹介していきます。
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いつでも温かい飲み物を
提供いただいた「CIO-MGW-QI10W」はマグウォーマーとQiワイヤレス充電器が1つになった2Wayマグウォーマーです。専用セラミックマグと専用コースター型チャージャーで、中の飲み物を40~55℃のちょうどよい温度に保ってくれます。
マグカップの容量は約350mlと、けっこう大きいです。だいたい缶コーヒー2本が溢れるかどうかくらいですね。マグカップとカバーを合わせると433gと、なかなか重いです。
マグカップをコースターの上に乗せるとLEDがゆっくり点滅して温められます。基本的にはもともと温かい飲み物を40~55℃くらいに保温するものですので、冷めた飲み物を置いても温かくなるのには時間がかかります。(時間をかければだんだんと温まります。)
専用コースターにセンサーがあり、そこにうまく乗せないと作動しません。うまく乗ってるかどうかはLEDランプの動きでわかるので数回使えばコツは掴めるでしょう。
私はいつも朝の作業開始時にコーヒーを用意します。朝ホットで入れたコーヒーが、このマグウォーマーを使って夕方までちゃんと温かいままなのは、かなり嬉しいです。
ちなみに、安全のために8時間で保温は停止します。なので、不意に外出することになって置きっぱなしになってしまっても大丈夫です。
コースター単体でワイヤレス充電器
マグカップを外して、コースター単体になると「Qiワイヤレス充電器」となります。対応するスマホやイヤホンなどを乗せるだけで充電できます。
付属のACアダプタで接続していれば、Galaxyなら最大10W、iPhoneは最大7.5W、そのほかは最大5Wで急速充電できます。
ワイヤレス充電器は使ったことがある人ならわかると思いますが、意外に便利なものです。私ももうこれに対応してないスマホをメインにするのは考えられないほどです。
まぁ、今回の製品の場合はマグカップとセットなので、充電器を使いたいときはマグカップをどけなければならない、というのはあります。その時のマグカップ置き場に別のコースターを用意したら、それは本末転倒というもの。ちょっと悩ましいですが、朝コーヒーを用意して、夕方頃に飲み終えてカップは台所の流しへ、その後仕事終わりまでスマホをおいて充電しておく、という使い方がいいのではないでしょうか。
注意点もいくつか
ワイヤレス充電器としても使えるマグウォーマー、便利で面白いのですが、注意点もいくつかあります。
- 専用カップのみ対応
- マグカップの方にも仕掛けがあるようで、専用マグカップと専用コースターの組み合わせでないと作動しません。お気に入りのカップがある人には向きません。
- ポイントがずれると温まらない
- マグカップを置くときのポイントが割とコツが必要で、目を向けずに置くといつの間にか冷めてることがあります。ずれてるときはLEDが素早く点滅するのでわかるのですが、目視しないとミスりがちです。
- できれば付属のアダプタで
- 温めるのにもけっこうパワーが必要そうで、付属のACアダプタ(QuickCharge3.0対応)が推奨されています。PCのUSBハブからでも給電して温めることはできなくはないのですが、保温効果も弱くなます。
- 思ったよりも大きく重い
- 第一印象で「でかいな…」と思いました。缶コーヒー2缶分入るのは嬉しくもあるけど、ちょっと重いかなぁ、とは思います。
まとめ:冬のPC作業のお供にぴったり
温かい飲み物がずっと温かいのは良いですね。マグウォーマーとして使わないときもワイヤレス充電器として使えるのもGoodです。
最初は「充電器として使うときのマグカップの居場所は…?」などと思っていたのですが、基本的に夕方以降はコーヒーを飲まないようにしてるので「夕方まではマグウォーマー、夕方以降はワイヤレス充電器」として使うようになりました。
ワイヤレス充電に対応したスマホを持っていて、温かい飲み物が好きな人にはオススメしたい製品ですね。