Twitterが新機能「フリート」を公開!24時間で消える「いまを伝える新しい形」
Twitterは11月11日、新機能「フリート」を公開しました。24時間で消える限定的な投稿で、「そのとき伝えたい思いやできごとを、その熱量のままに伝える新しい形の会話」といいます。
Android版とiOS版のTwitterで利用でき、ウェブ版ではまだ利用できないようです。(アプリを最新版にしても、アカウントによってはまだ使えないこともあるかもしれません。)
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Fleets ~フリート~
フリートが有効になると、タイムラインの一番上に自分とフォローしてる人たちのアイコンが並びます。これがフリートで投稿してる人たちです。青線で囲まれてるのが未読のフリートがある人で、白線の場合は既読ということです。
アイコンをタップするとその人のフリートを見ることができます。
フリートを表示すると約5秒で次のフリートに移動します。同じアカウントで複数のフリートがある場合はそれに切り替わり、終わると次の人に移動します。なお、画面を長押しすると一時停止します。
このフリートは24時間だけ見ることができます。
自分のフリートを投稿する
タイムライン上部にあるフリートの左端に自分のアイコンがあり、それをタップすると自分のフリートを投稿できます。
テキストだけでも、画像を選んでその上にテキストを乗せることもできます。動画もOKです。ステッカーとライブ放送も、実装予定とのこと。
特定の人のフリートをミュートする
タイムライン上部に並んだフリートのアイコンを長押しすると、ミュートのメニューが出てきます。ここでその人のフリートだけをミュートすることができます。
なお、通常のミュートをしている場合はフリートも同時にミュートされるようです。逆に、通常のツイートはミュートしてフリートだけ表示、というのはおそらくできません。
フリートで知っておきたいこと
基本的には「24時間で消える一時的なツイート」のように見えますが、いくつか知っておいたほうがいい仕様があります。
足跡が残る
自分のフリートを確認すると、下の方に「**さんと○人が既読」と書かれており、それをタップすると読んだ人の一覧が表示されます。いわゆる足跡機能ですね。
ツイートをフリートで共有できる(通知は行かない)
タイムライン上の普通のツイートを、DMで共有するのと同じようにフリートで共有することもできます。また、自分のツイートがフリートで共有されても通知はきません。
自分のフリートは自分のフォロワーしか見ることはできないので、人のツイートを密かに自分のフォロワーに対して晒すことができてしまいます。
メッセージや反応はDMと同じ
人のフリートにメッセージを送信できることがあります。これはダイレクトメッセージとして相手に送られます。なので、ダイレクトメッセージを送れない相手にはフリートからもメッセージを送れません。
テキストのメッセージはまだ「ダイレクトメッセージ」と表示されるのでわかりやすいのですが、絵文字での反応だけの場合はそれもないので気軽に送れてしまいます。
メッセージや反応を送られると、送られた側には普通のDMとして、フリートのスクリーンショットと一緒にメッセージまたは反応の絵文字が送られます。
日本のユーザーにかかる期待
Twitterは、通常のツイートが「あまりにオープンなうえ消されることなく残り続けるもの」なのでツイートすることに躊躇してしまう、なのでもっとリラックスして気軽にできる「フリート」を公開したといいます。これを新しい会話の形としていますが、実際の会話はダイレクトメッセージで行うことが想定されているようですので、会話の入り口を作ったということでしょうか。
また、「日本はTwitterが最も多く利用されている国の一つであり、また日本の皆さんはTwitterを巧みに使いこなしています。その日本で、皆さんがどんなふうにフリートを使うのか、私たちは大変注目しています。」ともいいます。実際、フリート機能が公開されてからわずか数時間で様々な検証が行われ、使い方が提案されています。「自分のフォロワーにしか届かず、それに対する反応もダイレクトメッセージなのでクローズドであり、24時間で消える」という特性を活かして…どうなるんでしょうね。
新機能のFleets(フリート)が登場👋
Twitter上での新たな会話方法が誕生しました。
日本の利用者の皆さん、順次ご案内予定です! pic.twitter.com/QAYxDdRfnN
— Twitter Japan (@TwitterJP) November 10, 2020
参考情報
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。