KDDI、楽天モバイルへのローミング提供を東京都については2021年3月末に原則終了
KDDIが楽天モバイルへと提供しているローミングが、東京都については2021年3月末に原則終了となることがわかりました。つい先日、東京・大阪・奈良の一部で終了する予定が明らかになったばかりですが、それに加えられた形となります。
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東京都でのローミング提供は2021年3月末に原則終了
KDDIの楽天モバイルへのローミング提供は楽天モバイルの立ち上げに際して、暫定的な措置として2026年3月末まで行われているものです。対象エリアは「東京23区、名古屋市、大阪市および局所的なトラヒック混雑エリアを除く全国エリア」および「地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設や観光名所等の一部」となっています。
ただし、「都道府県毎に楽天モバイル株式会社の自前エリアの人口カバー率70%を上回った時点で両社の協議を以て、各都道府県のローミング提供の継続・終了を決定」するとされて折り、要するに楽天モバイルの自社回線の用意ができたところから準備ローミングは終了するということです。
これに伴って10月22日には東京・大阪・奈良の一部で終了する予定が発表され、すでに終了してる地域もあるようです。
それからまだ数日ですが、KDDIの「楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について」のページに「東京都については2021年3月末に原則終了」という文が追加されていました。楽天モバイルの自前エリアが東京都で人口カバー率70%を上回ったということでしょう。
ただ、現時点では東京都内でも頻繁にパートナー回線になることがあるようなので、これが3月末にローミングが終了したとき、どうなるのか注目です。ちょうど「1年間無料」が始まったのが4月初めなので、ここで一気に繋がりにくくなってしまったら、そこで解約してしまう人も多くいることでしょう。それまでにどこまで整備できるのか…。
参考情報
- 楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について | 公開情報 | KDDI株式会社
- 楽天モバイル向けローミングサービス提供エリア | 公開情報 | KDDI株式会社
- 通信・エリア | 楽天モバイル
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
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スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。