SOUNDPEATS TrueFree2 レビュー:イヤーフックでフィット感が向上!人気モデルの後継となる完全ワイヤレスイヤホン
SOUNDPEATSより、完全ワイヤレスイヤホンTrueFree2をレビュー用に提供していただきました。
以前レビューしたTrueFree、TrueFree+の後継機となるイヤホンで、充電がType-C接続になり、音質も向上、そしてイヤーフックが付いたことで耳へのフィット感も向上しています。
- 基本機能はありつつリーズナブルな価格
- イヤーフックで確かなフィット感
- IPX7の防水性能
- Type-C充電
- イヤーフックは耳に合わないと痛いかも
(2020年8月27日)現在の価格は3,980円ですが、商品ページに15%オフクーポンがあるので597円引きとなって3,383円で購入できます。
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SOUNDPEATS TrueFree2の特徴
SOUNDPEATS TrueFree2は3,000円台で購入できるリーズナブルなカナル型完全ワイヤレスイヤホンです。以前レビューしたTrueFree、TrueFree+の後継機です。かなり売れたというこの2つの後継機というだけあって期待が持てます。とは言え、性能の良さというよりも性能と価格のバランスが良いという印象です。
イヤーフックでフィット感アップ
最近あまり見ることがなかったのですが、Truefree 2には取り替え可能なイヤーフックが付いてます。これにより耳へのフィット感がアップ。完全ワイヤレスイヤホンでの「外れてしまうのでは」という不安を取り除きます。
IPX7の防水
TrueFree+ではIPX4だった防水等級がIPX7まで上がりました。厳密にはIPX6までとIPX7では基準が異なるので単純に3段階レベルアップというわけではないのですが、しっかり安心できるレベルです。
Type-C充電
従来機ではMicro USBだったケースの充電ポートがType-Cになりました。最近はほとんどのスマホがType-Cなので、イヤホンもType-Cに統一したいですよね。
製品仕様
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.0
Bluetoothプロファイル HSP 、HFP 、 A2DP、AVRCP
チップセット Realtek8763VHC
最大通信距離 10m(障害物なし)
イヤホン再生時間 約4時間
イヤホン充電時間 約2時間
充電ケース充電時間 約2時間
充電ケースの最大給電回数 4回
サイズ(L×W×H) 27.7*20.8*24.9mm(イヤホン本体)
SOUNDPEATS TrueFree2の外観
SOUNDPEATS TrueFree2の内容物は上の写真の通り。本体のほかにマニュアル類とUSBケーブル、イヤーチップのサイズ違いが2種類とイヤーフックも最初からついてるもの以外に3つあります。
ケースはつや消しでテカテカした安っぽさはありません。店面にSOUNDPEATSのロゴが彫り込まれています。
底面に各種マーク。黒いケースに黒で書かれているので目立ちません。
重量は片耳4.7gで、完全ワイヤレスイヤホンとしては平均的なものです。耳につけていて気になるものではありません。
イヤーフックでフィット感がいい
TrueFree2の大きな特徴でもありますが、取り替え可能なイヤーフックが付いてます。これを耳にうまくはめ込むことでフィット感がよりアップします。
実際に付けてみると、その安定感はかなりのもの。頭を振っても外れるどころかズレる気配もありません。
ただ、耳への負担が大きくなるので、合わない場合は長時間着けていると痛くなってきます。なので大きさ違いのものがもう1セット付いており(合計2種類)私も少し小さい方を付けています。こちらなら負担もまだ軽く感じます。
イヤーフックがあるおかげでフィット感は上がるのですが、耳に合わないと長時間つけるのが難しいので良くも悪くもあるポイントです。
ボタン式コントロールの押し心地
TrueFree2のコントロールはロゴマーク部分を押し込むボタン式です。カチッと確かな感触があり、誤動作も少ないのは良いところです。
再生/一時停止 | どちらかのイヤホンを1回押す |
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音量アップ | 右イヤホンを2回押す |
音量ダウン | 左イヤホンを2回押す |
次の曲 | 右イヤホンを1.5秒長押し |
前の曲 | 左イヤホンを1.5秒長押し |
通話の応答 | どちらかのイヤホンを1回押す |
通話の終了 | どちらかのイヤホンを1回押す |
通話拒否 | どちらかのイヤホンを1.5秒長押し |
音声アシスタントの起動 | どちらかのイヤホンを3回押す |
あまり使わないかもしれませんが、従来機で対応してなかった音量操作に対応してるのはポイント高いです。ただ、次曲などの長押しはボタン式ではさすがにきついと思います…。
十分なバッテリー
バッテリーはイヤホン単体で4時間、ケースを含めて20時間の再生が可能です。ケースのバッテリーがTrueFree+よりも短くなってしまいました。
実際に試したところ4時間にわずかに足りない程度でバッテリーが切れました。まぁだいたいスペック通りですね。4時間聞き続けることもそうないでしょうし、お出かけの際もケースを持っていけば20時間なので心配ありません。
向上した音質
TrueFree2は6mm小型の音質増強の複合振動板を使用したドライバーユニットが搭載されており、前作よりも音質は良くなっています。いわゆるドンシャリ傾向があり、低音がズンドコ響きますね。慣れてくるとそう気にならないのですが。
この3,000円台で購入できるイヤホンとしては十分合格点でしょう。
まとめ
コントロールがボタン式であることと、イヤーフックが合う合わないことがある、というのはありますが、全体的には価格に対してのバランスが良いイヤホンだと思います。
普通に使えてよく売れたTrueFree+からも着実に良くなっているように思えます。価格は同じなので、今から買うなら間違いなくこちらでしょう。Micro USBからType-Cになってることも考えると、買い替えも十分にアリだと思います。
そこまでこだわりはしないけど、完全ワイヤレスイヤホンに興味がある、という人にはなかなかいい選択肢でしょう。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。