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AndroidのOSバージョンシェア 2020年5月 : リリースから8ヶ月ほど経ったAndroid 10はわずか8.2%

以前GoogleはAndroidのデベロッパー向けサイトにおいてAndroidのOSバージョン別シェアを公開していました。ですがそれは2019年5月を最後に途絶えており、現在は「Android Studioで新規作成するときに確認できる」と案内しています。

この確認できる画面がどれくらいの間隔で更新されてるのか、またどういった方法で集計されてるのかは不明ですが、2020年5月2日時点でのデータを紹介するとともに、当サイトにアクセスした端末でのデータも紹介・比較していきます。

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バージョンシェア

上の図はAndroid Studioで確認できるAPI Version Distributionです。このAPIレベルを対象としたアプリなら何%のデバイスに対応するアプリとなる、ということです。バージョンが低いものを対象にすれば多くのデバイスが対象となりますが使える機能が制限され、逆にバージョンが高くなれば対象となる(そのアプリを使える)デバイスは少なくなりますが使える機能は多くなるということです。

この図から計算して、各OSバージョンのシェアを算出しました。

バージョン コードネーム シェア
(2020.05)
4.0 Ice Cream Sandwich 0.2%
4.1 Jelly Bean 0.6%
4.2 0.8%
4.3 0.3%
4.4 KitKat 4.0%
5.0 Lollipop 1.8%
5.1 7.4%
6.0 Marshmallow 11.2%
7.0 Nougat 7.5%
7.1 5.4%
8.0 Oreo 7.3%
8.1 14.0%
9 Pie 31.3%
10. Android 10 8.2%

Android 9 Pieが31.3%と最も多いバージョンになっています。リリースから8ヶ月ほど経ったAndroid 10は8.2%です。もう少し伸びて欲しいところですが…。古い方ではAndroid 6.0 Marshmallowが未だに10%以上いるというのは恐ろしいですね。

orefolderの場合

参考までにorefolder.netにアクセスしたAndroid端末のバージョンシェアとその比較を掲載します。(うちのサイトも日本の平均というわけではありませんし、だいぶ最新バージョンよりになりますが。)こちらのデータはGoogleアナリティクスで集めたデータで、2020年5月1日までの7日間のものです。

バージョン コードネーム シェア
(2020.05)
4.0 Ice Cream Sandwich 0.1%
4.1 Jelly Bean 0.0%
4.2 0.2%
4.3 0.0%
4.4 KitKat 0.4%
5.0 Lollipop 0.9%
5.1 1.6%
6.0 Marshmallow 3.0%
7.0 Nougat 5.1%
7.1 2.3%
8.0 Oreo 9.9%
8.1 2.9%
9 Pie 42.6%
10. Android 10 31.0%

世界での動きに比べるとかなり最新バージョンに寄ってます。まぁ当サイトに訪れるような人であれば、ガジェット系に興味ある方が多いのでこういう傾向になるのは当然といえば当然なのですが。それでも最新のAndroid 10はまだ3割程度でしかないんですね。1年前はAndroid 9が39%だったのですが、それに比べるとだいぶ少なく感じます。


Android Studioでのバージョン情報がどの程度の間隔で更新されてるのかは不明ですが、今後も月1回程度の頻度でチェックして当サイトのものも含め記録していきたいと思います。

参考情報

モバイルバージョンを終了