仕事場ではマナーモード、自宅では鳴らす、Pixelシリーズの「ルール」で自動化
先日のPixel端末の機能追加「feature drop」と一緒か少し前から、Pixel 3やPixel 3a、Pixel 4の設定に「ルール」というものが加わってます。(もっと前からあった人もいたようです。)
これは指定したWi-Fiネットワークや場所に入った時に、自動でマナーモードにしたり、逆に音を鳴らすように設定できる機能です。そういった事ができるアプリはこれまでもありましたが、端末の機能として組み込まれました。
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ルールの設定
「ルール」は、設定のシステム→詳細設定の中にあります。そんなに頻繁に見るところでもないので気づいてなかった人も多いでしょう。
「ルール」の設定にはいると、まずこの機能にバックグラウンドでの動作を許可するように求められます。実際、位置情報など使ってバックグラウンドで自動で設定変更する機能ですからね。画面の案内に従って許可しましょう。
いったん許可したものを取り消したい場合は設定→アプリと通知からできます。
準備ができたので「ルールの追加」をタップして設定しましょう。
「ルール」でできるのは、「Wi-Fiか場所」を条件(トリガー)にしてスマーフォンのマナーモードや音の設定を変更するということです。
Wi-Fiの場合は、今まで接続したことがあるものなどが表示されます。今掴んでるWi-Fiだけじゃないので、家にいながら会社のWi-Fiを使って設定もできます。
場所の場合は住所で指定します。郵便番号でも大丈夫ですが、表示された地図を動かして細かく調整することはできません。なのでなるべく正確な住所のほうがいいです。その地点を中心に半径80mから738mで設定できます。
設定できるのは以下の4つのうち1つです。
- マナーモードをONにする
- スマートフォンをサイレントに設定
- スマートフォンをバイブレーションに設定
- スマートフォンを着信音に設定
場所を仕事場や最寄り駅に設定してマナーモードをONしたり、家のWi-Fiにつながったら着信音に設定(マナーモードの解除)するようにすれば、便利そうです。
「ルールが有効になったら通知を送信」にチェックを入れておくと、実際にマナーモードになったときなどに上の画像のような通知が届きます。
まとめ:今後に期待
正直、できることがマナーモード関係のみなので、今ひとつといったところです。便利なことは便利なんですがもう少しできることが増えてほしいです。
条件に関しても、設定した場所に入った時だけでなく、逆に範囲から出た時にというのもトリガーに出るともっと活用の幅が上がるのではないでしょうか。
とりあえず現在はPixel 3 / 3a / 4で利用できる機能です。もう少し機能が増えて、Android標準の機能として組み込まれると嬉しいですね。とはいえ今のままでも十分有用ですので、ぜひ活用してみてください。
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OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。