USB PDとQC3.0対応のコンパクトな充電器「RAVPower RP-PC108」レビュー
最近モバイル機器の充電環境を見直し始め、旅行やお出かけの際に持ち運びやすいコンパクトな充電器を探していました。ちょうどそんなタイミングでRAVPowerから発売された小型の充電器「RAVPower RP-PC108」が発売されたので購入してみました。
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
RAVPower RP-PC108の製品仕様
サイズ | 約49×49×30mm |
---|---|
重量 | 約70g |
入力 | 100-240V |
USB−C PD出力 | DC5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A, 最大18W |
USB−A QC出力 | DC5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A, 最大18W |
特徴 |
|
RAVPower RP-PC108は、USB Power Delivery(以下、PD)対応Type-CポートとQuick Charge3.0(以下、QC3.0)対応Type-Aポートを搭載。独自の急速充電規格「iSmart2.0」によって充電するデバイスに合わせて最適な電流を送り、効率的に充電することができます。
充電保護・過放電保護・過熱防止・漏電保護などマルチ充電保護システムを搭載し、もし故障した場合でも18ヶ月+12ヶ月(製品登録後)の保証が付いているので長期間安心して使えます。
開封の儀
パッケージは爽やかなブルーが目に留まるデザイン。ちょっとAnkerっぽさもありますね。背面には製品仕様や認証情報が印字されています。
付属品は充電器本体、取扱説明書と製品保証書のみ。ケーブル類は付属しないので別途用意してください。
丸っこいボディが可愛い
これまで購入してきた充電器は角ばっていてゴツい印象がありましたが、この商品は四隅や側面に丸みがあって持ちやすくビジュアル的にも可愛らしいデザインです。
正面にRAVPowerのロゴが彫り込まれています。
底面には商品仕様が印字されています。PSEマークも充電器本体に記載されています。
プラグ部分は折りたたみ可能ですが、若干プラグの先端が飛び出しているので他の端末を傷つける可能性はあります。
手のひらサイズのコンパクトさが良い
RAVPower RP-PC108のサイズは約49×49×30mmと小さく、手のひらにすっぽり収まります。
手持ちの充電器と比べてみました。左から順にNimaso USB Type C & 2 USB-A充電器、Tronsmart W2DT USB PD Wall Charger、RAVPower RP-PC108(本製品)、iPhone付属の充電器です。
厚みはどの充電器もほとんど同じですが、縦の長さが3分の1ほど短くなっています。iPhone付属の充電器の2個分くらいのサイズ感です。
利用者の多いAnker PowerPort 4 と比べるとこのくらい。ポート数は4つ→2つと半分になってしまいますが、USB PDやQC3.0に対応しているので急速充電できるのは便利です。
本体重量は70gと軽く、比較した充電器の半分くらいの重さしかありません。その分出力できるW数は落ちてしまいますが…。
USB PDとQC3.0の急速充電に対応
上がUSB PD対応Type-Cポート(最大18W出力)、下がQC3.0対応Type-Aポート(最大18W出力)です。2ポート合計5V=3A 15W出力となるためご注意ください。
試しにType-CポートでPixel 3を充電してみたところ、画面に「急速充電中」と表示されて充電が開始しました。通電が開始すると通電確認のランプが点灯します。
一般的な5V/2.1Aの充電器と比べても圧倒的に充電スピードが早く、高出力のおかげでiPhone XSなら約2時間、Galaxy S9は約1時間44分、Pixel 3は約1時間40分(実測値)で100%に出来ます。
使用したケーブルは以下の商品です。
ケーブルが細くて取り回しやすく、適度に長さもあるので便利です。
QC3.0に対応したType-AポートでHUAWEI P20 Proを充電したところ、こちらも同じく急速充電で充電出来ました。2ポート同時に充電すると通常の5V/2.1Aで充電されます。
まとめ: スマホやタブレットに最適なマルチポートUSB充電器
本製品は最大で18WなのでノートPCの充電には基本的に対応していません。そもそも給電が開始されなかったり、仮に充電されても充電スピードが物凄く遅いのでスマホやタブレットなどの充電に向いています。
カバンに入れても気にならない軽量でコンパクトなサイズ、かつ高出力に対応した充電器を探している方には有力候補となりそうです。
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。