LINEモバイルからOCN モバイル ONEにMNPで乗り換えたのでその手順と記録
先日発売されたAQUOS R2 Compact SH-M09ですが、OCN モバイル ONEが新生活応援プライスでかなりお得な価格になっており、さらに新生活応援割で月額基本料も24ヶ月割引になるということでMNPして契約・購入しました。
新生活応援プライスと新生活応援割でお得になっているOCNモバイルONEの紹介と、今回のMNPでの手順などを書いていきます。
- OCN モバイル ONEの新生活応援プライスと新生活応援割
- LINEモバイルからOCN モバイル ONEへMNP
- 今回のMNPと端末購入でかかった費用
- OCN モバイル ONEへMNPするときの注意点
- まとめ
- 本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
OCN モバイル ONEの新生活応援プライスと新生活応援割
OCN モバイル ONEでは2019年3月1日現在、「新生活応援プライス」と「新生活応援割」というキャンペーンを開催しています。今回のMNPではこれがかなりお得だったので実行できたというのが大きいです。
新生活応援プライス
新生活応援プライスは、その名の通りスマホがお得な値段になっているものです。現在の対象端末はHUAWEI nova lite 3とAQUOS R2 Compact SH-M09の2機種です。
音声対応SIMの契約が必須となりますが、HUAWEI nova lite 3が8,800円(税込9,504円)、AQUOS R2 Compact SH-M09が47,800円(税込51,624円)という激安特価になります。
オプションで更に安く
+あんしんモバイルパック
また、上記のオプションを同時申し込みすると端末価格からさらに値引きされます。「OCNでんわかけ放題」をつけると2,000円オフ、OCNでんわかけ放題にプラスして「あんしんモバイルパック」をつけると5,000円オフとなります。
新生活応援プライスで税抜8,800円となったHUAWEI nova lite 3はオプション割引をフル活用すれば税抜3,800円という激安も激安価格になります。
新生活応援割
新生活応援割は、2019年3月31日までの期間中にOCN モバイル ONE 音声対応SIMを新規で契約(またはすでにOCNモバイルONEを利用中で更に音声対応SIMカードを追加)すると、利用開始月の翌月から24カ月間、月額基本料が毎月320円(税込345.6円)割引されるというものです。
例えば日次コースの「110MB/日コース」であれば通常の月額料金1,600円が1,280円(税込1,382.4円)に、月次コースの「3GB/月コース」なら通常の月額料金1,800円が1,480円(税込1,598.4円)になります。
320円×24ヶ月なので、合計7,680円のお得です。
今回の私の場合、オプションは付けなかったので端末(AQUOS R2 Compact SH-M09)代金は47,800円です。月額料金も新生活応援割によって2年間で7,680円割引となるので、それを見越せば実質40,120円です。ほかの格安SIM会社や家電量販店とも価格比較してみましたが、安くても6万5千円から7万円程度なので、OCN モバイル ONEは他社よりも圧倒的に安いと言えます。(MNPで最終的にかかったお金はあとでまとめます。)
LINEモバイルからOCN モバイル ONEへMNP
ここまで書いたキャンペーンから、OCN モバイル ONEで購入することに決めました。これまでは音声通話できるメイン回線はLINEモバイルだったので、これをMNP(携帯電話番号ポータビリティ)で電話番号はそのままにOCNモバイルONEへと乗り換えました。
続いて、MNPしてちゃんと使えるようになるまでの手順を書き残していきます。
LINEモバイルでMNP予約番号を入手
まずは転出元となるLINEモバイルで「MNP予約番号」を発行します。これはLINEモバイルの場合はマイページから申し込みができます。
画面の案内に従って必要項目を入力していくだけなので難しいことはありません。
LINEモバイルでMNP予約番号を発行する場合、途中の説明で「発行までには3日間程度かかります」「翌日以降3日以内にMNP予約番号をお送りします」などと書かれています。発行までに時間がかかる場合があるので、できるなら余裕を持って発行しましょう。
私の場合は2月19日の夜に発行申し込みをして、翌20日の朝9:01にMNP予約番号がメールで届きました。ネット上でのほかの体験談を見ると30分程度で送られてきたという例もあるようです。私が翌日になったのはおそらく営業時間外だったからでしょう。なので土日を挟んだりすると3日程度かかるのかもしれません。
新生活応援プライスで端末購入申し込み
MNP予約番号を発行したら、OCN モバイル ONEのサイトに行き、購入手続きです。AQUOS R2 Compactは右のバナー画像からどうぞ。
MNPでのスマホセット購入には以下のものが必要となります。チェックしておきましょう。
- クレジットカード(料金支払い用)
- 本人確認書類(申込みに必要)
- MNP予約番号
申込情報の入力
スマホを選んだあとはプランやオプションの選択です。それぞれ選んでいくと初期費用や月額料金がどうなるのか、すぐに計算されて表示してくれるのでわかりやすいですね。
私の場合は110MB/日コースを選んだので、初期費用が50,800円、月額料金が1,600円です。(翌月以降はここから新生活応援割で320円引かれます。)
SIM支払い情報の入力
料金支払いに使うクレジットカードや契約者の情報を入力していきます。
入力が終わると「お申込内容のご案内」というPDFをダウンロードできるようになります。申込みが一段落して気が抜ける時ですが、このPDFを保存するのを忘れないでください。これに書かれているIDなどがサービス開始手続きで必要となります。これがないと利用開始できなくなるので、必ず保存してください。
本人確認書類のアップロード
「お申込内容のご案内」のPDFをダウンロードしたら、次に「本人確認書類のアップロード」を行います。申し込みをすると送られてくる「ご注文の確認」メールに書かれているURLからも手続きできますが、すでにボタンが表示されているので、その場でサクッと終わらせてしまいましょう。
本人確認として使えるものは以下です。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
- 在留カード
- 外国人登録証明書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- その他利用できる本人確認書類
また、手続きは上記書類をスマホやデジカメで撮影し、専用URLからアップロードする形になります。この撮影画像の条件は以下の通りです。
- ファイル形式:JPEG
- 確認書類全体像必須
- ファイルサイズ:1枚につき最大3.0MB(推奨:100KB以上)
- マクロ撮影モード推奨
- 画質設定:標準モード、または、ファインモード相当以上
- 目安となる解像度/画素数: 2048×1536/300万画素~3264×2448/800万画素
ここまでやったら、あとはSIMとスマホの到着を待ちましょう。
スマホとSIMの到着
20日の9時半ごろに申込みをし、25日に発送メール、SIMとスマホが届いたのが26日のお昼くらいです。
スマホとSIMのほか、MNP開通手続きの案内や設定方法の案内、キャンペーンの紹介チラシが入っています。
AQUOS R2 Compactの開封の儀はコチラの記事で。
送られてきたSIMは、自分で使う大きさにカットする「マルチカットSIM」でした。au回線ではよく見る形式ですが、ドコモ回線では初めて見ました。最近だんだんこれに切り替わっているようです。
AQUOS R2 CompactはnanoSIMなので一番小さいサイズで切り取って、端末に挿入します。
これでさぁ設定して使い始めるぞ!と行きたいところですが、そのまえにMNP開通手続きが必要です。
MNP開通手続き
MNP開通手続きは、送られてきたセットに入っている案内の紙にQRコードがあるので、それを読み取るかPCでそのURLにアクセスします。このとき、OCNのマイページにログインする必要があり、それに必要な情報が「お申込内容のご案内」というPDFに書かれています。私はそれを忘れていたので、どこにIDにやパスワードがあるのかわからずしばらく困ってました…。
手続自体は簡単ですぐに終わるのですが、このマイページが一部スマホ対応されてないので、できればPCでアクセスするほうが見やすくていいと思います。(おそらくOCNのマイページは2019年2月現在でスマホ対応したものに切り替え中なのだと思います。もう少しすれば、きっとすべてスマホ対応された画面でできるようになると思います。)
手続き後、開通までの目安は申込み時間により以下の通りとなります。
申し込み時間 | 開通タイミング |
---|---|
9:00~20:59までに申し込みが完了した場合 | 申込み後すぐに開通 |
上記以外の時間に申し込みが完了した場合 | 翌9:00を目処に開通 |
あくまで目安なので、余裕を持って申し込みましょう。ちなみに私は申し込もうとしたらちょうどOCNのマイページがメンテナンスに入ってしまい、翌日まで申し込み自体ができませんでした。(申し込もうとアクセスしたら20分前からメンテに入ってたのです…。)タイミング、大事ですね。
申込み後、すぐに開通するので、MNPでの切り替えによる不通期間というものはほぼ存在しません。(比較的)自分の好きなタイミングで切り替えられるのは良いですね。
なお、この手続きはMNP予約番号有効期限の残日数が3日前まで可能です。MNP予約番号有効期限が過ぎると、自動で切り替わります。切り替わるタイミングは気にしない、手続きが面倒だと言う場合は、そのままでも切り替わるので大丈夫です。
開通手続きが終わったらAPN設定もやりましょう。スマホのシステム設定から、ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→詳細設定→アクセスポイント名と進み、OCN モバイル ONEを選びます。
選択肢にない場合は自分で追加が必要です。AQUOS R2 Compact SH-M09はOCN モバイル ONEで取り扱いがあるだけに、ちゃんとリストに入ってました。
これでMNP完了、無事にOCN モバイル ONEに乗り換えることができました。LINEモバイルからも、3月1日になって解約手続き完了のお知らせがメールで届きました。大きなトラブルなくMNP乗り換えできて良かったです。
今回のMNPと端末購入でかかった費用
今回のLINEモバイルからOCN モバイル ONEへのMNP(+ AQUOS R2 Compact SH-M09購入)でかかった費用は以下のとおりです。(税抜)
LINEモバイルでMNP転出手数料 | 3,000円 |
AQUOS R2 Compact SH-M09 | 47,800円 |
初期手数料 | 3,000円 |
SIMカード手配料 | 394円 |
新生活応援割キャンペーン(320×24) | -7,680円 |
合計 | 46,514円 |
新生活応援割キャンペーンはこれから24ヶ月に渡って割り引かれるのであくまで実質、といったところですが、MNP転出料と初期費用をまるごとカバーできるので強いです。46,514円、税込にすると約50,235円です。惜しくも5万円は切りませんでしたが、だいたいそれくらいです。安い…!
ちなみに、私の場合は毎月の速度測定があるのでMNP転出したはずのLINEモバイルもまた新規で契約し直さなくてはならないので、そっちの費用もかかるのですが、まぁそれを足しても安いのには変わりありません。
OCN モバイル ONEへMNPするときの注意点
私の場合は特に問題なくOCN モバイル ONEへMNPできましたが、いくつか注意点を書いておきます。
MNPできるのか確認しておこう
格安SIMの場合、MNPで転出する側と転入する側の組み合わせでMNPが不可能な場合があります。これについてはOCN モバイル ONEのサイトでも具体的な例は書かれていませんでした。
※ 移転元事業者によっては、本サービスへMNP転入ができない場合があります。あらかじめ移転元事業者へご確認をお願いいたします。
なので、サイト上の自動チャットで聞くのが早いです。
24時間いつでもすぐに答えてくれるので便利です。
OCN モバイル ONEを契約するお得なタイミング
OCN モバイル ONEは利用開始月の月額基本料金が無料になります。開始月の残りが20日あろうと3日だろうと変わりません。なのでできるだけ利用開始月のはじめに契約するのが(無料期間が長くなるので)お得です。
ではその利用開始月とはいつなのかというと、OCN モバイル ONEの場合は「申し込み手続きが完了した日の10日後を含む月」となります。つまり、3月1日に手続きが完了すると10日後の3月11日が含まれる月、つまり3月が利用開始月となって月額基本料金無料です。3月22日に手続きが完了すると10日後は4月1日になるので4月全部が月額基本料金無料となります。
ただ、手続き完了のタイミングが多少ズレる危険もあるので、10日後が翌月1日になる日よりも、多少余裕を持って契約するといいでしょう。概ね月末25日から月初にかけてが良いタイミングだと思います。
MNP予約番号の有効期限
MNPで会社を乗り換える際には、転出元からMNP予約番号を発行してもらいます。このMNP予約番号には有効期限「15日」があります。これを過ぎてしまうと発行手数料は取られたまま、MNPもできないということになります。無駄にしないためにも、ちゃんとMNPすることが決まってから発行しましょう。
また、OCN モバイル ONEへMNPする場合は、この有効期限までの残日数が12日以上である必要があります。発行直後は15日なので、それほど多くの時間はありません。気をつけましょう。
スマホが届くまでの時間
今回の私の場合、20日の9時半ごろに申込みをし、25日に発送メール、SIMとスマホが届いたのが26日のお昼くらいでした。土日を挟んでいたのが痛いですが、それがなくても意外と時間がかかります。
SIMとスマホがセットの場合ですが、おおむね4日から1週間程度かかるようです。すぐにスマホが欲しい!という場合には難しいかもしれませんね。気長に待ちましょう。
まとめ
数年ぶりにMNPでメイン回線を乗り換えました。格安SIMのMNPというと組み合わせでできないものがあったり、不通期間があるというイメージもあったのですが、それはもう昔のことでした。今はもう手続きもすごく簡単にできてしまいますね。
新しいスマホもかなり安く手に入ったので、大満足です。OCN モバイル ONEはスマホと音声通話SIMのセットで端末代がかなり安くなるセールをよく実施しています。回線自体も悪くないですし、シェアも高いです。欲しい端末があれば、新規契約なりMNPなり、行ってしまうのはアリですよ。
OCN モバイル ONEの特徴などについては、別のページでもまとめています。そちらもぜひ参考にしてください。
本記事に記載された内容は記事公開時点のものであり、必ずしも最新の情報とは限りません。記事をご覧いただく際には、最新の情報を確認するようお願いいたします。
OREFOLDER編集長。
1979年静岡県清水市生まれ、現静岡市清水区在住。
様々な巡り合わせから、このサイト1本で生活してる氷河期世代の一人。ガジェットに限らず広く浅く様々なものに興味があります。
スマートフォンは2010年にXperia SO-01Bを買ったのが最初。同時にb-mobile U300で格安SIMも始めました。これまでに数百台のスマホを手にし、格安SIMも常時20種類以上契約しています。